「惑わされから未だに抜け出せない」哭声 コクソン てしこちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
惑わされから未だに抜け出せない
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ティーチインで日本で1番最初の上映観てきました。
立ち見が出るほどの大盛況。
田舎の村『コクソン』で頻発する殺人事件。
家族の1人が家族を皆殺しにする事件が村で頻発に起こる。殺人を犯したものはみんな取り憑かれたようにおかしくなっている。
犯人と疑われているのは『よそ者』である日本人の老人。おとぼけ警察官が事件を解明しようとするが…
正直もう一回観ないとわからないです。
もともとモヤっとする内容だからかも知れないけど…。
後半の目まぐるしく変わる展開と自分の判断を試されてるようなやり取りが、グッと自分の背中を座席に押されるくらいの緊張を感じて良かった。
後半、展開がコロコロ変わっていくなかで観客にも問われる
「自分の見えていること、感じていることが全て正解」とは?
理解出来かかってるけど出来ない。
サスペンスどころか哲学まで含まれた映画。
とにかくもう一回見ようと思います。
あと、警察官役のクァク・ドウォン氏、主役おめでとうございます。他の映画でちょいちょい脇役で拝見していたのですが、改めて見て好みの顔だなぁとおもいました。
「弁護士」のときはムチャクチャ怖いアカの警察官役やっていましたが、今回はおとぼけ警察官でどっちも役にハマりすぎてすごいなと。今後さらに注目されていく俳優さんですね。
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