昼顔のレビュー・感想・評価
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縛れるもの、縛れないもの
日本の法律が、もしも一夫一妻制でなければ、彼らの罪悪感も罪もないのに、何だか不倫って大袈裟に悪にされているなと。
その法の下では、確かに北野は乃里子の夫で、他の女性を愛してはいけないとされているけど、法律で気持ちは縛れない。
乃里子のあの運転は、危険運転致死罪にはならないのか?
妻たる立場はそんなにも強固に守られるべきものなのか?
離婚届が遺品の中になかったのは、乃里子が揉み消したから?
もちろん悪いのは北野と紗和だけど、なんか残酷。
でも途中までトントン拍子に幸せに向かっていて、そんな訳ないと思ってしまったので、離婚届取りに行く時点で私の中で死亡フラグが立った。
どうやって?と思った。
乃里子が刺すのかと思ったら、まさかの命懸けで紗和の元にはやらないという女の執念。
北野が中途半端に優しくなく、何で紗和なのかの問いに「そういうヒステリックさがないからだよ!!車止めろ!!!」とか、残酷なほど現実に引っ張り戻せる男なら死ななかったかもね。
…そしたら、3年の間に離婚出来てるか。
中途半端な優しさ、優柔不断さは周りの人を不幸にするよね。
運命は自分次第…
観たら誰かと言い合いたくなる作品ですね^^;
「贖罪」というサブテーマとの事ですが、ドラマ版よりも今回は奪われる(妻や杉崎さん)側の気持ちが強く伝わってきました。
紗和さん、「私は幸せ諦めてます」な薄幸美人オーラ出して慎ましく暮らしてる割にはオーナー杉崎さんに対して触れなば落ちんポジションに居てみたり。
「会えないならいっそ死んでいてくれた方が良い」と究極自己中な本音ポロリしたり。
北野先生が自分のものになるとわかった途端乃里子さんの「今後も裕一郎って呼ばせて」というたったひとつだけのお願いも拒絶したり…。
こういう所が因果応報、結局物質的にも精神的にも幸せになれない由縁なんだろうなぁと思いました。
自殺思い止まって強く生きていったのは救いですが、認知もない無い子どもをひとりで育てていくのはこれまで以上の苦労がありそうで…
だからこそより紗和さんの強さというか女のたくましさが伝わるのか。
ちなみに途中の美浜駅シーンで紗和さんの後ろにあった「おもいは還る」みたいなキャッチコピーの(わざわざ撮影用に取り付けたような)看板が何故か頭の中にずっと残っていて…
それが気になっていたせいか、北野先生にそっくりな男の子がリング見つけて女の子にはめてあげたシーンは微笑ましい反面、この子が今後どのような人生を送るのか…などと考えて少しそら恐ろしい気もしました。
思ったよりもドロドロしていなかったのですが、その分リアルさがあり、もしやニュースで目にする男女絡みの刃傷沙汰事件の内側ってこんな感じなのかなぁと想像してゾッと。
細かいセリフのひと言やシーン小道具など全てが物語を示唆しているので、観終わった後からよりズーンと響いてくる作品でした。
ドラマは観てないんですが
劇場版の予告の時から、ドラマを見ていないのに惹かれていて、見ました。
北野先生とさわさんの出会いを見てない私でも胸が痛くて、引き込まれる世界でした。
不倫の物語をハッピーエンドには描けないのでしょうけど、これはある意味ハッピーエンドですね。
赤ちゃん授かって良かった。
指輪と好きという言葉と結婚は貰えなかったけど、家族がちゃんと出来て良かった。居なくても、居る。
考える映画でした。
純愛と呼ぶ人がいるけれど
この作品を純愛と呼ぶ人がいるけれど、純愛とは、本当に人を愛するとはどういうことなのかわからなくなりました。
紀子さんの北野先生に対する愛情は、愛が強いばかりに苦しめて命も奪ってしまう。
紗和ちゃんや北野先生の愛も、オーナーが言うように「2人が楽しんでる間に苦しんでいる人がいる」…
「不倫は恋愛じゃない」のセリフも非常に重みがありました。
ラストは実に消化不良ですが、紗和ちゃんに新しい命が宿ったことが、救いようのない結末の唯一の救いと感じました。
個人的に考えた理想のラストは、離婚は成立、しかし子供が欲しい2人にはできることはなく、紀子が新しい命を授かる…かなぁ。
皆色んなものを失いながら、最も欲しかったものを手に入れる、という。
でも本編のように、本当に欲しかったものは手に入らない不倫の結末、という方が作品に深みが出る気もしますね。
最後の指輪のシーンは、シンポジウム子かと思いましたが、2人の子供という見方もあって、作品の意図はどちらなのかと気になりました。
不倫はいけないことなのに、もう2人が一緒になることはできないのに、2人が結ばれることをつい願ってしまう。ドラマから一貫して、視聴者を魅了する作品だなと感じました。
終わった後の思考停止感
地上波ドラマの時から昼顔を見ていましたので映画化が楽しみで見に行きました。
2人が再開したときには、ドキドキしました。合意書を描いたから、話しては行けない…などの約束をギリギリのところで守って?いた2人が可愛かったし、やっぱ2人は似てると思いました。
そしてやっぱ会うのはやめよう!と決めたその日に、駅で乃理子が見張っていた…クラクションの音にまじでびびりました!怖かった。でも意外と修羅場にならず、ほっとしました。
そしてそれをきっかけにか?吹っ切れちゃった2人。でも自分のものに完全にはなっていない、それを頭では分かっている2人。だからこそ、ワガママも言えないし、自分が過去に裏切った経験があるから相手を心底信じられない辛さ。
すごく気持ちが分かるー!と見ていました。私も同じ経験がありました。発覚したとき、あのオーナーが言っていたことと同じようなことを言われました。
2人が一瞬の間、楽しんでいるときに、周りの人がどれだけ傷ついてるか分かってるの?
突き刺さりました。純愛ではないと分かっているのに、人様の旦那だと分かっているのに、止められない想い。
いっそ死ねばいい、と紗和ちゃんも言ってたけど、気持ちわかる。勝手だけど。
そして紗和ちゃんと北野先生の最後の朝…。北野先生、もう少しで好きって伝えるとこだったのに、伝えられずにバイバイした辺りから、なんか嫌な予感がしました。当たって欲しくなかった。
乃理子さん、途中から踏ん切りついて、すごいなぁ思ってたのに…。取り返しのつかないことをしちゃいましたね。でも旦那さんを寝取られた妻の意地ですよね。ずっと築いてきた家庭を壊され、旦那ももう自分に気持ちがないと頭では分かってる。でも認めたくない。だからだよね。
そのあと、すぐに霊安室に紗和が呼ばれたシーンになり。どうせだったら紗和に事故の連絡が入るシーンも盛り込んで欲しかったかな。
ほんと霊安室のシーンは悲しかったです。遺留品も持ち帰れない。もちろんお葬式にも行けないだろうし、遺族が墓参りを認めるわけじゃない。
自分は影の女なんだから、、、それを分かってる?っていう気持ちを思い出し、ほんとに切なくなりました。結局は戸籍が強い。
紗和ちゃんが踏み切りにいたときには、やばい後追いするのかな思いましたが、踏みとどまってくれて安心しました。季節が変わって、新しい命を授かったとナレーションがありました。北野先生の子供を授かった?というビックリ発言。でも…紗和ちゃん的にはそれで良かったのかな?どうなんだろう。ずっと悲しく思いを背負って子育てをしていくんだと思うと切なすぎて心が痛くなりました。
指輪は子供達が見つけてしまって残念だったけど、いつか何かの運命で、紗和ちゃんの手元に届くといいな。
主役の1人が亡くなったから、もう続編はないのかも、と思うと寂しいので、★★★にしました。りか子さんも好きだったので出て欲しかったな。
ほんと、終わった後、自分と重なった部分と、紗和ちゃん北野先生の無念さを思い、虚無感に苛まれました。
美しい純愛映画でした
完璧な人間など存在しません。自分の理想とする人が世の中にひとりだけなんて、そもそもあり得ないと思います。人間は心の自由を与えられていて、それを統御する義務を与えられています。ひとりだけを愛することが本来は難しいからこそ、結婚式で敢えて誓い合うのかもしれません。
乃里子は必死で自分のブライドを守るために、理解ある妻を演じたのでしょう。
しかし、「離婚した後も裕一郎と呼んでいい?」の最後の願いが、紗和の「嫌です。ごめんなさい」の一言で崩れ去り、張り詰めていた心の糸が切れてしまったのだと思います。乃里子の表情の変化に著しく現れていました。やはり、あの一言さえなければ、結末は変わっていたんでしょうね。
自動車事故を起こした乃里子の退院する様は確かに怖かったです。だって、迎えに来ていた両親に笑顔で話しているんですから。そして、紗和と話し終え、バス停で別れる時の笑み。身震いがしました。ちなみに、あの状態で敢えてバスに乗ったのは、紗和と話をするためだったと思います。ご両親はちゃんとバスの後ろから車で着いてきていたので、バス停で迎える形になったのであり、決して、あの大怪我でバスで帰るなんておかしい!脚本がおかしい!というわけではないです。誤解されている方々もいらっしゃるようなので念のため。
不倫といえば、すぐに身体の関係だけの恋愛を思い浮かべますが、
昼顔は、ただの肉欲にまみれた不倫映画ではなく、とても美しい純愛映画でした。
しかし、最後の子供たちのシーンは確かに違和感ありますね。
紗和と裕一郎の子供が指輪を見つけ、砂浜に座って波を見ている紗和に、これ見てママ、と差し出して紗和がにっこり微笑む、みたいな終わり方が個人的にはよかったです。
いずれにしても、もう一度見たい映画ナンバーワンです。
衝撃だけど…
とてもおもしろい作品でしたが、ラストが純愛もののようなハッピーエンドで、ドラマのドロドロした不倫のゲスさが好きだった私としては、少し残念でした。
いくらあの2人の関係とはいえ、純愛すぎたかなって思いました。
ラストの衝撃はかなりありました。おもしろかったです。
心が重いです
途中、このままハッピーエンドになるはずないとは思いましたが、車で送るシーンを見てるうちに嫌な予感がして…
もう、切なくて切なくて…
許されるはずない恋であっても、お互い出会うタイミングが既婚者同士だった…って言う。
ドラマの時から、自分と重なる部分があり、自分も同じ経験者として切なく苦しい思いをしました。
今回の映画のような再会してと言うのは、ありませんが映画の始まりのような虚無感と。孤独と、自分だけが離婚して一人という立場の気持ちが痛いほどわかりました。
結局。不倫というのは周りの人をたくさん傷つけて、どこか本来の幸せというのは映画と同様ない気がします。
色々昔の自分を思いだし、考えさせられた、映画でした。
満足と物足りなさと
先生が死んでしまったことは、仕方ないかなと思いましたが、指輪は子どもには渡して欲しくなかった。
時間の流れがわからず困惑した。
けが人に運転はさせないよね。しかも一人暮らし。あり得ない‼
弁護士はどこに行ったんだー。
切なすぎる。。
ドラマからの昼顔ファンです。
宣伝ではドラマを見ていない人も楽しめると言ってましたが、ドラマを見てなければ「いけない事してるから自業自得」と捉える人もいるかもしれません。
ドラマからのファンからしたら、そのような綺麗事では納得いかないです。
不倫は絶対いけないのは分かっているけど、どうせ結ばれないなら映画化しなくてもいいのでは、と思ってしまいました。
最後、退院したノリコに紗和はもう少し怒ってもいいのでは?と個人的に思いました。
せめて、最後の日の裕一郎の「好き」が紗和に届いてほしかった。そして指輪は紗和に渡って欲しかった。。
別でハッピーエンドverの映画かスペシャルドラマでも見てみたいです(笑)
ホタルの季節に
全編通してホタルと2人の生き方が重なる描かれ方。精神的に瀕死の紗和が這いつくばってホームによじ登る姿は、ホタルの幼虫が川縁を這いのぼるよう。たとえ儚い命でも成虫になりパートナーを見つけて卵を産むホタル、これから北野の子供を産んで1人で育てる紗和。社会的に許されなかった恋でも、私は紗和を応援したい。今度ホタル狩りに行きますが、ホタルの光の見え方が変わりそうです。
補足:
乃里子は自殺未遂後に今のマンションの7階に引っ越して来たので、飛び降りたのは以前に北野と住んでいた別の(ドラマでは川か海沿いの)マンションです。高さは7階とは限らないようです。
次の日まで続く脱力感
ドラマは全部見ましたが、映画は全く期待せずに行ったのですが、想像以上に作り込まれた映画でした。まず主演の上戸彩さんの演技が凄すぎる。主演者全員がはまり役で演技も申し分なかったです。
最後の踏み切りのシーンは
全てを失った悲しみか、ノリコの言葉で自分が北野先生を殺したと感じたからか、どこにも向けようのない怒り、寂しさなど
言葉では表せない想いを表現していて鳥肌がたった。また花火のシーンから、すぐに棺桶や遺品のシーンに変わり、北野先生は死んだとすぐにわかるので何も考える暇もなく『え?』となる。
呆気なく描かれているが奥は深く、考えさせられる映画でした。最後の指輪を拾った男の子が、あの時質問コーナーで当てられていなかったら
サワとは再会することはなかったのかもしれない。儚く短い命で終わってしまう蛍をうまく昼顔と結びつけているところもよかったです。
引きずりました
ドラマからのファンで何気なく映画をみました。
終わってからはどんより何日も引きずり、
まさかの昼顔ロス。
ドラマをみたり、サイドストーリーやノベライズみたりしましたが消化できずに2回目鑑賞しました。
最初は再開したふたりが立場を通り越して急展開。ふわふわ甘く??でしたが、、
オーナーの一喝がとても響きました。
ノリコもかつては不倫経験者。
法的に引き離した後も不安で紗和の居場所は把握してたきがしました。。
ドラマやサイドストーリーをみたからですが、情だけの生活、なんどもノリコと別れるチャンスはあったはずなのに。。
再構築しようとしながらも裕一郎の心がどこか自分に向かない虚しさ、愛する人の心を再び奪われ始め、二度に渡る裏切りによりプライドが踏みにじられ、執着心や怒りや悲しみが抑えられなかったとおもいます。
紗和と裕一郎、純粋がゆえの二人の無神経さ。
離婚してからの紗和の奔放な貪欲さ、北野先生の優柔不断さや不器用さ。
それが真っ直ぐな紗和に猜疑心をわかせ余裕をなくし、またのりこを追い込んだと思いました。
しかし二人はここまで贖罪をうけないといけなかったのでしょうか。。色々考えさせられました。
ラストはまだ形式上でも妻なのに、裕一郎の名前すら呼べなくなる喪失感。
たちきれてないのに次の幸せを遠慮しながらも語る裕一郎の無神経さに ノリコの怒り、嫉妬、絶望感が狂気に走らせたのだと思いました。
裕一郎が死を覚悟したときに握りしめた薬指のバンドエイド。
最後紗和がマリッジリングのレシートみれたことが唯一の救いでした。
でも欲しかった北野先生はもう二度とあえない。
何処に眠るかも知る由もない、全てを失った紗和があのまま自殺してもおかしくないとおもいました。
結局子を宿したけれど、北野先生はしらない。
生きていて欲しかった。
好きの言葉も聞けなかった。
でも、紗和に覚悟を決めた想いは届いているとちりばめられたカケラから思いたいです。。
最後の指輪のシーンは今もモヤモヤ、
離婚届の行方は??
ノリコの執念で隠滅?
いつか指輪は紗和にわたるといいなとおもいました。
きっと女性陣はそれぞれの罪を背負いながら強く生きていくんだろうな。。
不倫がダメとか誰が悪いとかそういうことじゃなく、リアルな心の描写や人の様にゆさぶられ引きずられた映画でした。
音楽がまた良かったです。
印象に残る映画
ドラマを全く見ずに映画を見ました。
昨今、「最悪の結末」とか「後味の悪さ」を売りにしている映画がありますが、いずれにしても「余韻」がある映画が少なくなったと感じます。
賛否両論あるかと思いますが、この昼顔は余韻を残す数少ない映画の1つと感じました。
「後を引きずる」という記憶に残る面で、善し悪しを観客に委ねる意図が成功していると感じます。
後味は良いとはいえないですが、私は最近気に入った映画の1つです。
役の采配
ドラマを見ていなかったが楽しめる作品だった。
また、役の采配が素晴らしかった。
伊藤歩は流石、上戸彩も役への作り込み(やつれすぎて心配!)、入り込みが凄かった。
萩原みのりも可愛かった。
最後の男の子はシンポジウムで質問していた子?上戸彩と斎藤工の子?シンポジウムの子に似ている…けど子供なのか…?息子なら指輪を見つけたと上戸彩にいってほしいなあ
立場により考察が変わる映画★
不倫を肯定できないのは世論の力。有名人になれば、不貞を露呈され裁かれる。噂ができ、論じられる人は人生の中で一度も過ちを犯したことがなく、またこれからも犯すことがないのでしょうか?様々な理由と立場から考察は変わり、それぞれの人生はその時々の背景の中で変わります。人々の心に波紋を投げ、誰もが何かを話したくなる、そんな映画です。北野先生とサワちゃんを通じて、世論に挑み、静かな何かを訴えかける今作。見る価値ありです。
指輪はサワちゃんには届かないけど星空を線路で見上げるサワちゃんの薬指にとまりにきたホタルが、北野先生からのメッセージ(指輪)だと思い、ホタルが飛び立つときが北野先生とさわちゃんの本当のお別れだと思い涙が止まりませんでした。切なくも心に届く様々なメッセージ。静かな涙が、いつまでも心に残る結末でした。最後に指輪を見つけた子どもが北野先生二世であったことは良かったけど、それを女の子にあげるのではなく、さわちゃん(ママ)に渡してあげてほしかったな。そこだけが、個人的に残念でした。
素晴らしかった。でも…
さわと北野先生の愛が強すぎて、くっついて欲しいって思って、のりこさん邪魔しないでって思うけど、のりこさんの気持ちになってみれば、本当に憎らしくなぜ私じゃダメなのか、私は悪くないのにと言う気持ちでいる。
有意義な立場はのりこさんなのに叶わない。
でも、さわもそれは分かっててでもあの人を諦められない。
その、2人の愛の強さに感動した。
でも、最終的に愛の強さどころか辛すぎて狂ってしまう。そこもいかにどれほど辛かったかが分かって良かった。
最後さわには新たな命。
のりこさんには永遠に先生を。
2人の望んでたものが逆になりこの先生きていくのがなんとも言えなくて、ただただこの先どう生きていくのかがきになる。
本当にラストの命が宿ったのを気づくシーンがなんとも泣けた。
でも、いやぁ〜素晴らしかった。と言う気持ちにはなれなかった。
きっと最後、のりこさんが殺害したようなものなのに、両親と笑顔で会話していて、本当に好きなのか?って思ったからだと思った。
美しく 切ないラブストーリー
ドラマも全て観ました。何度も何度も観ました。とっても大好きなドラマの一つです。映画での上映が決まった時絶対映画館で観ようと決めていました。
話は映画の感想になりますが、結婚したら不倫してやる!って思って結婚する人なんていませんよね。でも不倫は誰しもが犯してしまうかもしれない過ちだと思いませんか?どーしよーもないくらい愛してしまった人がただ結婚していたってだけなんです!!!結婚している人だってそんな相手が現れたら諦めがつかない人だって沢山いるはずです!!!誰を犠牲にしたって自分の物にしたいと思うのは本能だと思います。この映画は究極の純愛映画だと私は思いました。「たださわが好きなんだ..」と言って、さわの事を思って死んでいった北野先生の表情が忘れられません。
ただ一つ欲を言えば 指輪を見つけた男の子が北野先生とさわの子供であって欲しかった(涙)
上戸彩さんに斎藤工さん本当に2人は美しかったです♡また映画館で観たいです!!!
確かに衝撃。
確かに衝撃のラストでした。
北野先生が離婚して再婚できるのかな?そんなにうまくいったら、不倫を肯定してる事になるから無理かな?とは予想していましたが。
でも途中でラストが読めてしまった。「まだ足を引きずるくらいの人間に運転させて大丈夫?」「まさか事故に会うのでは?」と。
また出会わなければ死ぬこともなかったのに、でも少しの時間でも幸せだったのかな?
結局完全には幸せにならないって事なのかなぁ。でも赤ちゃんが居たなら紗和が死ななくて良かった。北野先生は赤ちゃんにも会えなかった訳だから悲しいは悲しいけど。
平山さんの存在の意味がよくわからなかった。不倫された側の気持ちを表したかったにしても紗和を好きな素振りもあったし…。あと言いふらされて いくら田舎とは言えみんなあからさまに軽蔑するなんてアリ?内心引いてたとしても、挨拶しても無視とか見ていて不愉快。何も知らない最初も挨拶なしだったし。お店の3人はよくわからないキャラだった。だったらりかこを出して欲しかった。
前はきれいだったのに、のりこが太っていたのが気になった。それに対し紗和は変わらない。上戸彩は現実で妊娠・出産しているのに素晴らしいと思った。
あの時
紗和が、ノリ子の「これからも裕一郎って呼んでいいよね」って要求を許していれば、あそこまでに狂気的になっていなかったかも…と思うと切ない。
あそこのシーンでノリ子側になってしまったくらい、二人を許すとこまでになっていたノリ子に涙していたのに… 演出なのだから仕方ないといえばそれまでだが、紗和とノリ子の嫉妬の堂々巡り…分からないでもない。裕一郎が結局犠牲になってしまったけど、死なないラストがあってもよかったかな。
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