「やっぱりこの作品は小説がいいかな。」サクラダリセット 前篇 ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱりこの作品は小説がいいかな。
小説を知っていたので観てみましたが、やっぱりこの作品は小説の方がいいかもしれませんね…。
なんかセリフが全部説明くさくなってしまうので…。
内容が複雑な話だけに、仕方ないのかもしれませんが、映像にすると学芸会のような胡散臭い雰囲気になるのはなぜでしょう。
元々小説の世界を楽しむために作られた話だから、仕方がないのでしょうね。
映像にするとわかりやすい部分もありますが、全体的に淡々とした進み方なので飽きてしまう感がありますね。
映画なので盛り上がるシーンを作った方がいいと思いますが、そもそもそういう映画ではないのだから難しい。
何をどうすればいいとかいう時点の前に、この作品を映画化するというのが、そもそも失敗だったような…。
野村周平さんも、『帝一の國』のイメージとガラリと変わって一瞬誰なのか分からなくなりました(笑)
あんな静かな彼も珍しいかも…。
以上、辛口なコメントになりました…。
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