ユリゴコロのレビュー・感想・評価
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それでも、愛してる
沼田まほかるの小説が原作。
亮介(松坂桃李)の父は癌で余命幾ばくも無い。亮介の婚約者千絵(清野菜名)は突然失踪してしまう。
ある時実家でノートを見つけるが、そこには殺人の記録的が綴られていた。
小さい頃から人を殺めることが心の拠り所になっている美紗子(吉高由里子)
ひとつの過失で少年を死に至らしめたことを深く後悔し、苦悩する洋介(松山ケンイチ)
2人が出会い愛情が生まれるが、美紗子の過去を追ってくる者が現れ、その幸せな生活は破綻する。
人の命との向き合い方が両極端の2人が
惹かれ合い別れるまでを、台詞は多くないが魅せる演技と演出が素晴らしい。
犯罪のシーンは凄惨で、美紗子の歪んだ心を映している。
罪を犯した美紗子を裁くことが出来ないほど、洋介は愛していた。
原作とは設定などが違っているが、映像になった美紗子の心の闇に心を揺さぶられる。
吉高由里子の『蛇にピアス』以来の体当たりの演技は圧巻。憂いを帯びた松山ケンイチも良い。
吉高さん◎
ゆりごころとは。
美紗子のユリゴコロは残酷
原作小説は未読で鑑賞レビュー。小説は少し違うらしい。
前半からグロいな〜と思いつつ、これが後半まで続くのか?と当初ヒヤヒヤもんで観てましたが、中盤からガラリと変わった。
タイトル「ユリゴコロ」のネーミング理由も観れば分かるし、美紗子のユリゴコロに匹敵するモノを手に入れた時と失う事になった時の感情は共感できた。
また、後半になって美紗子のユリゴコロ自身にも変化があったのでは無いだろうか?(最後の行動理由的に)
180度性格が変わる様な美紗子演じる吉高由里子さんには「途中変わりすぎだろ」感は強かったが、総合的に観ればなかなかの感情変化の演技で面白かった。
松山ケンイチさんも役柄的には今までの映画と対して変わらないが、芝居は御上手。
松坂桃李さんは演技が上手いとは思えなかった。これが一番残念。
大ボリュームで有りながら、ダレる事が少なかった脚本は見事です。
ただ構成に疑問視。前半吉高由里子回想シーンを少し減らして、木村多江さん行動シーンを多くしてもらいたかった。それならばもう少し評価高かった。
個人的に観てよかったです。秋のミステリー映画として是非御鑑賞下さいませ。
まほかるワールド
原作はかなり以前に読んで是非映像化してほしいと思っていたが、叙述トリックは整形ということにしたようだ、更にいくら殺し慣れてるとはいってもヤクザ事務所に押し込んで殺しまくるのは無理だろう、この辺はかなりストーリー変更したようであった。何れにしてもかなり忘れているので原作を読み直さないと、それにしても沼田まほかるさん最近はとんと新作を出さないが、もう作家飽きたのかなあ、又まほかるワールド読みたいなあ。肝心の映画の出来であるがよく出来ていると思う、昨日見た「あさひなぐ」の素人演劇とは大違いだ、さすがプロは違うと思った。
すみません。PG12を甘くみてました。
イヤミスの中の愛の形
久しぶりに映画らしい映画?
もともと感情がない子が殺人だけに何かの感情を受け取れるようになる。その何かの感情をもとめ成長する子のストーリーを日記形式で進んでいく作品でした。
なぜ感情がないのか、なぜ殺人に何かの感情が芽生えたのかは細かく描写されていなかったのが少し残念だが、久しぶりに異端に触れた作品に面白いと感じた。
日記を読む主人公にも何か日記との関連を匂わす出来事が起こり同時並行に問題が進んでいく感じが映画っぽさを感じ良い印象を受けた。
松坂 桃李の演技がもう少し頑張ってくれたら良かったかなと思った。(2面性の性格の演技が違和感を覚えた)
最近の中では面白かったので出る文句です。笑
体力奪われました
あなたのユリゴコロは
心がぐわしっと!掴まれます。
いろんな気持ちにさせられます。
私のユリゴコロはなんだろう…?
かなり見ていて辛いです。
人殺しで快感を得るみさこが初めて愛した人は…悲しい運命ですね
そして亮介のなかに流れる血。
途中狂ったように人を殺したくなる桃李くんの演技、すごいです。
もう一回見たいですね
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