ハクソー・リッジのレビュー・感想・評価

ハクソー・リッジ

劇場公開日 2017年6月24日
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信仰の狂気が勝利する瞬間。

信仰における信念から誰一人殺さない。武器も絶対に持たないが、ひとりの国民として戦争には役に立ちたい。それも苛酷な最前線で。

劇中で困惑する上官たちならずとも、ちょっとおかしいんじゃねえかと思うだろう。誰一人傷つけたくないのに、戦争の大義は否定しない。そこには大きな矛盾がある。その矛盾を埋めようという努力を主人公はしない。ただ、現実を自分の信仰の基準に強引にハメ込もうとしている気すらする。

だから衛生兵になって、傷ついた兵士を助けたい。そう固く決意して、本当に実践してしまった男の実話なわけだが、クライマックスで男の信念に捻じ伏せられた。

「神様、あと一人助けさせて」と祈りながら、米兵も日本兵も治療し、救出して回る。偽善、と言えば偽善だと思う。が、偽善であってもここまでやれば善なのだ、と本作を観ていると納得せざるを得ない。まさに結果がものを言う。正しいかどうかはわからないが、正直感動した。

バッハ。
バッハ。さん / 2017年6月30日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  怖い 興奮 知的
  • 鑑賞方法:試写会
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ガーフィールド、“日本”と“信仰”との奇縁

ハリウッドスターが日本を舞台にした映画に主演するなど、そうたびたび起きることではない。ところが何の巡り合わせか、アンドリュー・ガーフィールドは時をほぼ同じくして、マーティン・スコセッシ監督の「沈黙 サイレンス」では江戸時代に来日する宣教師、本作では沖縄戦に従軍する衛生兵として主役を張ることになった。

両作品のもう一つの重要な共通点は、どちらの主人公も敬虔なキリスト教者であり、その信仰心が試される受難が描かれていること。メル・ギブソンは監督作「パッション」でキリストが拷問される凄惨な描写で物議を醸したが、本作でも訓練時のいじめや地獄絵図な戦場での命懸けの救助活動が執拗に提示される。キリスト教圏においてあるいは自明なのかもしれないが、受難に耐え克服する熱情こそが信仰の本質である、より端的に言えば「受難は熱情と同義である」ということを、メルギブは諸作を通じて語っているように思える。

AuVis
AuVisさん / 2017年6月30日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  怖い 興奮
  • 鑑賞方法:試写会
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メル・ギブソンの執念が成し遂げた、誰も観たことのない種類の戦争映画

メル・ギブソンの執念を見た。溜まっていたものを全てぶちまけるように、観る側が恐れおののくほどの圧倒的な戦場を描き尽くしている。確かに激戦地で銃弾が、肉片が飛び散る様には凄まじいものを感じた。が、秀逸なのは「人命を奪い合うこと」以上に「人命を助けること」をここまでの壮絶さで描き切った点だろう。奇しくもガーフィールドがロープを駆使して崖から負傷者を下ろす様には『アメイジング・スパイダーマン』、あるいは信仰に生きる『沈黙』の役柄すら彷彿させられた。

また、本作は主人公の半生についてドラマを重ね、彼が「絶対に武器を手にしない」という信念を貫く根拠をじっくりと醸成していく。そこで絡まり合う父親像の素晴らしさをどう表現すれば良いのだろう。ギブソンは弱い者、傷ついた者にどこか優しい。彼自身、人間の底にある弱さを自覚しているからこそ、再起しようとする者にかくも特別な見せ場を用意せずにいられなかったのかもしれない。

ぐうたら
ぐうたらさん / 2017年6月28日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 怖い 知的
  • 鑑賞方法:試写会
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理屈を超えた信仰心の崇高さと畏怖

本作は戦争についての映画ではない。実際に主舞台は沖縄の地上戦ではある。しかし、本作は戦争の何たるかについて描いた作品ではなく、一人の男の信仰心について描いた作品だ。彼の信仰を試される場として戦場が設定されているに過ぎない。

もっぱら映画の焦点は、アンドリュー・ガーフィールド演じるデズモンドの信仰を貫く姿勢に当てられる。戦場描写の凄惨さに関して『プライベート・ライアン』と比較されているが、内容に関しては、むしろ同監督の『パッション』を連想させる。どちらも信仰に殉じた男を描くという点で両作は同じ方向をむいた作品と言えるだろう。

宗教的信念により、訓練中も武器を持たず、そのため同僚から激烈な差別を受け、衛生兵として従軍を認められても、戦場で一切の武器を持たず、激戦のなか敵味方関係なく命を救い続ける。その姿は崇高さと同時に狂気をも感じさせる。パッションのキリスト同様、理屈を超えた自己犠牲の美しさと畏怖を描いた傑作。

ローチ
ローチさん / 2017年6月22日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  怖い 興奮 知的
  • 鑑賞方法:試写会
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主人公が人生に挑むと決めた瞬間、号泣

メルギブソンの映画らしく多分にキリスト教的ではある。が、それとは関係無く主人公がクライマックスにある決断を下す所で号泣してしまった。ロッキー1でロッキーがミッキーに握手を求めに行く所やマッドマックス怒りのデスロードで塩湖横断を止める行動を決断したマックスといった、男が人生に挑むと決意した瞬間がこの映画にもあり、映画館でボロボロと泣いてしまった。

あと「戦闘シーングロいけど、皆んな分かってて観に来てるだろ?」と、メルギブソンから言われているようなゴア描写の連続。凄い…。ただ、この悲惨さが主人公の決断を引き立ててもいると思う。

ラスト、「これ、この一線超えたら絶っ対ヤバイよね?」ってトコの演出がまーうまい。

反戦映画ながら物凄い戦闘描写の連続、凄い映画だった…。

ヒロ
ヒロさん / 2018年5月5日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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3.8 よかった! すごい 戦争映画苦手だけどこうゆうのは観て欲しい

3.8
よかった!
すごい
戦争映画苦手だけどこうゆうのは観て欲しい

みー
みーさん / 2018年4月30日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける
  • 鑑賞方法:-
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メルギブソン…やりましたね。 中々長めだったけど、無駄なシーンはな...

メルギブソン…やりましたね。

中々長めだったけど、無駄なシーンはなく、ずっと力みっぱなしで観てました。

彼の信念がどれだけのことを成し遂げたのか、またこの作品を観ている時間の中で、戦争についても沢山のことを考え、感じ、苦しくさせられた。

aco
acoさん / 2018年4月13日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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沈黙サイレンスとの連続性!!!

現代のキリストのような善行を行った、ウソのような本当の話。コレ、完全フィクションだったらシラけてるだろうな〜、とか思うけど、流石はメルギブ監督、ちゃんと深く面白い映画になっている。

メルギブソン監督作品によく見られる、信念と現実との狭間の葛藤が今回も描かれていて、心にズシンと重たいものがのしかかってくる。さらに戦争映画だし。見応えが十分過ぎる作品になっているを

にしても、アンドリューガーフィールドは、キリスト教絡みの役が続いてるね。沈黙(サイレンス)では生きるために宗教上の点について妥協していたけど(信念は曲げていないが)、本作では妥協しなかった。

サケビオース
サケビオースさん / 2018年3月30日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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人として、人を救う

軍隊のしごきや、ハクソー・リッジでの戦闘シーンが凄くて。
ましてや沖縄戦の話。
いつもだったらたぶんギブアップする、分野の作品ですが。

デズモンドの「あと一人救わせてください」と次々助けていく姿が胸を打ちます。
過去の経験から、「銃は持たない」という強い信念。
それは厚い信仰・心の拠り所があってこそでしょう。

ハードなシーンを懸命に走り回るデズモンド。
誰よりも勇ましかった。

そして今。世界紛争等「人間が人間に銃を向ける」ことの悲惨さを十二分に伝えていると思います。

fukui42
fukui42さん / 2018年3月28日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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感動しました

兵士を助けるシーン、戦闘シーン、変な言い方かもしれないけど、とてもよく描写されてた。

ハラハラしたし、感動した

can0py1012
can0py1012さん / 2018年3月24日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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📞現場は凄まじいです❗️オーバー❗️

2017年度ベスト10作品再上映館にて。

軍隊なら訓練の基礎的必須カリキュラムすらこなせない変人扱いで即除隊になりそうなものですが、先進民主主義国家では妙な救済処置も用意されていたのですね。

日本が敵国のtrue storyで心苦しいところもあるのですが、沖縄戦の戦場シーンがかつて観た事ないほど(グロもあり)凄まじく、度肝を抜かれ見せつけられ焼かれ食べさせられるくらいのものでして、、当時の国家間の欲がぶつかり合い仕方がなかった衝突現場とは言え、自分と同じ人畜生が繰り広げる殺戮合戦にやるせなさと虚しさを覚えずにはおられませんでした。

敵兵をも救ったという彼の目に、同じく常識では計れない“狂信者”然としていたであろう日本兵はどう映ったのでしょうか。

画面からのスリリングなシーンの波状攻撃で脳が緊張を強いられたのか鑑賞後妙に頭痛がするので本日はもう大人しく帰宅することにしました。こちらの容量オーバー後も容赦なく降り注ぎ続ける激しき戦場の過剰な火薬量にちょっと−★0.5。

メル・ギブソン監督流なるべくCGに頼らなかったという本作、参りました。VR映像で見続けたらPTSDになれるかも知れません。

映画マン
映画マンさん / 2018年3月18日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい 怖い 興奮
  • 鑑賞方法:映画館
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ウソのような本当の話 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

実話と知らずに観ていたらなんて真実味のない話だ、と思うところだった。主人公が信心深く、平和主義なのは結構なことだが、軍隊という規則で成り立っているような組織を根源から覆してまで主義主張を通すところに白人的傲慢さが見えた。この戦闘シーンが本当なら、主人公が生き残ったことは奇跡的であり、信心深いメル・ギブソンがありがたがって映画化したのには納得がいった。

GreenT
GreenTさん / 2018年3月10日 / PCから投稿
  • 評価: -
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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迫力が凄くて

迫力が凄くて観るのに疲れた(^^;
太平洋戦中の沖縄戦で活躍した米軍衛生兵の実話もの。
日本人なんで観るのが辛い部分も有るんだけど、あくまでも映画として最後まで観させてもらった。
アカデミー賞をとってるだけはあるなと思った。

SelfishCat
SelfishCatさん / 2018年3月6日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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良心的兵役拒否

宗教上の信念から人を殺すことは出来ない、と銃を持つことを拒否した兵士の実話。
主人公(アンドリュー・ガーフィールド)は沖縄戦に衛生兵として投入される。
監督はメル・ギブソンで、戦闘シーンの凄まじさはさすがとしか言いようのない迫力。
沖縄戦が日本と連合国のその後に大きな影響を及ぼしたことがよくわかる。

いやよセブン
いやよセブンさん / 2018年3月6日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  怖い 興奮
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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メル・ギブソン

戦争映画が好きな人には
すこし物足りないかも、、

信念を曲げないことへの執着、
死を恐れない勇敢さ。。

エンディングが好き

焼きそばの町
焼きそばの町さん / 2018年2月27日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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血のしたたり

久しぶりにこの監督の映画をみたが、泥と血のしたたりなど、懐かしい感じがしました。
リアリティがあって迫力があり、映画館で観る醍醐味があります。

morihide
morihideさん / 2018年2月25日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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デズモンド勇気をありがとう

どんな言葉で言い繕っても、戦争は戦争。
人が人を殺める残酷な時代。
だがそんな混沌とした極限の世界でここまで信念を貫いた勇敢な男を我らは目にする。
とてつもない勇気と感動を与えてもらった。

アンドゥ
アンドゥさん / 2018年1月24日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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メル

マッドマックスが撮ったスピリチュアル映画。戦争の悲惨さとか、そういう感じでもない。なんなんだろう、この流刑地オーストラリア出身のメルが描く一貫して血みどろなキリスト教感は。自らの肉体を傷つけるプリーチャーというのはイーストウッドの専売特許なのだけれど、イーストウッドが亡霊なのに対して、ギブソンは精霊系。顔のない天使の時から。炸裂するカトリシズム、パトリオティズム、血を浴びる身体。さすがマッドマックス、崇高さのかけらもなく、凄く面白い。かつてなく誠実な日本人兵の描き方な気がする。自爆、ハラキリ、紋切り型で、何を信じてるかの違いだけでイエモンもヤンキーもお互いすこし狂ってて。切断された遺体を盾に特攻する米兵と、白旗揚げて自爆する日本兵の対比はフェア。

ssspkk
ssspkkさん / 2018年1月21日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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知ることが出来た

戦争は悪いものと言われ続けてきたが、「いけないもの」ぐらいの認識だった。この作品を通じて改めて戦争と言うものを感じることが出来たと思う。お互いの大事なものを守る為自分の命を捨てる覚悟がアメリカ兵ともに日本兵からも伝わってきた。鉛玉1つで命は散る。軽いけど沢山の思いが詰まった命を簡単に失ってはいけないと感じた。

マヨラー侍
マヨラー侍さん / 2018年1月20日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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内容はともかく

沖縄戦、米側を美化しすぎ!米の映画なんで仕方がないが。見ていて不愉快になって来たわ。

おっさん
おっさんさん / 2018年1月10日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 1.5
  • 印象:  -
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