「もしこうしていれば、、」昼顔 とろりさんの映画レビュー(感想・評価)
もしこうしていれば、、
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ドラマとはまた色の違う作品でした。
上戸彩演じるサワは、
女から見ても色気があり、
男はほっておけないだろうと思います。
そんな彼女を、
伊藤歩演じるノリコは
なんとか2人を認めようと、
少しでも余裕のある女性でいようと頑張っていた。
だからあのとき、
「別れても‘裕一郎’と名前で呼ぶのは許してくれないかしら?」
という、ノリコのただひとつのお願いは
OKするべきだったのでは…と思います。
あのとき、サワがOKしていれば、
ノリコは違う選択をしていたのでは…と。
わたしから奪っておいて、
自分のものになった途端に
名前も呼ばせてくれないなんて。
わたしの夫だったのに。
最後、車で送っている時に、
裕一郎と目が合った瞬間、
この想いが溢れて止まらなかったんだと思います。
死なせるつもりはなかったけど、
あの瞬間は死んでもいいと思ってしまった。
観ていると、サワに感情移入してしまいがちだけど、
自分がノリコの立場になったら、、
不倫は結局しあわせになれない
でも、恨みを持ってしまってもしあわせになれない
難しいテーマでしたが、
とても充実した内容でした。
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