「不倫が重い罪だと痛感する映画。」昼顔 Akaneさんの映画レビュー(感想・評価)
不倫が重い罪だと痛感する映画。
クリックして本文を読む
ドラマも見ていました。
利佳子が出てこなかったのは個人的に残念。的を得たことをズバッと言い不倫があたかも正しいことかのように思える点が面白く感じたので。
ドラマでは紗和と北野先生を応援してしまう程、あたかも純愛ドラマのように描かれていましたが、映画では不倫が重い罪であることを伝えるために作られていると感じました。ドラマでは乃里子は邪魔者とさえ思いましたが、映画では場面が展開するにつれやつれる乃里子の姿を見ると本当に気の毒でなりませんでした。
最後指輪が紗和に届かなかったのも不倫に対する制裁かなと。
冷静に考えると、不倫という状況だからこそ燃え上がる恋なのかな、結局二人ともお花畑で現実にどれだけ多くの人に迷惑をかけているか考えられない程子どもなのかなと思いました。誰かの不幸の上に成り立つ幸せって本当の幸せと呼べるのでしょうか。
オーナーの言葉でハッと気づかされ、やはり不倫はとんでもない罪だと思いました。
所々無理矢理な場面展開があったり(たまたま北野先生の講演会の知らせが届く等)北野先生があまりにも呆気なく死んでしまい描写が足りないかなと感じてしまったので、この評価としました。
コメントする