劇場公開日 2017年4月7日

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ゴースト・イン・ザ・シェルのレビュー・感想・評価

全485件中、21~40件目を表示

0.5攻殻機動隊が好きな人にはオススメ出来ない

2021年12月5日
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悲しい

 以下の背景で作られたんじゃないかなとネガティブに勘繰ってしまうほどダメダメな映画でした。

「よーし、今度はサイバーパンク風の映画を作るぞー!」
「でも設定とかキャラ付けとか考えるの面倒だしどうしましょうか」
「何か人気みたいだし、この攻殻機動隊ってやつから借りてくればいいじゃん!」
「成程!って設定とかがむず過ぎ!こんなんじゃ馬鹿達は分かんないよ」
「それなら設定を分かりやすく改変して、原作厨も騒がない様にこのシーンを入れて、ここをこうしてほら出来た!馬鹿にも分かるかっちょいいサイバーパンクの映画!」

 ...まるで、攻殻機動隊のキャラや設定を少し借りて作った、豪華なお人形あそび。
 しかも、攻殻機動隊の登場人物をアメリカのありきたりなキャラ設定に当て嵌めただけで、原作のリスペクトがほぼない様に感じた。

———————————————————
・少佐...アメリカの映画によくいる、組織の行動に反発して活躍する英雄的主人公&自分は人間なのか機械なのかと自問自答するキャラ(古臭い)
・トグサ...グループの中の皮肉担当
・バトー...破天荒な主人公に付いていき、主人公のメンタルを代弁したりフォローする相棒役
・荒巻…主人公の行動を咎めて観客の反発心を煽るだけ煽ったりして、主人公が輝く場を用意する為にいる影の立役者存在の司令官
 etc…
———————————————————

 原作の攻殻機動隊を意識して観ていたら、設定の作り込みの粗さやリアリティの無さ、登場人物全員の考え方の浅さに辟易した。

 自分は攻殻機動隊のアニメが好きで、其々のキャラの矜持や信念等の人柄が物語に厚みやドラマを加えていると思うのだが、この映画では、そういったものがペラッペラの薄っぺら過ぎる。トイレットペーパーより薄い、ケツを拭くのにも使えない。
 例えば、原作ではトグサが積極的に義体化(身体を機械に置き換える)しない事について、理由を深くは語りはしないのだがこの映画では、少佐の全身義体を皮肉りながら貶めていて、相手の立場や考えに立って思慮深く発言をしようとするアニメのトグサと乖離しすぎていた。
 言動の精神年齢が低過ぎるし、まるでアメリカンスクールで嫌味を言うジョック並の知性の低さにトグサをカテゴライズして表現する場面は不快だった。

 攻殻機動隊の世界の住人達は、現在よりネットやサイバネティクスが遥かに発達し、倫理観や価値観が異なる新世界の中で起こる、アイデンティティに関わる特殊な出来事に遭遇する。それが、この映画では単なる娯楽としての分かりやすい陳腐な設定に置き換えられてしまっていた。
 家族を持つ者、身体を義体化している者、ネットに棲む者、人間ではない機械の者。
 其々の登場人物達の人生の歩みや背景が感じられる考えの多様性、多面的な見方、そして一人一人の信念や立場に則った言動から、新世界の考えに触れる事で楽しめる。その中で、少佐やトグサ達の考え方に好感を持つ事で、作品が好きになっていったりしたのだが、これらの好きな要素が削ぎ落とされほぼなくなっていた。

 映画という120分の制約がある為に、キャラ付けを分かりやすく設定もとっつきやすく変えるのは別に良いと思うのだが......余りにも酷過ぎて原作を侮辱している風にまで感じた。
 攻殻機動隊とは一切関係のない、別のサイバーパンク映画として観ればいいと思ったが、もう攻殻機動隊を知ってしまっているのでフィルターをどうしても通さなくてはいけないし、総じて見ると一本の映画として普通に脚本がつまらなかった。

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白石黒井

2.5全体的に中途半端

2021年10月7日
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鑑賞方法:VOD

世界でただ一人、脳以外は全身義体の世界最強の少佐率いるエリート捜査組織公安9課。ハンカ・ロボティックスの推し進めるサイバー・テクノロジーを狙う、サイバーテロ組織と対峙する。捜査を進めるうちに、事件は少佐の脳にわずかに残された過去の記憶へとつながり、彼女の存在を揺るがす衝撃の展開へと発展する、というストーリー。

GHOST IN THE SHELL、イノセンス、TVシリーズと観てるので期待半分不安半分で鑑賞。比較しなければよくありがちなSF映画、といった感じ。
ハリウッドの味付けがされてると気づけば展開を予想するのは容易で、平凡の範疇と言えるお話。
見どころがあまりない映画になってしまい、テーマもキャストもアクションも世界観も全てが中途半端な仕上がりに感じた。

最後までスカーレット・ヨハンソンのコスプレ感が拭えなかったのが残念。アクションもややぎこちなく、スタイルもうーん、髪型もどうせならオリジナルにすればよかったのに…。

ただ、吹き替えの田中敦子と大塚明夫の掛け合いはめちゃくちゃよかった。
観るなら絶対吹替版がおすすめ!

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waisigh

4.0ヤクザ映画の連続に連なる

2021年8月17日
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マッドムービー📽まさかたけちゃんが出てくるとは思ってなかったけど、この映画の雰囲気には合うよね。と思いつつ観ていました◎僕の映画に対する評価は、釈迦が500回死んで釈迦になった下の実際がわかったような気になれた点で感謝感激雨霰だが、きっと作者はそんなこと想定してないだろうなぁ。である。
ま、観て無駄は感じなかったから。3位上(^^)

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tomokuni0714

0.5面白いかコレ!?

2021年7月17日
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鑑賞方法:VOD

様々な創作に影響を与えたという攻殻機動隊ですが、本作を観て将来偉大なクリエーターになる子供は皆無なのではないでしょうか。せめてマトリックス1と並ぶクオリティでないと作る意味は無かったと思います。一応主人公が自分自身を知るという内容ですが、驚きも何もありまあせんでした。ハリウッド映画、日本の実写やアニメは共に、ただ原作を消費するだけのルーティンになってしまいました。アニメの荒巻が好きなので、たけしなのもキツいです。

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

3.0難しい

2021年6月17日
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原作を知らずになんとなく見たら、ちょっと難しかったけど、日本の作品もやはり、ハリウッドが実写化するとスケールがデカくて、見応えがあった。北野武は、やはりカッコ良かった!!

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どん

3.0攻殻の映画作品は全てパラレルという前提が必要

2021年6月16日
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鑑賞方法:DVD/BD
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marumo

0.5最低作品

2021年4月4日
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zippo228

2.0映像は綺麗だった

2021年3月4日
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まりえ13

2.0ブレードランナーの呪縛

2021年2月11日
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想定の範囲内。
ブレラン、ロボコップが如何に監督の変態強度ゆえにSFからはみ出ていたかを知る比較対照的価値。
CG未来都市に新味なし。
ブレランの呪縛から我々はいつどのように開放されるのだろう。

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きねまっきい

2.0レディロボコップ

2020年11月23日
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鑑賞方法:VOD

殉職後、ロボットに改造されて復活した警察官。失った記憶を取り戻した彼は、自分を作り上げた巨大企業こそ、倒すべき悪だとみなし、勇敢に立ち向かう。そんな有名なハリウッドSFアクション映画があったなあ、って思い出しました。本作は攻殻機動隊の世界を借りた、そういう感じの作品です。アニメ映画の押井版GITS、もしくはイノセンスがお好きな監督を見受けましたが、ならば無理に内容を弄らず、そのまま実写化したら、もっと世界的な評価が高かったのでは?と思いました。士郎正宗原作の漫画の攻殻機動隊、およびSACシリーズファンとしましては、強くそう感じました。

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dee909

4.0アニメがハマらなかった身としてはいい作品

2020年9月6日
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鑑賞方法:VOD

興奮

知的

押井守版の攻殻機動隊は二作とも鑑賞済み。
かなり低評価が目立つけど個人的にはいい実写化だと思う。
<脳が人間で身体はロボットならば人間と言えるのか>というテーマを実写ならではの演技でスカヨハが体現していて、テーマ自体もアニメ版より深い気がした。

ただやっぱり北野武だけ日本語話しているのには違和感を感じる。
どうせ電脳化してるんだし、せっかく世界中のキャストが集まっているんだから、北野武だけじゃなくて他の外国人も母国語で話した方が攻殻らしさがでるし未来感もでる。

ストーリーはアニメにあったところがなかったり、新しいシーンがあったりと完全な真似ではなく色々改変してある。たぶんそこが低評価の原因だと思うけど、アニメがイマイチハマらなかった自分にとっては今作はエンタメ要素もあって面白い。少佐の正体についてのミステリーもあってハラハラするし何よりもWETAデジタルの視覚効果が素晴らしく世界に浸りこむ。
特に後者はサイバーパンクの世界観が好きな自分にとってはたまらん映像だし緻密で大胆なアクションはカッコいい。でもアクションシーンは無駄にスローが多くてドキドキがない。
エンドクレジットでアニメの印象的な民謡を流れたときはちょっと嬉しかった。

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Pegasus

4.0人の心というのは… それにしても、スカーレットヨハンソンが 美しす...

2020年8月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

知的

人の心というのは…
それにしても、スカーレットヨハンソンが
美しすぎて見惚れてた🥰
いつか私たちも体は作り物になるのかしら

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nao

4.5素晴らしい映像体験

2020年7月12日
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鑑賞方法:映画館

昔からの攻殻ファンとして、この映画は必見。

見た感想としては、素晴らしい!!の一言。

ただ、ストーリーについてはそれほど面白味はない。
原作や日本アニメ版の攻殻を随所に踏襲したストーリーで、特段目新しさはない。ファンとしては嬉しいけど。全編にわたってニヤニヤできる。

けど、前半の襲撃シーンの映像は素晴らしかった。
なるほど、あのアニメを実写にするとこんな表現になるのか!!と感心した。あのシーンは電脳の表現含めて製作者が相当気合入れて作ったのが感じられる。

街並みも面白い。
未来で本当にあーなるのかはわからないけど、なるほど、そういう可能性もあるなーって感じ。ブレードランナーの進化版というか。

あと、この映画はIMAX 3Dで見ることを強くオススメする。3Dの方が圧倒的に面白い!!それは間違いない。
IMAXの音質も素晴らしいので、この映画の世界観にどっぷりと浸かれる。

たけしだけちょっと微妙だったけど(笑)、主役のスカーレット・ヨハンソン含め俳優も良かったし、良い映画体験させてもらいました!!

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よねお

2.0ブレードランナー+マトリックス÷2=・・・・ ボディを女性の体にす...

2020年6月4日
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鑑賞方法:VOD

ブレードランナー+マトリックス÷2=・・・・
ボディを女性の体にする必要はないのでは??
女性が観て楽しいのだろうか????

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J417

4.0物語に時代が追いついてきた。

2020年6月2日
iPhoneアプリから投稿

興奮

・ネットが普及する前にこの脚本を思い描いてた原作(攻殻機動隊)がそもそもすごい。

・メタルギアソリッドは攻殻機動隊からもヒントを得てるのかもなーと思う。

・原作も映画も時代の3歩先行っている作品。

・未来の中にも伝統が活きている。
(形は変わってはいるが)

・近未来が背景に移るオールCGシーンと人物クローズアップの実写シーンのトーンあわせがめちゃくちゃ自然ですごい。
(船の上のシーン)

・アウトレイジが観たくなる

・美しい東洋的で都会的な風景を観て世界観に浸るだけでも大満足

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DEPO LABO

3.5良い所と悪い所がはっきりしている

2020年3月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

好きなアニメの実写なのについぞ見てなかったこの作品を今日初めて視聴した。

結果としては私はアリだと思う。
しっかりとミステリー要素を含んでいるし、
原作やアニメに対してのリスペクトが感じられ、それを視聴者が見てニヤリと出来るシーンが盛りだくさん。
ここはタイトルに書いた通り良い所だと思う。

反対に悪い所は近未来の世界観。
ゴテゴテの芸者ガールズや日本と中国をごった煮にしたような街並みは日本人として、もとい本作のアニメ好きとしては中々受け入れ難いものがあるように思える。
逆に言えば欧米からするとブレードランナーしかりやっぱああいうイメージこそが日本や中国なんだろうか。

まとめとしてはアメリカが考えた攻殻機動隊はこれです!と言われればなんの問題無くむしろ楽しめた作品だった。
ただ最後に…荒巻(武闘派)のたけしがアウトレイジにいたかしら?と思える役どころでちょっと面白い笑
それとタチコマはー!?ゴツい多脚戦車じゃなくて可愛いタチコマはー!?

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ヒース

3.0良い実写化だと思う…

2020年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

知的

小生、押井守ファンにして『イノセンス』と『スカイ・クロラ』をこよなく愛す者ナリ。
そんな偏った視点から本レビューは語られています、ご注意をば(笑)

とはいえ、そんなに不満点とかはないです(笑)
(酷評してやろうと手ぐすねひきながら鑑賞に挑んだのはヒミツ♪)
全体としてまとまりが良く、スカーレット・ヨハンソン、桃井かおり、ビートたけしの好演もあり、本実写化に際してのオリジナル設定や、エピソードも問題なく、普通に楽しめましたわ。(義体の普及度に関して文句のある人もいるかもだが、ワシはスルーできたよ)
原作マンガファン、アニメ版ファンも一見の価値はあると思うし、「攻殻」文化に関係なくてもアクション映画好きならばオススメ。
(まあ、一番強い導線はスカーレット・ヨハンソンかな…)

んじゃ「…」は何かって言うと、これだったらアニメ見た方がいいよな、とはやっぱなってしまうので。アニメが本当に素晴らしいだけに…ね…
個人的には(リスペクトなのかもしれないが)実写オリジナル展開より、「原作アニメ順守」のシーンの方がむず痒くてしんどかったのですよ。
(穴が開くほど観たからねー元のアニメ。)
まあまあ、それはホント個人の感想なんだけど、商業的な目算があったのか、リスペクトがあったのかは知らないけど、「そのまんま実写化」の流れはそろそろ諦めた方がいいんじゃないかなぁ…って。
まあ、良いコンテンツってのは希少なんで、使いまわして儲けた方が…ってメソッドは判るんだけどね(笑)

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zerumina

4.0スカーレット・ヨハンソン!

2019年12月31日
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楽しい

興奮

原作のファンの方には不評だと思いますが、面白かったです! 雰囲気も大好きです! 未来の街並みは他の映画の未来の街並みより好みでした(笑) スカーレット・ヨハンソンも素敵でした!

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映画は生き甲斐

0.5猿まねばかりの三流映画

2019年11月22日
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全然攻殻機動隊という感じではない、とほほなところが多い残念な出来上がり。
特に、スーカーレットヨハンソンのドラえもんみたいな姿。
たけしと桃井かおりの酷い演技。
ブレードランナーやその他の映画のシーンをつなぎあわせたようなオリジナリティのない、ぐたぐたな展開。

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アサシンⅡ
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