昼顔のレビュー・感想・評価
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美しすぎて切なすぎる
北野先生とさわには幸せになって欲しかったけど
昼顔的には、ハッピーエンドの終わり方だったのかなと思う。
さわとのりこ対照な2人が印象的。
さわは、最後まで不倫のまま…
のりこは、最後まで愛されないまま…
お互い譲らず
さわは、新たな命を宿し
のりこは、北野先生を永遠に自分のものにした
さわと北野先生が
寝そべって星空を見るシーン
ベッドシーン
自転車の立ち漕ぎシーン
さわが線路で横たわるシーン
要所要所、本当に美しくて儚くて
不倫を肯定することはできないが
純粋に惹かれあった2人が羨ましくもあった。
順番が違っていたら、
普通に幸せになれたかもしれないのに
きっとここまで惹かれ合うこともなかったんだろうな。
ドラマ版では、駆け落ちして数日して続かなかった2人の生活が
例え短期間であっても
日常として成り立ったことが
なんとなく救われた気持ちだった。
まだまだ、言いたいことはたくさんあるけど
まとめると上戸彩の女優力に脱帽。
しばらく昼顔に引きずられそう。
誰もが純愛でした
悪女
エンディングが古い。
何年前の映画なの?って思う結末。新しい登場人物のキャラ設定も薄っぺらいし、ドラマが好きだった自分としては、周りの人間のその後も知りたかったし、せめて吉瀬さんには出演して欲しかった。
ハッピーエンドにするとバッシングされそうだから、結局、不倫はダメですよって事で逃げる内容。
でも、LOVEPSYCHEDELICOの主題歌はとってもよかったです。
不倫エンターテイメント
感情移入できず。ストーリーのプロットは良いですが、感情が揺さぶられるような映画ではなかったです。俳優陣の演技力もあり、脚本が悪いわけでもないので、描写の仕方なのかな。。。テーマも展開も良い意味で期待通りの映画なので、いっそもう少し昭和っぽく撮ってくれたらいいのに〜という個人的な希望。
台詞や挿入歌が俗っぽく、登場人物の使い方もカメラワークもどストレートで、「ふたりのこと見て!!!」と主張がしつこい撮り方が、自分は好みではなかったのですが、まあ、不倫エンターテイメントとして楽しませる分には、アリなのかなぁ。
ラストシーンで星ひとつ追加しました。暗闇に白く光るさわちゃんの白い肌と表情、ホームに這い上がるところは胸を打ちました。
ただやっぱり全編通して、何もかも劇的にしすぎで興ざめする瞬間があります。突っ込みどころも満載かも。
ひとつの作品
昼顔、ドラマ毎週楽しみに見てたのでその流れで
これは絶対行かなくちゃと。
はっきり言って期待はしてませんでした。
人気ドラマの安易な作りの続編映画ってよくあるじゃないですか。まぁそれでもいいやって感じで観に言ったわけです。
元旦那の現在とか、あの面白い姑の回想シーンとかもちらっと出てきたりすんのかな、なんて思ってたら、
そんなものは潔いほど全く無く新しい映画の世界に満ちていました。
私の考えが甘かった。
これはドラマとは別物で、ちゃんとしたひとつの映画としての作品でした。
ドラマも良かったけど、
こっちも凄く好きだなぁ。
上戸彩ちゃんがまた素晴らしく
あ、このひとはこじんまりと家庭に収まっててはいけない女優さんだなって、初めて思った。
これからも、もっと色んな映画に出て
私たちを楽しませてもらいたいですよね。
引きずってます
ドラマも観ていたので、絶対みなきゃ!と意気込んで行った映画館。
2人の密会が発覚するまでがあっさりで、えっ?もうのりこ登場?となんか拍子抜けした。2時間で収めるには仕方ないのか。
これからも裕一郎って呼んでいい?と言って、断られたのりこの口元の引きつりがこわかった。
「殺したのはあなたよ。」と言ったけど、あんな暴走して殺したのはのりこだろと思ってしまった。のりこを狂気に追いやった紗和の図々しさや、北野先生の無神経さ。不倫はいけないこと、世の中の流れに沿った終わり方でこれはこれで良いのかもしれないけど、生きてて欲しかったな。
北野先生の遺体も遺品も妻ののりこに行ってしまったけど、紗和はのりこが欲しくてたまらなかった小さな命を宿した。
それを知ったら、のりこはまた狂うんだろうな。
どちらが勝ち、負けではないけど、苦しさで言えばのりこだと思う。
のりこは、最後に北野先生が言った「紗和が好き」という言葉に苦しみ、紗和を恨みながらいきていくだろう。紗和は紗和で、もう2度と会えない絶望を抱えながら、これから子供を育てていかなきゃいけないし、子供に不倫の末に出来た子だということを伝える日が来て苦しむかもしれない。でもそれは自業自得。
指輪は紗和が見つけてほしかった!
数年後紗和が子供とあの場所に訪れて、見つける展開。
なんで君なのー?!ってがっかり。最初のシンポジウムに来てた子だし。1年後の設定らしいけど…ここは謎だわ。
のりこも結婚前は不倫していたことは、映画しか観てない人は知らないでしょう。
のめりこんだ
三人の運命が切ない
予告やメディアの出演者インタビューで北野先生に最後命の危険があるんだろうなとは思っていましたが、紗和も乃里子も結局愛する人のそばにいることはできなくなった。
自殺未遂をしたり、猛スピードで車を走らせ心中しようとし、「殺したのはあなたよ。あなたを一生恨み続ける」といった乃里子には同情するし、まっとうな感情だとおもう。
しかし、たくさんの人を傷つけたとはいえここまで罰を受けなくてはならない恋愛だったのでしょうか。不倫すると破滅するっていう教訓みたいな終わり方は重かったです。
いずれにしても上戸彩、斎藤工、伊藤歩の3人の演技がとてもよく、ドラマでも使われていた主題歌や挿入歌は今回も使われており、頭から離れない曲となりました。
なんだか....
北野先生と紗和が再会し、最初はお互い話さないんだけど一緒にいることが幸せ みたいな雰囲気が伝わってきて観ているこっちも癒されました。
最後はまだショックすぎて立ち直れてないです。。
乃里子の大人気なさというか、、
なんだか北野先生だけ死んじゃってすごく可哀想だった。
好きだった人が死んでしまったのに平然としている乃里子に腹が立ち、
紗和の取り乱すシーンにすごく胸が痛みました。
不倫はいけないことだけど
北野先生と紗和には幸せになってほしかったな、、
そして最後の指輪のシーンは紗和に見つけてほしかった。
もうあの二人に会えないのは悲しいです。
ストーリーは嫌いじゃないのですがまだモヤモヤしてます。
ほたるがキーワード
結論から言うと不倫は成就してはならないという安全な終わり方でした。ただ、予測はしてたもののあまりにも切ない終わり方。
北野先生!と何度も名前を呼び続けるさわの姿は涙無くして観られなかった。
ほたるがキーワードで、電車の青信号がほたるの点滅であり、さわは誘われるように線路を歩き出す。
線路に倒れ込んで眠りかけたさわに近づく電車を知らせるように、ほたるがさわの左手の薬指にとまり光る。まるでさわの左手にマリッジリングがはめられたように。
そして北野先生がさわのために準備したマリッジリングはほたるの光を思わせる緑色の石だったし。
最初のほたるのシンポジウムで北野先生が言った言葉、「まさに命がけで光るんですね」
この言葉はまるで二人が命がけで愛を光らせているんだなって思わせる言葉でしたね。
ただ、、、最後で北野先生とよく似た男の子が指輪を発見するのですが、この子が最初にシンポジウムで出てきた男の子と同じ子供。よく似てたしほくろの位置が同じだったし。
あの箱の劣化が激しかったことから、7.8年の時間が経過していたと想像されるし、そうなると指輪を発見した子は北野先生の子供であってほしいし、私はそう思いたいし。
でも、同じ子供だった、、、少し腑に落ちない(;_;)
「たださわが好きなんだ」と亡くなる直前に北野先生が言った言葉。その言葉をのりこは聞いたし忘れられないはず。
「私に謝りながらゆういちろうは死んでいった」とさわに伝えたのりこは、実は最後はさわを思って死んでいったゆういちろうの言葉を一生思い出して苦しめばいいんだ!って願わずにはいられないほど、彼女は狂気に満ちてました。
そもそも純愛ってなに?
不倫は純愛じゃないというけれど、すべてを無くしてまで、あなたたけが欲しいと願う恋。
不倫こそ究極の純愛なんじゃ、と思わせる作品。
上戸彩がエロい!
上戸彩がエロい!手と目と光と闇と風と間と…あらゆる演出が上戸彩のためにある。『紙の月』で宮沢りえが「来ますか?」と観客を善悪の境界を超えた所に誘ったように本作の上戸彩も(つまり西谷弘監督も)観客を誘う。その終着点はあまりにも倫理的で現実が甘く思える程の突き放し加減も見事
クライマックスの展開は完全にホラー。光と闇のカットバックがあまりにも恐ろしい。
最終盤で上戸彩演じる紗和はあるものを探し求める。俺はそれを観ながら「あそこにあるのに」ともどかしさを感じながらもそれは救いとして幼稚ではないかとも思って観ていたら…西谷弘監督はそんなことは百も承知のうえでそれに代わる救いを極めて映画的な画で提示してみせた。思わず膝を打った
とにかく上戸彩(と西谷弘監督の演出)に尽きる。あまりにもフェティッシュで舐めるような視点はカメラのレンズの先っちょに舌が付いてるのかと思うほど。そんなわけはないが
人間としての強さを見た
たぶん、あそこでなんとか這い上がって、生きるのが人間なんでしょう。人生そんなもんです。
とりあえず、本当に女性はたいへんだなと思いました。完全に理解したとは言えないですが、あの這い上がる感覚はすごく分かります。そういう女性が本当の意味で魅力的なんだなと思います。人間の本当の強さを見れた気がします。
男としては、どう見習えばいいのか…。優しさは残酷だということは心に刻みました。
星4の理由、展開が早すぎて、私はあの純愛感覚に共感できなかったことと、それも踏まえてですが、もっとラストの「好き」を引き立てた方が良かったと思います。
しかしそれが佐和に全く伝わる気配がなかったのは、素晴らしい演出。指輪も同じく。
ドラマシーズン2でじっくりやってくれた方が良かったのかな。でもすごい面白かったです。また見ます。
やるせないとしか言えない
あのドラマの続きがどうしても知りたかった。
まさかこんな結末だとは…という気持ちと、
ある程度の予想はついていたという気持ちの板挟みでした。
怖かったのは乃里子の心の変化…と言うか、
乃里子は心が変化してなんかいなかったこと。でもそれは当たり前。
ドラマの中では仕事も順風満帆、プライドは多少高くてちょっとだけ自己中なところはある年上妻だけれども、夫の事をとても愛していてそれなりに尽くすことも厭わない。
一度の不倫くらいは何事もなく許してあげますという心の広さ。
それが、ここにきて(映画の中で)再び繰り返されたとなると、
『なんで?なんで私じゃなくあの人なの!?』と狂気のように叫び、奪われたくないという気持ちが芽生えてしまうのも仕方ない…と思いました。
それにしても北野先生はホントにバカ正直過ぎます…優しいかもしれないけど、
傷ついた乃里子にあんなに正直にいろいろ答えなければいいのに…とハラハラしながら観ていました。優しいことは時には残酷です。
それにあのホテルでの一件のあと、乃里子が車椅子状態なのを見てもただの事故(乃里子の言い分)だと信じてしまうのもどうなの?という感じです。
それにしても、それでも生き続ける乃里子に、紗和ちゃん以上の執念を感じて怖くなりました…脊椎損傷どころじゃない、全身ボロボロになりながら紗和の事を恨んで生きていくなんて…怖すぎます>_<;
ただ北野先生は乃里子が手に入れた。
そして紗和ちゃんは乃里子が欲しくても手に入れられなかったモノを持って生きていく。
でもどちらにも完全な満足はないのだと思うと、本当にやるせない気持ちでいっぱいになります。
不倫は不幸のはじまり
上戸彩がきれい。
三浜の景色もきれい。
遊び半分で不倫に走る人への警鐘にはなるけれど、
北野先生に死亡フラグたった瞬間、物語としての作品の価値が下がったように思います。だから、低めの評価です。
悪意
超絶メンヘラクソビッチ上戸、優柔不断虫男斎藤、そしてインモータル伊藤のデスマッチ。善悪の判断に揺さぶりをかけてくるストーリー。救いようの無いブラックジョーク。上戸彩の喜怒哀楽に心底ムカつきます。面白かった!
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