「道徳を教えられたようで…」昼顔 mikannsanさんの映画レビュー(感想・評価)
道徳を教えられたようで…
クリックして本文を読む
ドラマのファンで、公開を待ちきれず試写会へ。
結果、ショックで1週間ほど心がザワザワしてました。
トータルで思うことは、「不倫は悪いこと」と改めて教えられたようで、少し残念。
というのも、不倫が悪いことというのは誰しもが知ってることなので、せめて映画だけは、そこをグレーにしてほしかったというか。。
あと、「死んでも良い」と思ってるキャラクター(ノリコ)は生かし、「生きたい」と思ってるキャラクター(北野先生)を殺してしまう演出も、イマドキどうなの?と思ってしまった。
あまりにも呆気なく…少し安易では?
映画はやはり観客に希望を与えるものであってほしい。
サワが妊娠…というところで希望を残したのだと思うが、もう少し分かりやすい希望がほしかったかな。。
きっとこういう展開になるのがリアル、なんだろうとは思うんですけど、
ドキュメンタリーではないので、映画はもう少しファンタジーであってほしい。
ただし、終盤の上戸彩さんがホームから這い上がるシーンは秀逸。
女の強さにグッときました。
上戸彩さんて、こんなに凄い役者さんでしたっけ?
あ、でも金八先生のときも物凄かったですもんね。
北野先生がただただ哀れで、、
1週間ほど立ち直れません。
色々考えさせられるので、トータルで言うと良い映画なのだとは思います。
コメントする