ケイト・プレイズ・クリスティーン

劇場公開日

ケイト・プレイズ・クリスティーン
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解説

1974年、生放送中に自殺したテレビキャスターのクリスティーン・チュバックを演じることになった女優のケイト・リン・シエルが、役作りのためにクリスティーンの足跡を追う姿を捉えたドキュメンタリー。クリスティーンの住んでいた街へ赴いたケイトが、髪型をはじめ肉体的、精神的にもクリスティーンに近づいていく様子を捉えながら、チュバックの自殺事件にも迫っていく。

2016年製作/112分/アメリカ
原題:Kate Plays Christine
配給:chunfu film

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映画レビュー

4.0もう一度見たい、ぞくぞくする不穏な映画

あにーさん
2017年11月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ずっと見たかった映画、最終日に何とか滑り込み!アメリカで生放送中に拳銃自殺したクリスティーン。彼女のドキュメンタリー映画のため、クリスティーン役を演じるケイト。一言では言えないけど、私は見て良かった。映画館で見れてよかった。というわけで、わすれないうちにネタバレ備忘録。

クリスティーンを正しく演じるために、ケイトは「なぜ彼女が生放送中に拳銃自殺したのか」を理解しようと、様々な人にインタビューをしていきます。その中で見えてくるクリスティーンの悩み。29歳にして友達も彼氏もいない孤独。卵巣の病気でこどもが産めない将来。男女差別の激しいテレビ業界に対する苛立ち。恋した男性は親友の彼氏だった。現実への怒りややりきれない気持ち。認められたい、という欲求。そういう事実がわかってきても、ケイトはクリスティーンを理解したいのに理解できないことに苛立ち、どんどん彼女自身がケイトのようになっていきます。

「クリスティーン探し」と同時に、彼女のドキュメンタリー撮影が入れ子のように進んでいくのですが、こちらの映画での俳優たちも、クリスティーンの死について自分の考えを語っていきます。みんなが、クリスティーンの死に知らず知らずのうちにとらわれてゆく。

クリスティーンが自殺する、という前提の上で話が進むので、映画全体に漂う不穏な緊張感がたまらない。とにかく最初からドキドキぞわぞわ。

クリスティーンを知る人たちは、自殺の映像は見るべきではない、とケイトに語ります。彼女は、不満だらけの職場で自殺することで、自分の爪痕を残す。そうして彼女は人々の関心をひくことに成功する。けれど、人々の関心は「自殺」というセンセーショナルな事件であって、彼女が死ぬほど認めてほしかった「彼女個人」には誰も興味がない。だから、彼女の死には何の意味もなかったのだ、と語られます。

そしていざ自殺のシーン、ケイトは引き金を引けない。彼女は叫びます。誰がこのシーンを見たいの?何のためにこの役を演じるのか、ずっと考えてきたけどわからない。平凡な何の取り柄もない女性の自殺を、映画にする意味があるのか。理由を教えて、と。

クリスティーンのドキュメンタリー映画を作るだけなら、ケイトの役作りの様子を記録する必要はないので、この映画はもともと「拳銃自殺する女性を演じる女優のドキュメンタリー」として作られたのか?ずっとそこが不思議だったけど、「それも脚本なのでは?」というレビューもあり、リアルとフェイクの交錯、それが私にはとても興味深く観れました。

わかりそうでわからない、つかめそうでつかめない、この感じ。もう一度見たい気がする。個人的にはたくさんの人に見て欲しいと思いました。

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あにー
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