「倫理観を問う映画ではない」昼顔 snakeさんの映画レビュー(感想・評価)
倫理観を問う映画ではない
単に不倫が「良い、悪い」という倫理観を問う映画ではなく恋愛の持つ普遍的なもの(誰かが結ばれると誰かが傷つくという側面)を強く描
いていると感じた。
そして紗和と北野の真っ直ぐで曇りのない愛は
眩しく、羨ましくもなる。
不器用で正直すぎる二人は周りを翻弄させ狂わせてしまうが、良くも悪くもそこが人間臭く、計算高くなく、清々しささえ感じてしまう。
結末はどうあれ、こんな風に誰かを愛し、愛されたいと心を揺さぶられた作品だった。
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