劇場公開日 2018年2月24日

  • 予告編を見る

「映画から見る文化の違い」空海 KU-KAI 美しき王妃の謎 puyun zhangさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5映画から見る文化の違い

2018年2月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

先日、韓国の友達と一緒に「空海」を見に来ました。映画館から出た自分は涙まみれで、友達は全く理解できないようだった。
文化の違いじゃないかと思い始めた。
中国出身の私にとって、常識を覆した重要な1作だと思ってます。
1.伝統的な恋愛観の覆し。唐の皇帝は楊貴妃のことを溺愛すると、歴史上の詩人白楽天(長恨歌の作者)と私も思いましたが、結局利益の為、楊貴妃を犠牲したのが、いままで信じてた恋愛観とすれ違いが〜では本当の愛はなんだろうと疑いが
2.人物の覆し。歴史上の高力士(李白の靴を脱ぐ方)は媚を売る、ごますりだけで出世した悪人のイメージでしたが、安史の叛乱の時に、ずっと唐皇帝のそばに逃げないのが、その忠実に感心〜
常識をあんまり覆しすぎたから、コメントがまったく二つに分かれた。好きな人と嫌いな人は両派になりました。
CGだけ美しいというコメントもございますが、大金を投入し、観衆客に視覚の宴をささげるのではないかと思って、間違いはありません。
他には李白の風流倜儻、白楽天などは中国の歴史上有名な詩人を触れることもできた。
この映画の画像だけではなく、中国の歴史と文化ももっと深く理解してほしい。

コメントする
puyun zhang