「信じるものは救われる?」哭声 コクソン ぶっさんさんの映画レビュー(感想・評価)
信じるものは救われる?
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ラストがよくわからなかった。
が、とてつもなく辛く、むごい。
誰を信じればいいのか?善と悪がわからない。
敵味方、善悪の区別をしようとしていたのがバカげていたのか。
祈祷師は、
悪魔を苦しめる力があった。
かなりの霊力があるのだろう。
それでも勝てないことを知っていた。
悪魔を利用して民から金を取る。
牧師は、
呪いなどは信じない。
現実的なことを話す。
若い女性は、
急に現れ信じろと。
ラストで家の門を通り、戻ったところで結界が骸骨に変わっていく。
家に戻らなければ助かっていたのだろうか?
信じるべきは、あの女性だったのか。
鳥が3回鳴いた後、
聖書ではペテロがイエスを「知らない」と言いイエスのもとを去り、その後、イエスは十字架についた。
鳥が3回鳴いた後、
女性(イエスを象徴?)から離れなければ、事態は変わり、家族が亡くなることはなかったのか。
そして、悪魔は諭すように、心に問いかけてくる。
これがまた謎。
見方、信じ方によっては結果が変わっていた
ってこと?
悪魔にもイエスにもなりえたの?
観終わったあとに、どっと疲れを感じた。
途中で観るのをやめることもできず、最後までどうなっていくのか惹きつけられていた。
國村さんの崖の下での表情が、ホントに同情心を誘い、混乱に拍車をかけた。
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