劇場公開日 2017年6月24日

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ハクソー・リッジのレビュー・感想・評価

全419件中、41~60件目を表示

4.5沖縄戦 前田高地の激戦

米兵目線の沖縄 前田高地での激戦の映画です

しかし、日本人を特段悪者にしているわけでもなく、日本人でも英霊たちに敬意をもってみることができました

そして、主人公が物語全体を貫く 「汝、殺すことなかれ」 これはキリスト教の教えからくるもので、「良心的兵役拒否者(Conscientious objector)」と兵役志願、日本人には少し感覚がつかみにくいものですが、映画鑑賞自体には問題ありません

序盤はちょっとスローかなと思い始めてすぐ、話しは動きだし、飽きることはなく最後まで

暴力的な父親の深い愛情の場面は、自分の父と重なったのもあり心動かされ、監督メルギブソンの巧みさを感じました

ハクソーリッジ、前田高地での戦いは文献で知ってはいたのですがやはり激戦で、戦争の悲惨で容赦なさをリアルに描いています

しかしただリアルなだけでなく、主人公の検身さと行動には手に汗握り、思わず応援したくなりました

この主人公や登場人物は実在・実体験を基にしており、戦後「良心的兵役拒否者(Conscientious objector)」として初めて名誉勲章(アメリカ軍の勲章において最高位の勲章)を授与されたとのこと
その思いと活躍を等身大で描いてるいい映画でした

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最近見た映画中心 たくと ☪ そしてヴァナ・ディールへ

4.0実話

2021年3月17日
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鑑賞方法:VOD

これが実話ということに驚きました。
デズモンドが1人で負傷者を夜通し助けるシーンは息を呑むほどハラハラしたし、その後ようやく仲間と合流したところでうるっときた。
ただ、やはり戦う相手が日本だから複雑な思いがする。
こういうことを考えるきっかけになったので、この作品を観て良かった。

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moonmoon

4.0信条をつらぬく

2021年3月9日
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メルギブソンはタカ派でピューリタンなひとだと思う。
とはいえ、タカ派もピューリタンも、わたしはその意味をよくわかっていないw。
タカ派は国粋主義的で白人至上なトランプ大統領みたいなかんじを言っている。
ピューリタンは宗教的意味合いよりホモフォビアな側面を言っている。ヒースレジャーにホモ映画(ブロークバックマウンテン)に出るのはやめろと諭した逸話は、けっこう知られていると思う。

国策映画などという言葉があるが、自国のことを善良かつ正義に描く映画は、ぜったいに正しいと、わたしは個人的に思っている。どこに自国を悪く描く国があるだろう?そんな国は日本だけだ。徹底した自虐がわたしたちに何を及ぼしただろう?

わたしはもちろん戦争を知らない世代だが、戦争をヒロイックに描いた映画が日本にもあっていいと思っている。坂井三郎を劇的で完全なエンターテインメントとして描いた、たんじゅんな映画を見たいと思っている。

エンターテインメントに必要なのは、たんじゅんさだと思う。誰が良いのか。誰が悪いのか。もちろん悪にも両義性をふくませないと、抗日映画みたいな形骸になってしまうが、勧善懲悪のたんじゅんさはエンタメのきほんだと思う。

そのうえで、太平洋戦争で戦った我らの先達をスクリーンで縦横に暴れさせて欲しかった。むろん永遠に無理だ。事実上、戦争に負けたことは、創作に恒久的な規制がかけられたも同じである。戦争に負けると英霊は戦犯に変換される。たんじゅんなヒーローをつくったら、内外の反日から叩かれて、仕事や活動の場を追われてしまうにちがいない。

ただし公人でなければヒーロー視していいし靖国神社へ参拝してもいい。わたしは政治を知らないし右も左もきらいだが、基本的に日本がわるい国だと思っているならば、とっととよそへ移ったほうがいい。
けっきょく、作り手がたんじゅんで明解な善悪の判断基準をもっていなければ、戦争エンタメなんかつくれない。タカ派でピューリタンみたいな人でなければ、いい戦争映画なんかつくれないのである。

ただアメリカとて、一枚岩じゃない。アメリカを良く描きすぎるとリベラルから反撥の声があがる。その辺は中共と違ってさすがだが、きょうび、ハリウッドで戦争関連映画をつくるとなれば、その市場はこの星全域であって、左へも右へも振らない監修が働くのはとうぜんだ。

映画ハクソーリッジにはタカ派が描いていることのたんじゅんさと、しっかりしたバランスの監修が働いていた。
おそらくメルギブソンは、デズモンドTドスが(自身と重ね合わせて見ることもできる)敬虔な融通の利かない信者であることに絶大な信頼を寄せていたと思う。
ホモフォビアというのは根っこにある生理だ。公的にはLGBTs差別反対のスタンスであったとしても生理ならば揺るがない。その頑迷がある。
要するに、この映画には、いい意味のたんじゅんと、いい意味の頑迷があった。だからいい映画にならざるをえなかった──のである。

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津次郎

3.0信念の重み

2021年2月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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odeonza

4.0視点はアメリカ寄り

2021年2月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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penguin

4.5あとひとり助けさせて下さい !

2021年2月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

アンドリューガーフィールド扮するデズモンドドスは、行きがかりの病院でテリーサパーマー扮するナースのドロシーシュッテに魅せられ献血しデートに持ち込んだ。デズモンドは、ドロシーに人を救う衛生兵になりたいと言いながらプロポーズした。衛生兵に志願したデズモンドに父は嘆いた。デズモンドは、陸軍に入っても銃を持たないと宣言した。問題児扱いされているデズモンドの様な状況を良心的兵役拒否者と言うそうだ。神は殺すなと言っているとデズモンドは主張した。回りの連中はデズモンドを追い払わおうと殴りつけたり結婚式に出れなかったりしたがデズモンドは頑張る。麗しいドロシーも駆けつけ激励し、軍法会議にもかけられたが父の努力で認められ沖縄へ出向いた。日本兵は死ぬ事を恐れず攻撃してくるのをデズモンドは果たして避けられるのか? 米軍も必死だが、日本兵も必死の戦い。激戦の中でもデズモンドは銃を取らなかったし、軍が退却しても日本兵がそばまで来てもひとり残って助ける。あとひとり助けさせて下さい。そんな銃を取るより勇気ある実話があったんだね。

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重

3.0戦勝国も沢山死んだ。

2021年2月10日
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彼が厭戦でも戦場での英雄譚なら好戦映画と見る。
英雄無き絶望譚「野火」を想う。
沖縄の米兵余裕綽々映像ばかり教わったが、戦勝国も沢山死んだと想像していなかった自分を恥じる。
ほぼ同テーマの「沈黙」よりはこちらかな。

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きねまっきい

3.5殺戮ではなく人命救助にフォーカス

2021年1月8日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

アメリカの戦争映画にありがちなヒーロー映画感が少なく、地上戦の過酷さや悲惨さが伝わる作品だった。
また衛生兵にフォーカスした作品は初めて見たので、とても新鮮だった。武器を持たずに戦場に行き、人命救助に尽力された方がいたことを知れて良かった。

日本との戦争を敵国目線で映画を通して見るのはとても勉強になるので、多くの人に見てもらいたいと思いました。

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Pupa

4.0ハクソー・リッジ

2020年11月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

信念を持ち続けた事による奇跡。
沖縄修学旅行の平和学習を思い出した。
日本人だけでなく、アメリカ人も何人も亡くなっている。こういう映画で違う視点を得られる。
本当の話だとは思わなかった。すごい。

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ABCD

4.0一途な信仰心

2020年10月26日
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ずん

3.0後半だけでいい、

2020年10月21日
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けい

4.0戦争の残酷さを映す程反戦の思いが伝わる

2020年10月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

家の整理をしていたらまた出てきました、
未見のDVD😱
中でも今作、戦争じゃないですか。
戦争映画苦手なんです😅
しかも結構長いらしい😰
他にもDVDあったから後回しか⁉️
いや、きっと良作だ😤
監督メルギブソンだし。

そもそも何で後回しになってたか、
アンドリューが好きではないから。
いい男だと思いますよ、だけど何か軽薄さを感じる。
どーでもいーけど、瀬戸康史に似てる。
瀬戸も興味がない。
今作で興味あるとすれば、やはり名優ヒューゴでしょうね👍
あとドロシー役の女優、キレイですねー❤️
最近こーゆー若い正統派の美人増えてきておじさん嬉しい😍

で中身ね。
まあいっぱい死にます。そらそーよ戦争だもん。
その見せ方がリアル。
よく爆弾一発で大勢の人が吹っ飛ぶ映像ありますが、今作は肉片とか上半身だけとか、明らかに死んでるのが分かります。
銃撃戦でも頭だけとか足だけ千切れたり、頭半分無いとか内臓飛び出してるとか、観てないけど「進撃の巨人」の実写でもこれくらいやれよ💢(アニメは悲惨な死体沢山😱)と思うくらい、残酷この上無し。

ここまで表現するのは、監督メルギブソン故なのか。
彼の信仰から来る反戦の祈りは、作品の中では「不戦の兵士」ドスの、まるでスーパーヒーローの様な立ち回りと、残酷な死に方と無残な死体に依って語られている。
観てるとアメリカ側に肩入れしてしまうが、勝って万歳という感じでもない、ドスの振る舞いに全てが現れている。
これでこの人が実在の人物という事も凄い。

今更ながら、故大林宣彦監督も、ここまでの残酷描写をやって見せて欲しかった気もする。そうすればもっと彼の反戦の祈りも伝わったのではないだろうか。

一個ケチ付けたいのが、日本軍の切腹シーン。
これはちょっとリアルさが足りないかな🤔
後で調べたら、あの方は陸軍中将牛島満らしい。

日本軍でドスみたいなの居たら、
即絞首刑なんだろう。

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クリストフ

5.0彼自身を拾う

2020年9月26日
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彼が米兵を彼自身と同じように思っていたこと。
自分の信念に従って、自分自身を拾うように仲間を拾うこと。

安息日前に多くの人を1人で救い、彼がテントに戻る時、きっと助けられなかった、残してきた仲間のことを思っていたんじゃないか。
その時の彼の気持ちを想像するとやるせない気持ちでいっぱいだ。

アメリカから見た日本兵ってああなんだ。

人は守るために戦う。
武器で戦わなければ守れないんだろうか。
リアルとして、今もどこかで武器を持って戦う人がいて、自分はベッドの上で映画を観ながら考えているだけ。

虚しいな。

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こつ

5.0信仰と恐怖

2020年9月24日
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鑑賞方法:VOD

戦争映画は恐ろしい。この映画を観た第一声がそれかと突っ込まれそうだが、本心なのだから仕方ない。ホラー映画よりも恐ろしいと思う。それが現にあるものだから。本作を観ながら、私は飛び交う銃弾を避けようと何度ものけぞり、恐怖の声を上げた。それほどに戦闘シーンは迫真に迫り、観る者に強い衝撃を与えるものとなっている。映画技術の進歩はもとより、メル・ギブソンの手腕にもよるのだろう。とはいえ、殺し殺される相手方は日本人なのだから、複雑な思いにもなる。
主人公を演じるアンドリュー・ガーフィールドは、「沈黙」で演じた宣教師に続いて、日本の地で信仰心を試される役を演じることになった。彼は両方の役で同じような台詞を発する。I can’t hear you. 神よ、あなたの声が聞こえません。ただし本作では、そう呟く彼の耳に、負傷して呻く戦友たちの声が飛び込んでくるのである。
全く前知識なく観始めたため、エンドロールの前にデズモンド・ドス本人の映像が流れて驚いた。

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みんも

3.5日本人としてどう感じるか?

2020年9月16日
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鑑賞方法:VOD

太平洋戦争末期の沖縄本島での日米激戦を映画化。武器を持たない衛生兵を主人公に迫力の戦闘シーンがこれでもかと押し寄せる。

個人的には、何かを訴え掛けられたと言う事はなく、信念を貫き通す青年と激しい戦闘のリアル描写の裏に『アメリカ最高』が見える脚本だと感じた。
私は自身をゴリゴリの保守ではないと思っているが、あの日本兵の描写には悪意を感じざるを得ない。
論評の中には中立な描写だ、当時をよく調べて戦闘シーンなどを再現したと言う評価も見受けられるが、製作及び監督の意図を一人の日本人として何かが引っ掛かる残念さを感じてしまった。

また、本作に歴史的興味を持った事に間違いはなく、日米激戦のハクソー・リッジは現在の浦添市に実際にある高地との事。両国の戦没者に敬意を持って訪れてみたいと思った。

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Iwarenkon

4.0実話ってすごい・・・

2020年9月2日
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KEI

5.0戦場での命の軽さと、当然であるべき命の尊さを学べる

2020年8月8日
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アメリカ側から見た沖縄戦。

途絶えることなく襲ってくる日本兵。
日本人の自分でも、アメリカ側に感情移入させられると、日本兵が怖くてたまらない。

日本兵は命を落とす覚悟で襲ってくるのを理解できないアメリカ兵。
これはよく聞く話だが、この映画でアメリカ側の立場に立って、その理解できない気持ちが初めて分かる。

一方で、1人でも命を落とさせたくないと勤める主人公。

訓練時には、いじめられた仲間や上官も助けた。
全ての人を殺してはならないという信念を持って。

日本人をも助けているシーンは胸に刺さる。

戦場での命の軽さと、当然であるべき命の重さの両方が深く理解できる映画。

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hiro

3.0理不尽にも思える明確な敵があって際立つ誉れ

2020年6月8日
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とにかくアンドリュー・ガーフィールドの演技が良い。

ストーリーも良いが、序盤が微妙なのと、まるでゴキブリのような日本兵が演出しすぎに思える。

それでも争い自体にフォーカスしているわけではなく、あくまで主軸はデズモンドの信念だから感覚的に見れる。

良作。

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雪村

4.0「もう一人助けさせてくれ」

2020年6月2日
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・戦闘シーン肉薄感すごい
・「もう一人助けさせて」の言葉の力は強い。
・使命のために体を使うこと。
・奥さんとのなれそめがキザ
・奥さん美人
・こういうラブストーリーは美女だと力が宿る
・帰らなけれないけない動機づけがつよく、美女を潜在的にみたいと思うから観客が共感する
・沖縄決戦みなければ
・日本兵の描き方が丁寧
・自分の意志ではどうにもならないものがある。
・行動や願望は自分で決められる。
・父親像が切なくて素晴らしい。
・子は父が憎らしくて愛してもいる。
・だから銃を持てない。この動機が温かい。

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DEPO LABO

4.5すごい

2020年4月16日
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ごめんなさい。観ず嫌いでメルギブソン舐めてました。こんなに丁寧に作品作れるのか。。難しいことはやらずシンプルかつ常に惹きつける絵作り。圧巻でした。
丁寧だわー。

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かりぶ