マン・ダウン 戦士の約束のレビュー・感想・評価
全27件中、21~27件目を表示
PTSDの症状を激くし過ぎた感
幼い息子と妻に恵まれた海兵隊が、妻の反対を押し切って戦場に派遣され、戦場の悲惨な体験を引きずって国に帰還してみると家庭は壊れ、親友にも裏切られていた事を知り、人格が崩壊してしまい悲劇的な展開になるのだが、主人ののPTSDの症状がちょっと現実味に欠け、せっかくいいテーマを扱っているのに、奇をてらった感が出てしまい、本来伝えたかったであろう、戦場からの帰還兵の問題の焦点がぼやけたのではないか?そこは『アメリカン・スナイパー』と対照的。『アメリカン・スナイパー』はPTSDのところはかなりあっさり描いてあって、あったのか無かったのか分からないくらいだったけど。
しかし、三つの時間軸が並行して進んでいくミステリアスな展開は良かった。結構頭を整理しながら観ることを余儀なくされますが、観る者の頭を混乱させようという意図はなかなか心憎かった。
でも自分だったら戦場の出来事より、帰還してからの家庭内の出来事の方がショック大きいだろうな。そのまま家を飛び出してヤケになってホームレスにでもなるかもしれない。
精神に変調をきたした帰還兵の異常行動
戦場で耳を劈くほどの轟音、轟音、轟音。一復員兵が祖国に帰還するが、PTSDに悩まされていた。毎日、非日常の戦火で、非現実である戦場で轟音の鳴り響く日々で過ごしてきた一人の男の変調が生々しく描かれている。ラスト30分程だろうか彼の行動の異常さに目が離さずにはいられない。
父と息子の戦場を越えた愛の悲劇で賞
素晴らしい。
物語の展開も、構成も、内容も、
事前の予告とか宣伝の感じまでも、
観終えた後の感動に繋がってる気がする。
このストーリーを、この描き方なのが、
とてもよかった。
個人的に好きな内容だし、
親子の愛もしっかり描かれていて、
涙を誘われた。
久しぶりに、
本気で予想を裏切られた。
偉大な反戦映画だと思う。
これから観る人は、
ぜひあまり事前情報を得ず、
映画に没頭してほしい。
帰還兵の真実を目の当たりにする
ネタバレでも色褪せない
凄絶な遣り切れなさが後を引く…
絶望の最中に際立つ愛情。
こういう反戦映画が観たかった!
………………………………………………………………………
2017.2.27 新宿武蔵野館にて1回目。
のっけからずーっと続く閉塞感。
とにかく苦しい…ひたすら息苦しい…
そして自分が
目にしているものの正体を知ったとき
戦慄とも言えるほどの震えが
身体中を駆け巡って…
劇場を出た今も衝撃は止まらない。
PTSD
冒頭の出来事はどういうことか良くわからず、その後直ぐに場面が変わり面談開始。
家族の話が始まって、日常的幸せな感じでまったり。
面談〜回想と帰還後と繰り返していくうちに、そういうことかと気付かされる。
当然ながら従軍経験のない自分にはどこまでリアルかは想像もつかないが最後の字幕の意味も含めて考えさせられる。
予告編、ポスターともに傑作
二つの情報以外は閉じて、何となくの想像で鑑賞。後半に差し掛かった辺りから、ずんずんと苦しくなり…。
個人的にはアメリカンスナイパーよりもこちら。対比としては伴侶のスタンスか。大事ですなぁパートナー。
切ない
33本目。
途中で気付いてからは切なかった。
どうしようもない?どうしたら救われる?死ぬしかない?
大国になりすぎたが故に抱える問題なのかな?
似た様な問題を取り上げた作品は何本か観た事あるけど、一番リアル。
全27件中、21~27件目を表示