「結果的にmarvel映画」LOGAN ローガン 明烏さんの映画レビュー(感想・評価)
結果的にmarvel映画
marvel系の映画は正直苦手なタイプだけど、コレは一味違うという評判を聞いたので鑑賞。
公開最初の日曜、レイトショーでおじさんしかいない劇場での鑑賞でした。
ウルヴァリンというキャラクター自体はよく知っているので老いた設定とそれ故感じる虚しさの演出はなかなか良かったし、ダフネ・キーンちゃんの演技もハマっていてよかった。
ただ終盤までシブく、痛々しく重ねてきた逃避行がラストで一気にmarvel色に染まった気がしてそれが残念過ぎた。
勿論、バイオレンス描写の激しさやそれまでを踏まえたローガンの台詞は他のそれに比べて重厚さを感じるけれど、marvel以外と比べるとやはり弱く、結局ラストにはおきまりのパターンを入れないと収まりがつかないのかと辟易しながら観た為カタルシスは微弱。
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