劇場公開日 2017年9月9日

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散歩する侵略者のレビュー・感想・評価

全256件中、1~20件目を表示

4.5「侵略者」と「散歩」。このギャップがすべてを物語る

2017年9月1日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

怖い

宇宙人による地球侵略もの、と聞けば大仰なSFスペクタクルを予想しそうだが、意外にも映画の中心は会話劇。それもそのはず、原作は舞台劇の戯曲で、これをホラーの名手・黒沢清監督が映画化した作品なのだ。

特撮も爆薬も使えない舞台で、宇宙人による侵略をどう具体化するか――そんな出発点から、人間の概念を奪うという基本コンセプトが生まれたのではないかと想像する。これなら、概念を奪う行為そのものは台詞と動作の演技で表現できるし、概念を奪われた人間の変わりようも、日常に突然生まれた非日常を可視化できる。

こうした原作のアイデアに黒沢監督の演出によるショッキングな場面とほどよいユーモアが加わり、さらに映画らしい派手なアクションシーンも添えられて、邦画のスケール感で十分に説得力あるSF侵略劇と相成った。「侵略者」という非日常と、「散歩」の日常。このギャップを無理なく繋げたところが本作の肝と言えよう。

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高森 郁哉

3.0愛に負けた侵略者

2024年12月8日
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りか

2.560点

2024年10月3日
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鑑賞方法:VOD

まさみちゃんが可愛いだけ

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たこまんま

4.0ALL YOU NEED IS LOVE

2024年9月27日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

幸せ

「回路」「CURE」好きなんで観てなかったが、新幹線移動時間を利用してようやく鑑賞。まさか黒沢清作品で涙腺決壊の危機に会うとは思わなんだ。長澤まさみの「遅いんだよ」と「私はもう十分だから」は効いた🥹 これ撮った人がなんでChimeに行き着くんだろ?監督も奪われたかな、アレ。東出くんのキャスティングがツボ過ぎ🤣 私はこの映画、かなり気に入りましたよ。

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くつむし

3.0出演料でお金なくなっちゃったかな

2024年8月19日
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鑑賞方法:VOD

知的

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premacy2010

2.5期待してたけど・・・

2024年8月13日
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鑑賞方法:その他
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JPwolf

5.0愛は決して絶えることはありません

2024年8月5日
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なんの前情報もなくみたので、あらSFものかーと思って間違えたなーなんて最初思いましたが、想像以上に僕には意味がありました。

人間側が頼りなくて、弱すぎてとても謎で不安でしたが、この作品が言いたいのはそういうことじゃあないから別にいいよね。

聖書をまる読みする牧師から、
愛の概念を奪えないのがとても良かった。

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トロイメライ

3.5SFって、やっぱり難しい

2024年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

2017年 日本のSF作品
テーマは「愛」だろう。
ただその愛は必ずしも普遍的概念ではなく、「日本人が考える愛」になっている。
人間の持つ「概念」を奪うことで人間というものを知ろうとする宇宙人
彼らの目的は「侵略」
概念を奪われた人間は、その概念がすっぽりと抜け落ちてしまう。
地球に到着した宇宙人は3名
それぞれ概念を奪いながら3人がその概念を一つにして「侵略」するのが目的。
しかし、
人間を侵略したいのか地球を侵略したいのか?
地球を侵略する場合、一気に人類を殺害してしまえば済む。
実際火の玉のような攻撃を加え始めた。
人間の概念を奪うことでその人から概念が抜け落ちるのは、宇宙人にもわからなかったこと。
人間というものを理解すると同時に人類を攻撃できる理由が分からない。
人間の概念を奪う目的が侵略とどのようにつながるのかいまひとつわからなかった。
さて、
2017年 この時代はまだ日本のSFの概念がこのあたりにあることが伺える。
すでに古いとしか言えない。
この点が残念だった。
ただ、
なぜ宇宙人が攻撃をやめたのかを明確にしなかった点は良かった。
描けばしつこくなる。同時につまらなくなる。
逆に、
宇宙人は最初どのように人間の脳に寄生したのかを描いてほしかった。
「2か月後」のシーンで、ラボの小泉今日子さんが「ナルミさんの症状だけ事例がない」というようなことを言う。
しかし、ホテルでナルミはシンジに「私から愛を奪って 愛はなくならない」とも言っている。
ここに統一性がなくSFとしての描き方にブレがある。
実際ナルミは愛を奪われた。
しかし、その代わり人類は助かった。
「人類が抱えてきた山のような問題を一から考え直すことができた」
それは愛という代償の産物だったのか?
「愛と犠牲」
この概念が抜けきっていない、時代。
2005年の映画「宇宙戦争」
あれよあれよという間に侵略される地球
人間と水が食料
しかし、細菌や微生物によって侵略を断念した宇宙人
この緊迫さとリアルさが欲しかった。
全体的に面白いものの、SFとしての設定のブレはあってはならない。
だからSFは難しい。
「愛」
そしてシンジは最後に言う。
「ずっとそばにいるよ 最後まで」
表現的にも非常にわかりやすい。
しかし愛は奪うことなどできないということを描くことで、この作品はめちゃくちゃよくなったと思う。
プロットはしっかりしていたので惜しかった。
最後にどうしても日本人的な概念を持ってきたかったのだろうが……

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R41

2.5どこか不思議な展開

2023年6月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

長澤まさみ扮するイラストレーター加瀬鳴海は、松田龍平扮する浮気していた夫加瀬真治が何かしら呆然としてしまった事にあきれた。
どこか不思議な展開で、殺人事件があったり地球が侵略されると言う話があったり概念を集めたりとか。 そうそうたる俳優陣だったけど、あんまり面白くなかったな。

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重

0.5侵略の目的…

2022年8月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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KEI

3.0終始、奇妙な感がする映画だった。 宇宙人が侵略しているのに、人間と...

2022年6月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

終始、奇妙な感がする映画だった。
宇宙人が侵略しているのに、人間とのやりとりとの滑稽さ。
観ていて不思議な感じだったけれど、そこがおもしろいのかもしれない。
やっぱり愛は大切なもの。愛は地球を救うでした。

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よっしー

3.0GPS装置を渡すなんて卑怯ですね。卑怯だろ~?

2022年4月18日
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鑑賞方法:映画館
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kossy

3.5愛は人類を救う

2022年3月27日
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鑑賞方法:VOD

知的

しかし面倒くさいことをするエイリアンだな。変わったエイリアン映画。
様々な概念を奪っていったが、やはり平和のために一番大切なものは「愛」ということなのでしょう。
もしかしたらプーチン大統領は愛という概念をエイリアンに奪われてしまったのかもしれませんね。

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光陽

2.0無理があるかな

2022年1月14日
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これ原作あるんかな?
映像化は厳しいと思った
小説で読みたかった作品やね(あるかどうか知らんけど)
役者も悪くないし内容もいいんやけど
監督がどうとかでもないし
実写は無理やろ

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w_MAXL_rose

3.0【沢山の違和感を感じつつも最後まで観させてしまう演出】

2021年12月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

単純

・2017年公開の日本のエイリアン系SFドラマ映画。
・劇団イキウメの舞台作品がもととして、黒沢清監督が製作した映画のようですね。
・鳴海(長澤まさみさん)の夫(松田龍平さん)が、行方不明の状態からようやく帰ってきたら別人の性格。夫は「僕は宇宙人」「地球を侵略しに来た」「君にガイドしてほしい」といった信じられない事を鳴海に伝える。一方、桜井(長谷川博己さん)という週刊誌記者の元にも高校生くらいの男女の宇宙人が「僕たち宇宙人」「ガイドしてよ」と現れる。人間に乗り移った3名の宇宙人は、地球上で人間の概念を、人間の頭の中から集めて自分たちの星に送ると、地球の侵略が始まる。半信半疑で宇宙人のガイドをするうちにこれから地球侵略をしようとしている宇宙人と共感し始める鳴海と桜井。彼らは、宇宙人は最終的にどうするのか。 という大枠ストーリー。

[お薦めのポイント]
・「概念を奪う」という奇抜な設定

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

[物語]
・前知識なく鑑賞しました。パッと見た印象は「スケール大きな話をこじんまりと表現している物語」と映りました。しかし後で、もとは舞台作品と知り、なるほど、舞台でやったら面白そうな設定だ!と。ところどころ、登場人物の心の流れと言いますか、彼らの行動が違和感を感じてしまいます。ゴールありきのシナリオに向けて、キャラクターが動かされている感をどうしても感じざるを得ませんでした。例えば桜井の台詞「こいつらは散歩する侵略者なんだ!」などは観ている側が少し恥ずかしくなってしまいました。とはいえ、桜井の台詞「人類なめんなよ」や夫の行動や雰囲気など、面白く感じる面も多数あり、違和感と面白さがイーブンな評価でした。

[演出]
・この物語は演出が非常に難しいのではないでしょうか。そもそもの設定がスケールの大きな話をこじんまりと表現しているので、そのまま演出していくとどっちつかずのものにしかならない。とはいえ、原作を崩してしまうのも…という葛藤がありそうな作品に思えました。それでも決められた枠(物語)の中で、映画ならではの壮大さをエッセンスとして加えていたかと。ただ、それが若干無理を感じてしまう。例えば、冒頭のトラック横転シーン。これは宇宙人の超能力か何かと思いきや、そんな能力は彼らにはないので、単純に転んだトラック。え?そんなことあります?と笑 また、終盤戦で戦闘機が襲ってくるシーン。「早くアンテナ壊しなよ…」と笑 映像的には凄いのですが、物語的に違和感しか感じませんでした。
・ちょっと目に見えたマイナス点ばかり述べてしまいましたが、結局のところは「この無理目な物語(設定)をここまで観れる作品にした」ということは凄いなぁと思っています!

[映像]
・宇宙人の侵略シーンはもっとスケール大きくしてほしかったなぁと思いました。元が舞台なので、物語がこじんまりしてしまうのは致し方ないのですが、せっかく映画化するなら、その辺を大きく変えてでも、背景に潜む宇宙人たちの強大さを映像的にも大きく表現してくれると違和感なく共感できる気がしました。

[音楽]
・際立って感じたことはありません。

[演技・配役]
・夫役に松田龍平さんを利用したところが成功の秘訣だと思いました。彼の不思議な雰囲気なしではこの映画は成り立たないのではないでしょうか。最後まで観れたのは彼のキャラクターのおかげかと。また、鳴海役の長澤まさみさんも同じく。純粋で真面目で堅物な鳴海が、自身の性格にまっすぐに行動していく部分と宇宙人夫の個性的な部分が妙にマッチ。この2人の雰囲気がとても魅力的です。

[全体]
・物語そのものは違和感があっても、不思議な夫がどう行動していくのか、が気になって最後まで観れました。しかし、どうしてもスケール大きな話なのにどこかこじんまりした感じがぬぐえず、観ていて「宇宙人に侵略される」という危機感を覚えることができませんでした💦そのため、せっかく桜井が街中で人々に呼びかけるシーンも、観ている側も少し冷めた目で観てしまうことに。。。宇宙人の設定も明確さがなく、どこまで何が出来るのかがわからないまま進むので、モヤモヤ状態で観ることに。。。

・イケないイケない…またマイナス点ばかりですね💦いやいや、そもそもひど過ぎたら途中で観るの止めるので、最後まで観れたこと自体がありがたい作品だと思います。むしろ、自分がどこに違和感を感じるのか、などを色々と気づかせてくれる作品と考えますね。ありがとうございました。
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3104arata

1.0どうも黒沢清監督作品は合わないらしい。

2021年11月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

「”概念”を奪う」に始まり、「”概念”を奪うには相手がそれを具体的にイメージしていないとならない」とか「パートナー(地球で生活する上でガイドとなる地球人)からは”概念”を奪わない」とか、結末ありきで無理矢理肉付けしたような設定に萎えた。

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くそさいと

3.0人妻長澤まさみの破壊力

2021年10月31日
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泣ける

悲しい

萌える

人妻長澤まさみは良いよ!(断言)
話の筋は大したことないし、細部を見ると大雑把なところばかりではあるが、
愛の概念を奪われた長澤まさみが最初は特に変化を感じないが、徐々に蝕まれていく感じが面白い。確かに愛って複合的な概念から成り立つものであるから失うとゆっくりと徐々に感覚が奪われていくんだろうなあと。
長澤まさみかわいいなあああ。
最後のラブホでいちゃいちゃするまさみちゃんが好きです。愛奪われるんだけどね。
頭に入って、いっぱい入ってっていうところすごくエッチである。
発想は面白いんだけど明確に形に出来てない感じがすこしもどかしいんだよね。
悪くはない映画だけどベストとは言えないかな。

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hatakeyamad

4.0君はそれでも宇宙人か⁉︎

2021年10月3日
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笑える

悲しい

幸せ

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唐揚げ

2.5しんちゃんに会いたかった

2021年10月3日
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asa89

1.5みんな異常すぎる

2021年9月21日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

侵略者が人間から概念を奪うという設定は面白い。しかしいたるところで納得できない設定が多過ぎる。観ていてイライラする展開でした。

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克