サクラダリセット 前篇のレビュー・感想・評価
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ゲームのリセットとセーブ
リセットしてしまったら、いいこと楽しかったことさえも消え去ってしまう。敵キャラにやられてしまったのでセーブ!とポチっとボタンを押したら、レアアイテムを取ったことも消えちゃう・・・というゲームの経験も思い出してしまう。
多分ここから発想したんだろうけど、それぞれの特殊能力がX-MENなどと比べて小さすぎる気がした。そんな中にあっても村瀬(玉木ティナ)だけは人を殺すこともできる強力なサイコキネシスだったけど、全体的に平和的な目的があるので、どうもピンとこない。リセットしたら24時間以内はセーブできないという限定設定があるから面白いものの、周囲の人たちを生き返らせることだけにとどまってしまうのも弱いプロットだ。
管理局とはいったいどんな組織なんだ?未来予知をできる“魔女”(加賀まりこ)の活躍が少ない!写真の中に10分間入ることができる能力を持つ佐々野さんが仕組んだエピソードも最後には生かされるが、相麻菫と繋がらないところが謎だった。
やっぱり特殊能力集団がもっと大きな事件を解決するならわかるんだけど、思わずキスしてしまったことをリセットしたことによって起きる事件・・・なんだよ、世界が小さいなぁ・・・てな感じで、とりあえず気になるので後編も見ちゃいます!
能力と能力の化学反応
能力者の集う街、咲良田で能力を持った高校生たちが知能戦を繰り広げる。
いや、実に難しい。
ただの青春映画かと思ったら大間違いで、かなり頭を使わないと理解できない(使っていても分かりませんでした)物語です。
能力一つとってもなかなかその特性を覚えるのが大変ですが、様々な能力が交差して絡まっていくので、複雑になります。
若手俳優のオンパレード、男性陣にも女性陣にも良いキャスティングでした。
普段明るく天真爛漫な役の多い黒島結菜さんの静かな役は結構ハマっていて、普段からもっとこういう役をやってもいいのにと思いました。
前篇だけで、ここまでまとまっているところも良かったです。
原作は未読ですが、色々な話が1話で既に大分まとまっているということはよく分かりました。
後篇も程よく頭を使いながら観たいと思います。
サクラダは咲良田
初見じゃ理解しづらい
よくある時間を行き来する系のSF
やっぱりこの作品は小説がいいかな。
小説を知っていたので観てみましたが、やっぱりこの作品は小説の方がいいかもしれませんね…。
なんかセリフが全部説明くさくなってしまうので…。
内容が複雑な話だけに、仕方ないのかもしれませんが、映像にすると学芸会のような胡散臭い雰囲気になるのはなぜでしょう。
元々小説の世界を楽しむために作られた話だから、仕方がないのでしょうね。
映像にするとわかりやすい部分もありますが、全体的に淡々とした進み方なので飽きてしまう感がありますね。
映画なので盛り上がるシーンを作った方がいいと思いますが、そもそもそういう映画ではないのだから難しい。
何をどうすればいいとかいう時点の前に、この作品を映画化するというのが、そもそも失敗だったような…。
野村周平さんも、『帝一の國』のイメージとガラリと変わって一瞬誰なのか分からなくなりました(笑)
あんな静かな彼も珍しいかも…。
以上、辛口なコメントになりました…。
観れなくもない
ストーリーのための超能力
サクラダ市内でしか使えない超能力があり、市外に出ると能力を失い、忘れてしまうという設定。
最大3日前の過去に戻り、やり直すことが出来る能力を使って、友達を助けようとするのだが・・・。
いろんな能力もストーリー展開の必要から生まれたのかな。
お話的に辻褄が合わないというか、納得がいかないところが多々あると思...
特殊能力ミステリー
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