「全ての人間は自分勝手に生きている」昼顔 しゅんさんの映画レビュー(感想・評価)
全ての人間は自分勝手に生きている
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再開して関係を続け、結婚しようとするサワと北野先生
妻が男と逃げた事を恨み続け、サワに意地悪をしつつ、口説こうとするオーナー・自分が出来なかったことをしているサワに意地悪をする店の女・最終的に夫を殺して?しまうメンヘラの北野先生の妻
不倫した人、された人、したくても出来なかった人
どの登場人物も、自分を正当化し、自分が一番かわいく、自分勝手に生きている
それは良い、悪いではなく、それが人間の本質であり、人間のサガ。単純に不倫はいけませんとか、怖いとか、そんな視点で見るだけの映画ではない
北野先生の妻のメンヘラ度合いは結構キツイ
サワなら、同じ立場になってもラストのように暴走しないだろうし、ましてや北野先生を殺すことはしないだろう
結婚と言う制度、紙切れ一枚で自由を奪われ、縛られて
なんて人間は不自由なのか
二人が本当に楽しそうにしている姿を見ていると、とても切ない
サワが先生の子供を宿り、数年後にその子供?が指輪を見つける。ある意味、二人は結ばれたということでは、これもひとつのハッピーエンドだと思うのだが
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