密偵のレビュー・感想・評価
全43件中、1~20件目を表示
誰が味方なのか敵なのか、わからないスリル感!
至る所に「密偵」がいて、誰が味方か敵かわからずスリル満載!特に、密室の列車の中での逃亡は、ドキドキ感がたまらない。
豪華キャストも見どころの一つ。演技派俳優のソン・ガンホ、ユン・ユ、イ・ビョンホンの駆け引きに、一気に惹きつけられた。
ソン・ガンホは、日本警察と義烈団(ウィヨルダン)の狭間で揺れる男を演じ、その葛藤や苦悩などの表現が素晴らしかった。
日本軍統治時代の映画では、極悪非道な日本人の所業が出てくるので、見ているのが辛い。しかし、イ・ビョンホンが演じる団長を始めとして、独立を目指そうとする義烈団の意志の強さに圧倒される。
短い映画の中で、ギュッと見どころが詰まった骨のある映画だった。
少し物足りない
スリリングな場面もあり楽しめたのですが、
これだけ演技派を集めたのだから、
もう少し心理的な葛藤とか深く迫った描写が欲しかった。
期待値が高すぎるのかも知れませんが
もうひと声欲しかったです。
あと、選曲が残念でした。
そこまでメジャーじゃない曲にしたほうが良かったのでは?
場面とはそぐわないような意外性狙ったのかもしれないけど
成功してないように感じます。
【”我らには前進あるのみ。幾つもの失敗を乗り越えて・・”朝鮮人が、民族の誇りを命懸けで守ろうとする姿を描いた作品。】
ー ワーナー・ブラザーズ・コリア 第一回作品であり、最大のヒット作品。ー
□日本統治時代の1920年代、独立運動団体『義烈団』と彼らを追う日本帝國警察との攻防を、日本帝國警察に属する朝鮮人イ・ジョンチュル(ソン・ガンホ)を軸に描いた作品。
◆見所
・イ・ジョンチュル(ソン・ガンホ)と、義烈団のリーダー、キム・ウジン(コン・ユ)と団長、チョン・ヒサン(イ・ビョンホン)が、お互いの立場を分かった上で、卓を囲み酒を呑むシーン。
その後、海辺にて語り合うシーン。
ー 今作の白眉のシーンの一つである。韓国映画界のスーパースター2人と、スター1人(コン・ユ、ゴメン・・。)との顔合わせ。滅多に観れません・・。イ・ビョンホンはじめ、ソン・ガンホ、コン・ユ(超緊張していたという話アリ)の存在感がタマリマセン。ー
・1920年代の上海から京城(現ソウル)へ向かう列車内の装飾の見事さ。
ー 美術陣の頑張りと、お金をかけた装飾品の数々・・。ー
・朝鮮人イ・ジョンチュルが、悩みながらも任務を遂行するのか、朝鮮人の将来のために義烈団に協力するのか・・。
ー 呻吟する姿を、ソン・ガンホが見事に演じています。ー
・そして、イ・ジョンチュルは、ヨン・ゲスン(ハン・ジミン)の哀れな亡骸を見た後に、ある決断をするのである。
ー 華麗な音楽が流れる中での、イ・ジョンチュルの行動。そして、宴の中、彼の上司ヒガシ部長(鶴見辰吾)の驚愕の表情を見ながら、掲げるシャンパンワイン。ー
・牢に繋がれたキム・ウジンを演じるコン・ユは、イ・ジョンチュルがやったと思われる事件を聞き、朗らかな顔をする。そして、彼が繋がれた獄に刻まれた言葉。
<これは、韓国では大ヒットするよなあ・・。韓国映画界のスーパースター2人と、スター1人が演じるキャラも良いし当然3人の演技も良い。1920年代の美術、意匠も良い。
何より、当時蹂躙された、日本を見事にきりきり舞いさせるのだから・・。>
<2018年2月 長野県松竹相生座にて鑑賞>
<2021年8月11日 別媒体にて再鑑賞>
自爆映画
関東大震災(1923年9月1日)の直前に、義烈団の50人余りのメンバーが東京で活動中だったことを記録した、英国秘密情報部(SIS)の秘密文書を、韓国が2013年に公開した。
韓国政府や映画製作陣は、関東大震災が起きた年との関係を考えなかったのだろう。
日本の首都壊滅という千載一遇のチャンスに、朝鮮人による破壊工作や暴動は無かったというなら、独立運動など無かったというに等しい。
「義烈団 英国秘密情報部 秘密文書」で検索を。
朝鮮独立運動結社「義烈団」の実態、英秘密文書で判明/朝鮮日報
やっぱソンガンホ!
も〜参った参った
ストーリーも面白いけど
やっぱソンガンホでしょ
あの裁判での泣き崩れる
姿
表情
オーラ
いや、もう他に出来る奴なんて
いない
以前にもレビューしたけど
ソンガンホは
見てる側に伝わるんです
セリフや仕草だけじゃなく
表情で伝えることができるのは
ソルギョングでも
マドンソクでも
イビョンホンでもなく
ソンガンホなんです!!
(言い過ぎ?w)
圧巻やったなぁ〜
信念か実利か
時は1920年代、日本の統治に苦しむ朝鮮では各地で抗日闘争が起きていた。
命がけの独立運動、闘争鎮圧にあたる日本当局、巻き込まれる市民。
安定しているようで不安定な社会と、揺らぐ密偵の立ち位置が重なって写る。
自身の信念が揺らぐとき、人はどう行動するのか。意外に、戦争のない社会や日常にも当てはめて考えられるトピックだと思った。
作品としては、イ・ジョンチュルの信条とか正義とか、その辺り繊細に描写したらもっと面白かったんじゃないかと思う。
日本統治下の韓国。
ソン.ガンホとコン.ユのやり取りがよかった。ガンホの日本語も上手かったしコン.ユの演技も上手い。
当時の韓国は日本の統治下にあった為、日本語の看板や酒、着物などの演出がされている。拷問の仕方が韓国の時代劇の様だったので何かドラマを見ている様な気もした。
今の日本は国が安定して密偵など考えられませんがもし不安定な時代になったら。
もしかしたら…
タイトルなし
反日映画で韓国賛美映画ではあるものの、列車内のシーンなど中々スリリングで良かった。イ・ビョンホンはチョイ役だけど存在感あり、ソン・ガンホは演技上手く、コン・ユも良かった。一気に見れる。
任務と祖国の狭間で苦しむソン・ガンホ、名演!
1920年代頃、朝鮮が日本の統治下にあった時代の話。
この時代、日本からの独立を目論む武闘派集団「義烈団」が過激な活動を繰り広げていたらしい。フィクションではあるものの、実話をベースに作られた作品のようです。
見応えがあり、名作だと思いました。
潜入スパイや二重スパイが登場して、誰が味方で誰が敵なのか?と振り回されっぱなし。アクションあり、サスペンスありで、役者さんたちの活躍にもくぎ付け。ある意味サービス満点のエンターテインメント。
日本が朝鮮を支配下に置いている時代背景なので、当然、日本は良くは描かれていませんが、反日や抗日を煽るような映画ではないと自分は感じました。人それぞれ感じ方は違うかもしれませんが、「対日本的視線」ではなく、民族のアイデンティティの固持(人間の尊厳)とでもいいましょうか、主人公イ・ジョンチュル(ソン・ガンホ)の狂おしい心の葛藤が伝わってきて、見終わったあとも、余韻が残って、同国人の「絆」についても、いろいろと考えてしまいました。監督のキム・ジウンも「この映画は反日映画ではない」と言われているようです。普遍的なテーマを描こうとしたんだと思います。
時代背景などに詳しくなかったのもあり、個人的には、序盤、多少、置いてけぼりにされそうでしたが、列車のシーンあたりからは、スリリングな展開に目が離せませんでした。ジョンチュルは義烈団が爆弾を列車で京城に運ぶ計画に加担してしまうのですが、列車にハシモトが乗り込んできて、ハラハラドキドキ。義烈団の中にもスパイ(密偵)がいたというわけです。誰が密偵なのか?を見極めるために、義烈団リーダーのキム・ウジン(コン・ユ)が、列車に乗っているメンバーそれぞれに異なった集合場所と集合時間を告げ、誰が密偵なのか?を探るシーンも機転が利いていました。そういえば、コン・ユは『新感染ファイナル・エクスプレス』でも、逃げ場のない列車で奮闘しておりましたね!
ラストシーン、樹木が林立する人けのない場所で、ジョンチュルが学生の青年(チュ・ドンソン)に荷物を託しますが、「あれ?この青年せいで、義烈団リーダー、キム・ウジンが逮捕されたのでは??」と思い、ちょっと混乱してしまいました。ラストで自転車に乗って、朝鮮総督府の建物に入っていきますが、果たして、青年は日本警察に爆弾をゆだねるのか? それとも逆に・・・・・??
あとで調べたら、もともと、元義烈団だったけれど、日本警察側に寝返ったのではないかと疑われ、行き場のない苦しい立場にあり、自分の身を守るためとりあえずは、逮捕に協力したようです。でも、心は義烈団にありという感じでしょうか。ラストを巻き戻して、3回も見てしまいました。^^; エンドロールとともに音楽が流れたあとにも注意です。それで謎も解けました。
鶴見慎吾は軽くもなく重くもなく、嫌み加減も抑え気味。バランスの良い日本人警察として好演でした。やはり、日本人のキャストがいたからこそリアルな雰囲気が保たれたんだと思います。いけ好かない野郎といえばハシモト(笑) 序盤、部下を殴りすぎ!ゲームみたいでちょっと笑ってしまいました。ジョンチュルに「2人の時は日本語を使わなくてもいい」とか言っていたので、ハシモトも朝鮮出身なのかもしれません。
ジョンチュル>キム・ウジン>ハシモト
日本語が上手かった順です。鶴見慎吾の声がやや小さかったので、こちらにも字幕を入れて欲しかったぐらいです。
<備忘録>
日本警察に所属する朝鮮人・・・イ・ジョンチュル(ソン・ガンホ)
義烈団リーダー・・・キム・ウジン(コン・ユ)
義烈団団長・・・チョン・チェサン(イ・ビョンホン)
元義烈団青年・・・チュ・ドンソン(ソ・ヨンジュ)
義烈団の団長の秘書・・・ヨン・ゲスン(ハン・ジミン)
日本警察所属・・・ハシモト(オム・テグ)
日本警察警務局部長・・・ヒガシ(鶴見辰吾)
ソン・ガンホ兄貴!
チョン・ジヒョンが主演した『暗殺』(2015)も抗日密偵を描いていたが、内容はともかく韓国人の日本語が下手すぎて興覚めした。今作では韓国人の日本語はほぼソン・ガンホと橋本役のオム・テグなので、字幕つきということもあって不自然さはなかった。
主人公のイ・ジョンチュルは過去の功績が認められ、独立運動家を取り締まる警務だ。重要メンバーのキム・ジャンオクを追い詰めるも自殺されてしまい、職務の対抗馬として橋本警部(オム・テグ)が赴任する。功名心旺盛の橋本に対して、イは同じ民族である運動家に気持ちが少し揺らいでしまう。チュ・ドンソンの情報により写真館を営むキム・ウジン(コン・ユ)に接近し、上海租界にて接待を受けるほどになるのだが、そこに警察も正体を掴めていない大物チョン・チェサン(イ・ビョンホン)が直接酌を交わしてくる。同じ民族だとして、とにかく上海から京城へと爆弾を運ぶのを見逃せというのだ。あまりにも大胆な接触によりイ警部も心が揺らぐのだった。要は二重スパイになれと・・・
もっとも面白いのが列車内での警察と組織との駆け引き。イ警部も橋本警部もそれぞれ接触する相手が違っていて、誰がスパイ、裏切り者なのかというスリリングな展開が繰り広げられる。組織の人間はそれぞれ別の席だし、メンバー全体を把握できない。しかも、随時密偵から連絡をもらい、どうやって逮捕するのかと緊張感が高まるのです。
拷問のシーンや激しい銃撃戦、そして爆破シーン。見どころはいっぱいあるのですが、列車内の展開が最高。終盤も同胞意識と裏切りが炸裂して、アニキとしての師弟愛みたいなものが感じられる。失敗してもいい。とにかく前進あるのみ。
揺れ動く密偵の決断とは…?
レンタルDVDで鑑賞。
大日本帝国占領下の韓国。日本軍の秘密警察に属する主人公が韓国独立を目指す秘密結社を追う内、愛国か売国か、どちらの道を選ぶかの岐路に立たされていくサスペンス大作。
ソン・ガンホ、コン・ユ、イ・ビョンホン―韓国映画界を代表する俳優たちが豪華共演。それだけで本作の面白さは保証されたと言っても、決して過言では無いなと思いました。日本人キャストとして鶴見慎吾も出演していました。
とにかくソン・ガンホの名演が見物でした。骨太な韓国映画には彼の出演が欠かせません。少ない出演時間ながら、抜群の存在感を醸し出していたイ・ビョンホンも貫禄充分。「トッケビ」で初めて知ったコン・ユも、揺るがぬ信念を持った義烈団メンバーを見事演じ切っていたな、と…
祖国を裏切る形で生きて来た主人公が、捜査の一環ではありながら、憂国の志士たちと交流する内に自らの進むべき本当の道を模索していく様がスリリングに描かれていました。
全編に渡って緊張感が漲っていました。いつ自分の正体がバレるか分からない状況下で展開される、綱渡りのようなスリルが堪りませんでした…。スパイ物はこうでなくちゃ!
京城へ向かう列車での攻防が白眉だな、と…。仲間の目を欺きつつ、義烈団のナンバー2と行うやり取りにハラハラ…
義烈団のメンバーに密偵がいると判明する王道な展開と、クレイジーな秘密警察警部の読めない策略にドキドキ…
炸裂するアクションに興奮し、まさにハイライト。ここからいろいろと畳み掛けて来ました。クライマックス、ラヴェルのボレロをバックに紡がれるシーンに手に汗握りました。
決断を迫られた時、どう云った道を選択するのか?
己の本当の心と周囲との折り合いを天秤に掛けて、信念を貫く生き方を選んだ主人公をとてもカッコいいと思いました。
[余談]
ハシモト警部の極悪非道ぶりは目に余るものが…。同じ日本人とは言え、こいつだけは許せない…。でも、演じていたのが韓国人俳優だったので、「なんで日本人じゃないの?」と思いました。だいぶ残酷なので日本に配慮してくれたのかしら?
※修正(2022/08/24)
1920年代日本統治下、黄鈺警部事件が元ネタ
オープンセット、鉄道内セットが豪華。
日本語の出来がすごい。
歴史二重スパイ大作。
イ・ビョンホンは特別出演
コン・ユとソン・ガンホの競演
坂井真紀似の女優
拷問シーンあり
鶴見辰吾出演
娯楽作としておもろい
普通に面白い。日本軍と朝鮮のゲリラの諜報戦を描く。キャストも抜群で、ストーリー展開も緊迫感も非常にいい。心理戦的部分が非常に見応えがあってよかった。
面白い。
義烈団と言うのは韓国では英雄視されてるのだろうか?日本人統治が許せないと言う気持ちは充分に伝わって来た。
1920年当時の情勢が分からないので、義烈団と言う国家転覆を狙う悪い奴らとソンガンホ率いる日本軍と言う構図かと思ったら、えらい日本軍が悪く描かれていて、日本嫌われてるなぁと思った。
だけど内容は凄く面白くスパイシー映画って誰が誰でどの立場か分からなくなるイメージがあったけど、とても分かりやすくて、さすがキムジウン監督と思った。
男が男に惚れる瞬間とか、男にしか分からない繋がりみたいのがしっかり描かれててとてもかっこ良かった。
イ・ビョンホンが出て来た時のオーラとか立場を忘れてしまうソンガンホなんてとても上手かったし、コン・ユがどんどんソンガンホを信頼して行く様など僕の好きな要素が多くて参った。
祖国と同胞
日本統治下の韓国作品となると、時代背景や日本人の描かれ方などなかなかに伝わり難い。韓国人から見れば歴史的に重く響くものがあるのだろうが。
なので、本作を歴史の観点から語る事は出来ないが、それでもサスペンス・エンターテイメントとしても第一級の作品であった。
1920年代、日本統治下の朝鮮半島。
攻防続く抗日独立運動組織“義烈団”と日本警察。
朝鮮人でありながら日本警察の警務であるジョンチュルは、特命を受け、義烈団のリーダーのウジンに接近する…。
小難しそうな用語を簡単に言い換えれば、テロリストと警察の諜報戦。
密偵=スパイを密かに送り込み、情報を得る。
自ら最重要メンバーに近付いたジョンチュル。利用する筈だった。
が、ウジンもジョンチュルを利用しようとする。二重スパイ。
朝鮮人だが日本警察の警務として忠誠を誓うジョンチュルが、ミイラ取りがミイラになる筈がない。が、
日本警察の警務だが、朝鮮人。祖国の心や同胞の血に訴える。
職務を裏切れない。しかし、同胞も裏切れない。
互いに利用し合っても、次第に何かが育まれていく。
そんな時、義烈団は京城(現・ソウル)に爆弾を持ち込む計画を進める。
爆弾を持った団員が乗り込み、列車が走り出した…。
この列車内のシーンが最高にスリリング!
未だ天秤状態のジョンチュル。
部下たちに偽りの情報を教えたが…、
部下たちは確かな情報を得て、列車へ。
義烈団には日本警察の密偵が居る。
もし、義烈団と密かにコンタクトを取っているのがバレたら…。
義烈団にとっても致命的。情報筒抜け。密偵は誰だ…?
狭い列車の中で、熾烈な駆け引きが緊張感たっぷりに展開する…。
韓国実力派たちの熱演。
ソン・ガンホの人間味たっぷりの名演、外れナシの出演作は、もはや絶対的な安心安定感がある。
監督のキム・ジウンは未だ『悪魔を見た』のインパクト強いが、本作のような高いドラマ性にアクション・シーンもふんだんに取り込み、超絶バイオレンスの監督だけじゃない才を見せた。
日本から、鶴見辰吾。冷血な上司で日本警察の拷問シーンもあり、反日批判の声も上がっているが、歴史に於ける日本の非道さは歪曲せず描かなければならない。
列車内で起こった一悶着の末、遂に目的地の京城に辿り着いた義烈団。
祖国を思っての行動だが、言ってみればテロリスト。
彼らの命運の末路は勿論…。
ジョンチュルも立場を決めた。
いや、すでにとっくに決まっていたのかもしれない。冒頭、同胞のちぎれた足の指を見た時から…。
この時代の朝鮮人や歴史のフィクションだが、今の時代の韓国にも通じるものも感じた。
元は一つの国でありながら、分断。
対立してるのは国やほんの一部たちだけであって、同胞たちは一つになりたいと願い合ってる。
韓国人に生まれると疲れ(憑かれ)そう
どれだけ反日なのか観てみた。
結論から言うと、多くの日本人がお金を払って日本を貶める映画を観る必要はまったくないし、実際、反日的な日本人や在日朝鮮人、韓流ファンを除いて客の入りはよくなかったのではないだろうか?
台湾と違って闘争らしい闘争もなくほぼ諸手を挙げて日本臣民になってしまった民族的に情けない過去をなんとか払拭したいという意志はわからなくもないが、いくらフィクションとはいえ「義烈団」なるテロ集団を登場させて爆弾テロで最後は完全に日本人と親日派を一掃しなければ気が済まないのはかなり病的である。
日本でかろうじて上映できる韓国製反日映画がこのレベルであることを考えると、上映すらされない『鳴梁海戦』や『鬼郷』『軍艦島』の反日っぷりが相当ひどいことが予想できて背筋が凍る。
ピョンチャン五輪でスピードスケート女子500mの小平とイの友情がクローズアップされていた。
北京留学中に1人だけ真に尊敬できる韓国人に出会っているので、個人の友情は筆者も否定しないが、国家や民族単位で考えるなら今のままでは1000年経っても日韓友好は難しいだろう。
もちろん日本が韓国に譲歩する必要は一切ない。
いやそもそも国家や民族ではミトコンドリアのレベルで友情を深めたいとすら思えない。
また映画を観て率直に思ったことだが、誰かを恨んで生きていくのははなはだ疲れそうだし、韓国人の多くが真実ではない日本軍国主義の魔物に取り憑かれているとしか思えない。
観ていてそんな恨み節が痛々しい映画であった。
なお細かいことだが、朝鮮併合時代に朝鮮語会話において人物名が朝鮮語発音なのはわかるが、日本語会話で朝鮮語発音ということはなかったと思う。
筆者が日本人であるせいか批判精神を持って観ていてもとてつもなく拷問の2時間であった。
とてもよかった
特に列車の場面のサスペンスがすごくてハラハラしたのだが、ただ登場人物の顔が全然覚えられず、誰だっけ?と戸惑うところが多々あった。そういう意味ではこの映画をきちんと理解していたとは言えない。もっと理解していたら、もっと面白かったような気がする。ヒロインがきれいでもっと活躍するところが見たかった。拷問かわいそうだった。最後に明かされる裁判での証言の裏の覚悟が凄まじかった。
全43件中、1~20件目を表示