シェッド・スキン・パパ

シェッド・スキン・パパ

解説

香港の舞台演出家ロイ・シートウが初メガホンをとり、日本の劇作家・佃典彦の戯曲「ぬけがら」を映画化。佃自らが脚本を手がけ、年老いた父親が脱皮を繰り返すことで若返っていくという奇想天外な展開を通し、家族愛や香港の歴史を浮かび上がらせる。仕事で失敗して借金に追われる映画監督ルイスは、妻からは離婚を突きつけられ、さらに認知症の父まで抱えて人生に絶望していた。そんなある日、ルイスは自宅で父の抜け殻を見つける。驚いて父を探すと、なんと父は少し若返り、認知症も治っていた。その後も父は脱皮を繰り返すごとに若返っていき……。主人公ルイス役を「プロジェクトBB」のルイス・クー、脱皮する父役を「エグザイル 絆」のフランシス・ンがそれぞれ演じた。2016年・第29回東京国際映画祭コンペティション部門上映作品。

2016年製作/100分/中国・香港合作
原題または英題:Shed Skin Papa

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映画レビュー

3.529thTIFFワールドプレミア

2016年10月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

笑える

アイデアの面白さが際立って見えたのは原作の恩恵かもしれない。
奇抜な設定にシュールすぎることもなく、時代や背景がめまぐるしく変化しながらも、一貫したストーリーを見ごなすことなく、気楽に楽しむことができた。
過去の事柄を現実と絡めながらファンタジックに表現されているので、見た目も楽しませてくれる作品。
細かな絵のつなぎや演出など、粗く見えてしまうところもたくさんあったので、個人的にはそれほど作品に浸ることはできなかったが、多くの人を魅了する作品だと感じた。
コメディー映画だということを前提として、笑いに行くつもりで観賞するのがベストかもしれない。

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