LOGAN ローガンのレビュー・感想・評価
全376件中、181~200件目を表示
まずまず
ここが凄い、って言う部分が無く、だからと言ってこれは酷いなってところも無く。
X-MENのシリーズにそれほど思い入れが無いと、そんなものかと思います。
ちょっと人が死にすぎかなあ。
劇中に登場する良い人は皆死に絶えてしまって、その他登場するのは悪らつな人間ばかりなので(それもまた全滅ですが)、最後にミュータントの子供達だけ生き残っても、あまり希望が感じられないです。それもまた意図した所なのかもしれませんが。
他の映画から借りた言葉で最後を締めるのもちょっとどうかなあ。
ローガンのフィナーレ
いままでのローガンは辛すぎる人生だった。しかも不死身なのだ。我々には想像もつかない苦しみを、悲しみを味わっていたはずだ。そのローガンのフィナーレを飾るのにふさわしい出来であった。
映画がはじまり、覚悟していた以上の衝撃を受け、すぐには映画の世界観に入り込めなかった。本作はローガンの老いだけではなく、彼を取り巻く世界そのものの老いを表現していた。
そのような少しだけマッドマックスを彷彿とさせるような世界に、1人のヒロイン、ローラの存在は大きすぎる。誰もが好感を持ってしまう。そしてアクションのかっこよさに震えてしまう。
本作では、シリーズ初のR15指定を受けたが、それはアメコミ映画でさえ、ほとんど見ないものであり、デッドプールくらいだろうか。そこまでして表現したかったローガンの人間像が見えた気がする。いままでのストーリーで、ここで倒してくれるだろう、と思わせるシーンが何個もあったが、彼の姿は痛々しい。その痛々しさは我々は最も見たくない彼の姿であろう。それをあえて表現する姿勢、そして全く妥協せず、その道を突き進む本作に心打たれた。
しかし、彼はただただ見苦しい姿を見せたわけではない。むしろ、私にとっては言葉では言い表せないなにかを受け取った気がする。それを言うとネタバレになるので詳しくは書けないが、様々なローガンの面を表現しており、とても良い作品となっていたのではないか?
成田のIMAXで
ローガンっていう題名が好き
今までシリーズを全部見てきたので、最初は悲しい気待ちになりました。
チャールズやローガンのあんな姿見たくなかったです。全体的に暗かったですが、それでも人間的で美しくて、見てよかったと思います。本当に最後だと思うと悲しいです。ローガン‥‥2週間くらいずっとこの映画の後遺症が続きそう笑
今までのX-MENシリーズとは違い、人間味があるウルヴァリン(ロー...
ありがとうローガン
エックスメンシリーズの荒くれものローガンの人生。
ヒーローは若くてタフでとんでもなく強く、様々な能力を駆使して悪に立ち向かう。
そんなヒーローの老いを、生々しく描いている。
チャールズの介護をする年寄りローガン。老いによって能力も精彩を欠き、体のガタもきていれば精神的なタフさもない。
チャールズ、ローガン、ローラの世代の違う関係性は、能力者同士という絆をもち、疑似家族になっている。
そして、各々が家族として認識して役割を演じ、癒しを感じている。
ローガンは最後に家族という無償の愛を知り、心が満たされたんじゃないかな。
ローガン、今までありがとう。。
そして、大好きなエックスメンシリーズのヒーローの最後を、こんなに丁寧に敬意をもって描いてくれたこの映画。。ローガンへの愛を感じた。
最後に父性が芽生えたローガンのニヒリズム、ダンディズム。
アメコミに興味がないので、X-MENシリーズは一切見ていない。しかし、この予告を見たとき、そそられた。
案の定の泣けるラストだった。
まるで西部劇に出てくるようなニヒルでダンディなローガン。死相が出ている彼の行く末は、十分想像ができた。ローラをエデンに連れていくことになった道連れ三人旅。信頼や尊敬に裏打ちされた愛情が、ローガンとチャールズ、ローガンとローラ、そしてローラとチャールズの間の絆となっていく。
ローガンが、自らの死を前にして家族というものを知った場面には泣かされた。それもローラ役の好演あってこそ。
ラストに彼女が墓標をその形(ある文字)に変えたのは、ヒーローへの感謝の意なのだろう。
ヒュージャックマンのウルヴァリンとお別れ
過去最高の「幕引き」を見た。
いいことも悪いことも
いろいろ書きたいことはある。
子役の演技の素晴らしさ。
その反面、
その子役にさせてしまっている
なかりグロテスクなアクション描写。
ライトな気持ちでデートで見にきたら。
ちょっと気まずくなるくらいのグロさ。
でも、あのラストシーン‼︎
たった十数秒のシーンに
全て持っていかれた。
思わず劇場の暗闇の中で
「すげー」と声を出してしまった。
全作をコンプリートしているファンではない。
どちらかと言うと好き、
と言うニワカファンだった。
そんな私でも。
ローガンと一緒に歳を重ねられたこと。
私自身、人生後半戦に入ったこの歳で
この作品を見ることができたこと。
ただただ、それに感謝したい。
終わりどころを見失い、
のんべんだらりと続けている
どこぞのプロデューサーは
この大団円を見習うべきだ。
制作陣からのヒュー・ジャックマンへの
最高の花向けの作品だと思った。
ウルヴァリン。
ローガン。
そして、ヒュージャックマン。
ホントにお疲れさん^_^
素晴らしい映画をありがとう。
さようなら
全376件中、181~200件目を表示