密偵のレビュー・感想・評価
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究極の反日映画だったが…おもしろい
ストーリーの展開が小気味よく、エンターテイメントとしては、十分楽しめた!
ただ創作部分も多く、もっと歴史に忠実に作ったら、いろいろな人に、楽しめる映画になったと思う!
これは合作では無く韓国反日作品?!
昔の東映映画みたいな感じの背景はセットが大半でやはり米国映画と比べると迫力無いな!テレビドラマっぽい作品でよくあることだが日本人が協力したがらないのは分かるが韓国人が無理して日本人の役をやるのも不自然で無理が生じる?
熾烈な情報戦
日本警察と義烈団の熾烈な情報戦は見応えがあった。しかし強い印象は残らず一般的な作品で時間は長く感じる。団長イビョンホンの存在が物足りなくもっと出番を増やして欲しいと感じた。
2018-21
韓国を美化
韓国の都合の良い、自国を最大限に美化した物語を作り上げている。
日本人の残忍さを作り上げ、観ていてあまりにもあからさまで苦笑いだった。
密偵という題にしたのなら、その複雑な使命の苦悩や細密なやり取りやからくりを描いていると思いきや、まったくそれも無く、薄っぺらい内容。
あまりにも幼稚。
酒...強っ‼︎
ソンガンホ
日本語がたどたどしく無く
上手いと思いました。
ハシモト役が
いい感じで嫌いだったです。
列車の中での緊張感が
あまり無かったような...
そんなに見つからないものなのか?
同胞の女性の顔が
何故わかったのかと...
写真館で撮った写真で
顔バレしたって...
鶴見辰吾のイケズ〜
このシーンは
見ててキツかったです。
GBWのスピンオフ?ではないけれど
実を言うと、観る前まで「グッド・バッド・ウィアード」のような思いっきり娯楽寄りのノリだと思っていたので、真正面から植民地時代の緊張を描く内容に面食らう。(これでも史実からかなりエンタメ化はされていますが)
全体としては、最後まで絶妙に「こういう描写好き!わかる!最高!」みたいな場面が続くので、大満足でした。
あと安定のソン・ガンホ。
拷問について。覚悟していけば耐えられるレベルの描写だったものの、ある場面では「あとでラストジェダイ観に行こう」と意識が現実逃避。耐性の無い人は目をつぶった方がいいです。
緻密な演出は一見の価値あり。
列車の舞台セットの作り込みも凄まじいけど、個人的に気に入ってるのは、市民の演出。
背景のモブの描写が活き活きしていて、型にはまった時代劇感が一切ない。
こういうこだわりに一人のモブの人生すら画面の端に描いてやる、という意気込みを感じて非常に好み。
ただ、もう少し、GBWのようにケレン味があっても良かったかなとは思った。なんというか「虹色のトロツキー」だこれ。安彦さんの近現代もの漫画っぽい。真面目さが。こういうのを映画でやれるっていいな。
うっかり、かなり戯画化されたキャラや話を期待してしまったこともあり、総論としては★4評価。
しかし!スパイものが好きな人は絶対見たほうがよいですよ。
見ごたえしかない
ソンガンホ、コンユ、イビョンホン、て私の好きな韓国俳優の4分の3が出てる・・・!さすがの演技力。もう見ごたえしかない。
ハシモトもいい演技してて素晴らしかった。
朝鮮半島が大日本帝国軍に占領されていた時代のゲリラたちの闘いを描いた話。
信じるべきもの、残すべきもののために闘う、そのブレない若者たちの思いが痛々しくもあり美しくもあり。
相反する立場でお互いを探りあい疑いあい欺きあうコンユとソンガンホの特殊な関係が本当に素晴らしい。
韓国映画の独特の冷たさもあり、残酷なシーンもあり、重たい暗いテーマなんだけど、スリル満点で、音楽の効果もあって(ラストシーン最高)、映像もゴージャスで、人間ドラマ&歴史ドラマエンターテイメントに仕上がっててさすがでした。
とはいえこの作品を、占領していた側の日本人の私としてはどう見るべきか、というところでは、あまりにドラマチックだったせいか罪悪感や問題意識というよりもかつての学生運動の映画を見る気持に近かったかな。
同士たちの激しく熱く純粋な思いに心を震わせつつ、帝国側につく韓国人の思いや打算もこれまた分かる。目指す目的は同じはずなのに敵対せざるをえない悲しさを感じておりました。答えはまだない。
実力があるから客も来る
平日の昼間、ぽっかり時間が空いたとき、「そういえば、韓国映画で見ておこうって思ってたの、なんだっけ?」と思い出したのが本作。
12月中旬までに30本弱の映画を見たが、そのうち7本ほどの韓国映画を見ている。
韓流ファンではないが、結果的にそれだけの映画を見ているっていうのは、韓国の映像作品の熱気、レベルの高さを自分も感じているのだと思う。
さて、本作。「殺人の追憶」(2004年)以来、ソン・ガンホに注目してきたが、昨年の「弁護人」などは気の毒なくらいな駄作だった。
だからこれも、日帝憎しのトンデモ映画かな、と期待せずに見たのだが、他の人も指摘するように、それなりにバランスがとれた良質のエンターテインメント作だと思う。
平日の昼間、新宿のそこそこ大きい映画館には公開から1カ月がたつというのにこれまたそこそこ客=年配者多し=が入っていた。
なんやかんや言っても、韓国映画のエンターテインメント性は日本の映画ファンも評価しているから、こうして自分も含めて客が入るんだろうね。
本作は歴史ドラマでもあるけれど、日韓併合時代に朝鮮人がテロ組織で総督府転覆を謀っていたなんてほとんどの日本人は知らないよね。僕も義烈団って初めて知った。
歴史問題で韓国のことをあれこれ言うのはいいけれど、大衆目線でエンタメ性があって日本の視点でいいから、近現代史を題材にした骨太のアクションエンタメなんてできないのかな。
近現代史を材料にする作品すら久しくないんじゃね?
日本映画、ぬるいのとアニメばかりじゃ、いかんよ。
「新感染 ファイナルエキスプレス」でも名演だと思った、大沢たかお似のコン・ユもいい芝居していた。
イ・ビョンヒョンの役は別の役者でよかったと思う。
The Age of Shadows 暗黒の時代
密偵。
ガン・ソンホ主演。日本軍統治下の韓国。
多分にフィクションも交えている筈だが、どこがフィクションなのかまでは分からなかった。ただ、ひとりの悪党を追うのに、夜の日本家屋の屋根上を軍人たちが駆け上り、走り回るというのは、演出だと思う。しかし、忍者ぽくて面白い演出だとは思った。
韓国人同士での腹の探り合い。
義烈団内部で、そして警察内部で。
とても陰惨な物語ではあるが、国の独立を願ってテロを繰り返す団員たちの強い気持ちは生半可なものではない。
団長イ・ビョンホンが好演だ。
鶴見辰吾が、日本人俳優として唯一出演していた。
イ・ビョンホン対鶴見辰吾では、イ・ビョンホンの方が大義があり、カッコいいような描かれ方だ。
韓国人は日本の警察の命令で、仕方なく拷問を行っていたというような展開。鶴見辰吾が、一見スマートに見えるだけに、その効果は高い。
良質なレジスタンス映画
日本の植民地支配下の韓国で、日本警察の警官として反日勢力を取り締まる韓国人と、独立運動を推し進める韓国人を描く。
それぞれスパイを送り込み相手側の情報を探ろうとするのが話の肝。でも、誰がスパイなのか?というサスペンスというよりも、虐げられた人間が人としてどう生きるのか?を問いかける熱い人間ドラマだった。
個人的に列車内の攻防・やりとりは緊張感があってお気に入りだ。
あと、京城に戻ってきた後、活動家たちが大量に検挙され殺されていく姿がたまらなく悲しかった。これで終わりかと思わせて、さらなるクライマックスに持っていくのはうまい。
現在の朝鮮半島にま通じるメッセージをはらんだ作品
日本統治下時代の朝鮮。
朝鮮人でありながら親日派の警察として生きる者と
朝鮮独立のために反日運動をする義烈団の団員
互いに相反する間柄ながらも、次第に信頼関係が生まれていく
面白かったなぁ
最初から最後まで緊迫感が切れず、ドキドキしながら観た作品だった
主人公のイ・ジョンチュルは朝鮮の独立などハナから諦めていて、生きていくために親日派として生きているが、義烈団の団員たちと会うようになって、自分の中に流れる朝鮮民族の血を意識するようになる
初めはのらりくらりと生きていた男が、次第に忠誠心や義理に目覚めていくという姿は、これまでソン・ガンホが演じてきた役柄に通じるものがあって、ガンホだからこそ生きる役だと思った。
この当時は、同じ民族にも関わらず、親日派と反日派に別れて争い合うという状況だったけど
それは現在の朝鮮半島にも通じる部分であって
ジョンチュルが朝鮮人としての誇りに目覚めていく過程を見ていると
同じ民族同士が対立し合う状況は間違っている
だから戦争はよくないというメッセージが伝わってくる
結局、朝鮮半島の独立はしばらくな叶わないけれど、最後まで諦めなかった人たちの姿をみて
今でも朝鮮半島の統一を諦めずに夢見ている人たちのことが思い浮かび、
この半島の悲しい運命を感じた作品だった
この程度で
歴史的内容を背景に扱いながらも、あくまで娯楽作品としてのバランスを保とうとしてる作品です。音楽やアクション、クライマックスの盛り上げなど。
それにしてもこの程度で、レビューに反日なんて言葉が踊るのを見ると、例えばドイツに比べたら、日本はこういうものをまったく見せられずに済んできた幸福な国だなぁと。
見応えあり
ストーリー、演出、キャスト、及第点です。個人的にはコンユのスタイルの良さに目が奪われてしまい、ストーリーよりコンユに見とれる場面がいくつかありました。同じようなレビューを見ますね。(笑)コンユの前作『新感染』の時も感じましたが、彼は本当にスーツを着ると、ダニエルクレイグ並みの胸板の厚さと脚の長さが際立ち無双状態になりますね。、、話は途中、少しダレる箇所もありましたが、後半からぐっと面白くなります。
時代背景が似ている『暗殺』よりグロいシーンが多くて重めです。『暗殺』のほうが分かり易いストーリーでコメディ的な要素もあり好みですが、こちらもDVDが出たらTSUTAYAで借りてもう一度見たいです。
スリリング且つミステリアスなストーリー展開はサスガです☆タイトルと...
スリリング且つミステリアスなストーリー展開はサスガです☆タイトルと違って、主人公達はオープンでぶつかり合うので怖さが倍増するけど、もっと「密偵は誰だ?」感が欲しかった…
“言語”と“名前”、はまり込む「密偵」
植民地での“服従”の象徴としての“言語”と“名前”。それを拒絶する「義烈団」と、受け入れる「ハシモト」。そしてその狭間で揺れるイ・ジョンチュル=ソン・ガンホ。
現実/理想、警察/義烈団、支配/非支配、日本/朝鮮、職務/友情、真/贋、2つの言語でそのどちらにもずぶずぶとはまり込んでしまう「密偵」。
ソン・ガンホの義烈団への拷問や裁判での日本語の陳述のシーンは圧巻。実はコン・ユと示し合わせていたっていう描写だけが蛇足でかなり残念。
悪くはないけれど…。
反日的に作られてるんだろうなー、という先入観があるから微妙だけど。
二重スパイものとしたら面白かった。愛国心よりも生きるためにそうならざるを得ない状況下。ソンガンホ、さすがな表情です。
あと音楽と映像のバランスが妙。BGMの使い方でこんなに劇的になるんだなー、と実感。
損しないけど
統治下時代の朝鮮で、朝鮮人でありながら日本警察の仕事をしているソン・ガンホ。頑張って日本語を話している、でも、市井の日本女性の髪型と着物の着付けは変だった。
だが、映画のストーリーは違いなくスリリングで先が読めずに面白い。映像的には血が多い。特に、拷問シーンはちょっと辛い、多分、統治下の日本人達は本当に映画のような事をしていたんだろうから。だからこその独立の為の義烈団だと思って見ると、複雑な心境になる。損はしない、スリリング、面白い、が、日本と今の韓国を思うと、映画なのに、複雑な気持ちで見終わったのは事実。
反日テイストでお送りするお馬鹿スパイ映画。
義烈団が独立のため、朝鮮総督府を爆破しようとするのだが、馬鹿か。
そんなことで独立できると思っているのか。
そんなことに信念だの命だの賭けるのか。
密偵の言う通りだろ。
主人公もわかっていたんじゃないか?
独立が夢物語だということが。
主人公、何してんだ?って感じ。
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