劇場公開日 2017年6月10日

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「【“いっそ、あの人も死んでしまえば良いのに・・。” 申し訳ないが、上戸彩さんが演じた紗和に全く共感できなかった作品。夫を取られた乃里子を演じた伊藤歩さんの狂気の演技には魅了された作品。】」昼顔 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5【“いっそ、あの人も死んでしまえば良いのに・・。” 申し訳ないが、上戸彩さんが演じた紗和に全く共感できなかった作品。夫を取られた乃里子を演じた伊藤歩さんの狂気の演技には魅了された作品。】

2021年2月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

■物凄く叱られることを覚悟して書くが、且つ綺麗ごとを言うつもりはないが、人の家庭、幸せを壊す不倫(他の理由(どんな理由?)による不倫は除く)は、認め難い。
 今作は、世の奥様達に多大なる支持を受けた昼ドラマの映画であることは、殆どの方が御存じであろう。
 劇場公開時には、鑑賞する積りも興味もなくスルーしていたが、(言い訳がましいが)先日、一緒に働く女性からイロイロと相談を受け、どの様な心境で、そういった行為に及ぶのだろうと思い、鑑賞した。

◆結論(あくまで個人的な意見です)
 ・如何なる理由があろうとも、他人の幸せを壊してまで、自らの幸せを求める行為は、矢張り受け入れ難いと思った。

 ・尚且つ、あのラストは”好意的に見れば”そのような行為に”釘を刺す”という意味なのかなあ、とも思った。

 ・悲劇のヒロイン紗和(上戸彩)の悲劇度合いを増すための演出であるならば、肯定し難い。

 ・それよりも、且つての夫であった裕一郎(で、紗和の元へ走られた・・)(斎藤工)を道連れにしようとした、乃里子を演じた伊藤歩の鬼気迫る姿の方が、余程胸に迫った。

<昼ドラマから見ていれば、感想は違ったのかもしれないが、劇中に屡流れる金井克子の
 ”他人の関係”
 の様々なバージョンも、アザトク聞こえるし、何だかなあ・・、と思った作品。

 男としては、二人の女性を不幸にした甘えた考えの、北野裕一郎センセイの横っ面を、張り飛ばしたくなった作品。
 斎藤さんのファンから無茶苦茶叱られそうですが・・、そう思ったのだから仕方がない。

 更に言えば、当時の資料での「上戸さんと斎藤さんのスペシャル対談」の言葉を読んで、
 ”何言ってんだ!不倫をなんで、美化しているんだ!”
 と、思ってしまったのです・・。
 私の思想が、不寛容すぎるのかなあ。
 もっと”お気楽な気持ち”で見れば良いのかなあ・・。>

NOBU
アンディぴっとさんのコメント
2021年2月4日

NOBUさん、私は一応女ですが、この映画はイライラして、感想も書いていません!紗和にも裕一郎にも全く共感出来ない。とはいえ、出演者がいい人ばかりだったので、TVも観ていたのですけどね😂TVは少しイライラ、映画はmaxイライラでした。斎藤工は映画に出ている時よりも映画を語っている時のが好きですね!

アンディぴっと