君の膵臓をたべたい(2017)のレビュー・感想・評価
全171件中、21~40件目を表示
女優浜辺美波の天真爛漫さが愛おしい
小説は読んでいたが、映画版は観ていなかった。
明らかに、映画版の方が良い!そして泣ける。
ストーリーは、好きな人が、病気で死んで、その後10年以上も人生を引きずられるという手垢のついた様なもの。
しかし、ここまで純粋に生きると言うことを考えさせられるのは、主役である浜辺美波の天真爛漫で彼を振り回すほどの明るいな演技のなせる技だ。
一日一日を、無駄にせずに、前向きに生きよう。
そう思い、感動で涙腺崩壊でした。
桜良の無理やりな明るさが気持ち悪い名作
何度目の鑑賞だろうか。
桜良の明るさが気持ち悪いのです。 何度見ても。 いい意味で。
わざとらしく明るく振舞えば振舞うほど、死への恐怖、怒り、嘆きが聞こえてくる。
損得感情さえ湧いているのがわかる。
理屈ではわかっている。感情を理屈で抑え込んでも無理なのもわかっている。
もう何度も泣いて苦しんで悲しんで涙さえ出てこない。
そんな時期はとうに過ぎて達観したはずなのに何度でもぶり返す。
その心の叫びを振舞いの明るさで抑え込んでいる心の窮屈さが見え隠れする。
せめて自分の残り僅かな人生に人生経験を詰め込んで意味のあるものにしたい。
生きた証を残して意味のあるものにしたい。
他人に自分が生きていたという証を認めてもらいたい。
それを真っ向否定するように、他人を必要とせず完全体として見える春樹。強い。
だから春樹のまるですべてに達観しているような落ち着きに興味を持った。
どのようにすれば、どのような考え方をすれば、そこにたどり着けるのだろうか?
余裕はない。心にも時間にも。
春樹へ罪悪感を感じながらも、春樹は唯一、自分の弱さを吐き出せる場として、
それを全て受け止めてくれる器の人と見込んだ。救ってくれる人と見込んでしがみついた。
死への砂時計の砂は刻々と落ちて行く。
桜良の発する言葉の裏に現わされた恐怖、怒り、嘆き、焦りの叫び。
奇跡が欲しい、でも、そんなものは無い。理屈で抑え込んでも感情が反発する。
気持ち悪い明るさと強さから醸し出される本音の弱さ。
その裏心の気持ち悪さを体現している浜辺美波の演技力が凄いのですね。
実は演技力ではないかもしれない。彼女の才能なのかもしれない。
この気持ち悪い明るさを出せた浜辺美波がこの映画をヒットさせたと言っても過言ではない。
もちろん、映画は監督のモノではあるが。
選択のきっかけは名前では?
浜辺美波がとっても可愛くて、完璧に桜良のペースに持っていかれるのだが、俗に言う小悪魔なんて言葉では表現できない透明感に魅了され、主人公の僕よりも動きを目で追ってしまうほど。小悪魔ではなく、余命を知り自分に素直に生き抜こうとしている、儚い天使のよう。
ませているというよりも、考えの深さが大人びている桜良が、彼氏ではない人といけないことをしてみたいというのは、高校生らしい等身大の素直な好奇心で、どっぷりと恋愛に浸かって失う怖さが増す愛を欲しているわけではないことがわかる。あくまで健康な子と同様に、幸せな充実した日常を送りたいという、当たり前に思いがちな時間の有り難みをわかりぬいた希望。
それを叶える人として選ばれた僕、なのだが、最後に僕の名前が「春樹」だったとわかった瞬間、全ては彼らの両親が「春樹」「桜良」と名付けた時から始まっていたのでは?!と、鳥肌もの。
限りなく沢山の選択の積み重ねが引き合わせて通い合った2人が、選択も希望もしたつもりがない「最期の瞬間」により引き裂かれてしまったやりきれない悔しさに満ち溢れる。
想像だが、桜良は同じクラスにいる読者好きの子の名前が春樹で、語源が似ているなぁというところから興味を持ったのではないか?
軽々しく名前を呼ばず、きみ、と呼ぶシャイな僕がとても誠実で、目立たなくても芯のしっかりした素敵な青年。本人は人とちゃんと向き合おうとしていないだけだと言うが、桜良が抱きついてきたら、「彼氏でもない本気でない人にそんなことしてはダメだ。自分を大切にしないと。この地味な僕ですら男で、本気を出したら無理矢理にでもきみのことを壊してしまえそうだし、今事実、きみのことが大好きでこれ以上挑発されたら理性を保てないよ。きみにとっては好奇心の対象でも、僕にとってはとても大切な人なんだから。」とばかりに無言で押し倒す。そして、しっかり自制して、潔白なまま帰ろうとする。ところが、桜良の家で待ち伏せをしていた元カレには、しつこい男は嫌いらしいよ、と桜良を大切にできない人間は許さないとばかりに、強い言葉を放つ。
普通の青春映画に抜擢されるような主役級イケメンには醸し出せない、自然で絶妙な深みのある人間性を感じさせる北村匠海がこの役で、納得しかない。
「誰かの、自分の病気と同じ部分を食べてもっと生きたい」「食べられた人の中で存在として生き続けたい」「花がついていなくても次の芽をつけて咲き続けている桜でありたい」「むしろ、正反対で憧れの君になりたい」色んな想いが集約された、「君の膵臓をたべたい」。あらゆる告白よりも、表面ではなく真をついた表現。それだけ思い合っていたけれど、当時は、お互いにはっきりと自覚して言葉に起こしていても、届かぬままだった気持ちは、12年の歳月を経て、僕が桜良の助言通りに教師となり図書館に来たからこそ受け取ることができた。
図書委員として図書館の蔵書を整理した12年前の桜良との日々を、教師として再び図書館閉館に携わり蔵書を整理する中で回想し、気持ちの整理をしながら次世代の教え子に、間接的に青春の儚さや今生きている瞬間の尊さを教えていく僕の姿は、当時のままのかっこつけない誠実さに溢れている。繊細で自分の殻の中にいて他人との深い関わりを苦手としていた春樹もまた、桜良を胸に、立派な大木へと成長した。桜良の願い通り、桜良は人と通い合う人生を全うし、大切な人々の中で生き続けているのだ。そして春樹が成長したからこそ教え子と出会い、教え子との心の通い合いがきっかけで見つかった、桜良との思い出の星の王子様に挟まる遺書。
「こんなに君を悲しませるなら仲良くなんかならなければ良かった。何にもいいことはないじゃないか」と言う王子様に、「いやある。心で見なくちゃ、ものごとは良く見えないのさ。肝腎なことは目には見えないんだよ」と返すキツネの言う通りである。
知らぬ間に静かに静かに病が深まり最期に向かっていく腎臓は、春樹と桜良の目では見えない心の関係性に重なる。
いつも春樹を自分のペースに巻き込み話を進めていく桜良なのに、真実か挑戦のゲームで、「どうして名前で呼ばないの?」とはどうしても聞きたかったのに聞き損ねてしまった桜良。でも、名前で呼ぶか呼ばないかとか、彼氏になるかならないかよりも、心の通い合いを大切にしていた春樹は、桜良にとって充分に星の王子様を貸し借りしあえる関係性にふさわしい。
それでも、「クラスで1番可愛い」「付き合って欲しい」「大好きだよ」「失いたくない」「抱きしめたい」って、本当は言われたかったはず。その表面的な言葉よりも、「クラスで3番目に可愛い(けど見た目じゃなくて1番好きな存在)」「君の膵臓をたべたい」って返す春樹、自覚していないようだけれど本当に素敵な男性。
深い心の通い合いを求めながらも、好き好きアピール満載で春樹に次々言葉を投げかけ、しかし核心には迫れない桜良は、家族や友達の前では大人びた思いやりが優先だが、春樹の前では年頃の恋する乙女らしさ満載で、とても可愛かった。
病状の進行が穏やかとはいえ、予期せぬ最期に見舞われるよりも前に、きちんと遺書を仕掛けて済ませておく桜良には、どれだけ時間が経っても忘れずに桜良を心の中で生かしてくれて、見つけてくれる春樹がお似合いで、人を見る目がある。
ガムいる?って声をかけてくれた友達が、深くは聞かずに遅く咲くエゾ桜の名所を調べてくれたり、ひとりだった春樹を気遣い通い合う、陰なる主要人物。
でも、矢本悠馬演じる彼が、桜良の親友と結婚に至り、しかも上地雄介になっていたビジュアルの変化には驚きだった笑
春樹を大切に思いやるガムくんと、桜良を過干渉なほどに大切に思う京子がうまくいくのだから、やっぱり春樹と桜良にも結ばれて欲しかった。
選択の積み重ねと言うけれど、最期は誰にもわからない。最期の思い出作りのつもりでルンルンで会いに行こうとしていた桜良と、待ちに待った退院でまだ最期までは時間が少しあるつもりでいた春樹、どちらも話題にしていたにもかかわらず、他人事意識でいた通り魔による、予想外の最期。
やるせない思いでいっぱいになる。
春樹は、夏でも秋でも冬でも、これからもずっと、桜良を心に咲かせ続けるのだろう。
タイトルなし
アニメ版を観ていたから話の筋は分かっていた。それでも泣いて泣いて酸欠気味。
少し残念だったのは僕と恭子と友達に成るタイミング。いくらなんでも遅過ぎなんじゃないかな。桜良との触れ合いで自分の殻を破る事ができた僕が素敵だったのに12年後って…
でも花嫁姿の恭子が桜良のイヤリングをしているシーンは良かった。
切なく透明感のある作品
浜辺美波さんが、不治の病に冒された女子高校生の切なく揺れる心情を丁寧に演じていました。
北村匠海さんが、物静かな物言いと穏やかな物腰で春樹を熱演されており、咲良と交流を深めていくうち、徐々に周囲の友人達に心を開いていく姿に好感が持てました。
「共病文庫」に書き留められた咲良の心情。これ程までに心に寄り添い本音で語り合えた春樹の存在は、咲良にとって誰よりも心強い存在だったのかも知れません。
残された娘の人生を、思うままに青春を謳歌させてあげようとした母親の涙が印象に残りました。
日テレを録画にて鑑賞
キャッチーなタイトル
ちょっと残酷な脚本。
桜良には北海道旅行をさせてあげたかったな。
きっと「僕」は、この経験を胸に素敵な教師になることでしょう。
「君の膵臓をたべたい」とてもキャッチーなタイトルですね。ヒットした要因のひとつかもしれません。
余命1年から生きることを学ぶ
余命1年が宣告されている中、クラスの人気者のさくらは、病気とは感じさせないようにいつもと同じように明るく振る舞う。
地味な主人公からの小さな憧れであり、病にもかかわらず、普通に振る舞えることを疑問に思っていたが、実はそうではなかった。
死に対して1人で恐怖を持っており、ひそかに涙の流す時もあったと、共病日記には記されていた。
共病日記を残すこと、自分自身と向き合うことができる主人公といられる時間がさくらにとって生きる支えになっていたのだなと感じた。
宝探しの手紙にも、自分と常に向き合える強い主人公が憧れであったこと、もっと周りとも心を通わせて一生懸命生きて欲しいと書いてあった。
その言葉は主人公に一生刻まれ、膵臓は食べていないがこの先の人生で主人公の記憶に残り続けるのだと感じた。
この作品を見て、1日の価値は誰にとっても同じものであり、主人公のように自分自身と向き合える強さ、芯を持つことが大切だと感じた。またそれと同時に、さくらのように人と心を通わすことの充実感も感じた。
最後に、臆病で葬式に来ないこと、いつか共病文庫を取りに来ること、全て桜に見透かされてて笑えた。
余計な事して感動し損ねた
毎度毎度思うのですが、
「ラスト、タイトルに涙する」というキャッチコピーは心底余計です。
住野よるのデビュー作にして代表作。
北村匠海演じる「僕」が桜良の「膵臓の病気でもうすぐ死ぬ」という"秘密"を知ってしまったことで桜良と交流していく物語で、主演の浜辺美波と北村匠海を人気俳優に押し上げたラブストーリー。
...一応。
浜辺美波演じる桜良は最初オーバーな感じが気になったのですが、後半になるにつれ慣れてきたのか、まぁ桜良に合ってる気がしたので良かったと思います。
そして、最終的に描きたかったテーマや一番ラストに込められた手紙を含めて「キミスイ」を通して描きたかった事は理解出来るのですが、結局そこに至るまでの過程にかなり問題があるように思えて結構嫌いな映画です。
まず、ネタバレ無しで嫌いな点を言っていくと、一つは北村匠海の演技です。
まだ役者として半人前な時だったのは理解出来ますが、「僕」の役柄に全く合ってないです。
そう思う一番の理由が彼がイケメン過ぎるところです。
「僕」は人と関わる事を避け、クラスの人達から誰にも話してもらえない冴えない高校生のはずなのに、全然冴えない感じに見えないです。
先日レビューした、同じ住野よる原作の映画「青くて痛くて脆い」で主人公を演じた吉沢亮は普段のイケメン度を丁度良く下げられていて、冴えない主人公を見事に熱演していました。
でもその点、北村匠海は格好良さを下げられていなくて、その上台詞回しも微妙なので終始違和感があります。
そして、北村匠海の大人になった姿は小栗旬には見えないです。
小栗旬に少しでも近づけるのであれば高杉真宙の方が良かった気がします。
あと、小説原作だからか、時々台詞が文語体のようで人の会話っぽく聞こえない時も多かったので、そこは自然になるように脚色した方が良かったと思います。
では、ここからネタバレ込みで話します。
まず、桜良の行動についてです。
「僕」に惹かれた理由はラストで明かされて、そこに関しては良かったのですが、行動があまりにも自分勝手で迷惑かけすぎてます。
確かに「自分が死ぬ」から好きなことをしたい気持ちは解りますが、「僕」と親しくなったことでクラスからイジメが起きたのにそれに関して知らん顔で半ば自己責任を押し付けるし、挙げ句自分の家では「イケないことしよう」みたいな事言って「僕」を挑発するし。
そういった行動をみる度に嫌悪感を抱きました。
あと、桜良の友達の恭子についてです。
中学生の時に友達が桜良しかいなかったと言ってるけど、高校の時は普通に他のクラスメイトと接してるから、「僕」に対して嫉妬してる理由が非常に弱く感じます。
何よりも納得いかないのが、桜良の死因が「通り魔」によって殺されるというもの。
小説も同じ展開だそうなのですが、これは本当に納得がいかないです!
これに関しては「死は突然訪れる」という悲劇を描きたかったのは解ります。ただ、「通り魔」に刺されて死亡という展開はあまりにも残酷過ぎるし後味が悪いので、「死は突然訪れる」というメッセージ性が伝わりにくいです。
このメッセージ性を貫きたいのであれば、責めて「主人公に会いに行く途中で病気が悪化し、それが原因で交通事故に巻き込まれる」みたいな展開の方がまだ納得いくし、メッセージ性も伝わります。
小栗旬や北川景子が出てくる12年後のストーリーも個人的にいらないです。
むしろ、恭子と「僕」が友達になる展開は12年後にやるんじゃなくて桜良が死んだ直後に友達になった方が物語として成り立つと思うのですが…。
また、今回のTV放送ではカットされましたが、Mr.Childrenが歌う主題歌は壮大すぎるし、感動を力ずくで押し上げてる感じがして嫌でした。
結構ボロクソに書いてしまいましたが、
映画終盤でこの作品に対して評価が上がりました。
この作品を通して描いた「死ぬ前に何を残すか」というメッセージ性も良いし、最後の手紙も良かったです。
「僕」に対しての思いが溢れてるし、「自分が死んでも好きな人の中で生き続けたい」という思いも「ありふれた言葉」で表現せずに告白を表現したのは秀逸です。
だから、この映画でやりたかった事も理解できるし感動出来た人も多いのも納得です。
ただ、途中の展開は何とかならなかったんですかね?
途中の嫌悪感を抱く部分が無ければ、自分だって絶対感動出来ただけに非常に残念です。
※念のため言いますが、「恋空」や「雪の華」みたいな病気ものの映画は嫌いな事はあるけど、自分でも好きな作品はあります。
韓国映画の「サニー」や、TVアニメの「四月は君の嘘」は凄く好きです。
確かに酷評することは多いですが、そこのところ誤解しないで頂きたいです。
余韻半端じゃない。
浜辺美波は好きだったのですが
公開当時、北村匠海が好きではなかったので
見ていなかったのですが
最近、北村匠海を好きになり
今更ブルーレイで見ましたが
なぜこの作品をスクリーンで見なかったのか
後悔しています。
まず映像美というか照明というか
映像の描写というか
光がとても柔らかい感じで
まるで作品自体を包み込むようなそんな
印象を受けました。
そして
北村匠海さんの泣きの演技、
浜辺美波さんの含みのありそうに見える
繊細な表情、
2人とも素晴らしかった。
また小栗旬さんの目の演技がすごい。
北村匠海さんとも共通した
褒め言葉になるかわかりませんが
死んだ魚のような目でした。
特に人生に対しての活力がないかのような。
目指すところがなかったり
失ってしまっていたりと。
けれども桜良と出会っていって
徐々に目に力というか光が入ってくる感じというか。
また脚本・原作が良い。
桜にかけた要素なども素敵でした。
またタイトルのこの言葉にかけた意味や
この一文に乗せた作品内での2人の想いが
すごく
クライマックス本当に最後のこの一文には
感動しました。
またこの作品で語られる
「毎日生きていることが当たり前じゃない」
というメッセージが刺さりました。
キミスイ最強説を再確認
最近の類似作品の中で、やっぱり「君の膵臓を食べたい」が最強である。理由を以下、列挙しますが、大したことは考えられない残念なアタマのせいで、そう言う内容です。
なお、以下は、全て個人の感想です。
*浜辺美波が最強の可愛さ
*北川景子が最強に「仲良くなりたくない女感」を漂わせている
*高校生-->成人後の不一致感(見た目)が最強
*浜辺美波の死因の意外性が最強
*「共病文庫」の泣かせ方が最強
*「恭子への手紙」→「春樹への手紙」と言う三段オチのしつこさが最強
*ラスト一言の演出が「ブラックなの?」で最強
皮肉でも何でもなく、この映画の持つ独特な世界観は、結構好き。泣かすだけ泣かせておいて、最後の演出で「心臓が止まりそうになるくらいドキっとさせるところ」は、真面目に最強。「生への執着」を垣間見せる言葉なだけなんですけど、ちょっとドキッとするのが良いです。
尚、短命悲恋ものでは、個人的には「セカチュウ」のTVドラマ版(綾瀬はるか&山田孝之)が最強でした。月川監督の「君月」の毒の無さも、個人的には大アリです。
タイトルの意味は、
僕は君になりたかった。
君の爪の垢を煎じて飲みたい。
を僕の言い方に変えて、
君の膵臓を、食べたい。
ということ。
どんな話だと気になるよね。
ホラーなのかなって思っちゃうよね。
タイトル勝ち。
2人で出かけた先でやった、真実と挑戦ゲームは可愛くてほっこりした。
ちょっとセカチューを思い出した。
とにかく浜辺美波が可愛い!!
とにかく浜辺美波が可愛く、見ているだけで好きになってしまった。主人公は根暗で、男としてどうかと思うが、そのおかげもありストーリーとしては爽やかなもになったと思う。キスだけでもしてあげて欲しかった。通り魔に襲われて死んでしまうのは可哀想すぎる。最後の手紙で終わる場面はすごく素敵だった。
題名の
意味がようやく分かった。
12年越しにあの手紙が見つけられて本当に良かったなー。
恭子の結婚相手があのガムの少年だったのに驚いた(笑)
でも、まさかあんな理由で桜良の人生が絶たれるなんて、可哀想過ぎる・・・
最後にびっくり
とにかく浜辺美波がかわいくてたまらなかった。所々で見せる満面の笑みにキュンキュン(^ω^)
しかし内容的にはあまり感情移入ができなかった。最後に北川景子の結婚相手があの人でよかった。
とりあえず通り魔くたばれ
君の膵臓を食べたい
君にとって生きるとはどう言うこと?
命の大切さと恋愛を同時に学べる。そして何より浜辺美波の可愛さをがもうやばい。
『私たちは偶然出会ったわけでも運命なんて綺麗な言葉で片付けられる訳でもない。自分たちで選んでここにいるのだ。』と。
一人一人、1日の1時間の1秒の命の価値は変わらない。
明日死ぬかもしれない人生を生きていることを忘れてはいけない。今死んでも悔いのない時間を過ごしてる?
好きな人と真実と挑戦ゲームしたい笑
そしてMr.children himawari聴くと染みるね〜
人生に悩んだら見てみるべきだ
あと京都のあの橋で桜を見たいな…
本のタイトルは気になっていたが
ティーン物だなあという認識で 手に取らずにいたもの。
ちょっと家で作業があったので、邦画を見ながらやろうと思い 気になっていたこれを視聴。
全然 前知識なく見たが 、思っていたような話だった。
北村匠海さんの顔が大人になって小栗旬になるか?
と、筋に関係ないところに気を取られつつ。
顔の好みは小栗旬さんですが
この物語に合う顔はやはり北村さんですね。
あと 意外だったのは
食べたい!って言う方が病気の女の子の方だった事。
可愛い女の子にめちゃめちゃ振り回される地味系男子の話は まあよくあるやつで
しかも実際にも案外あるとは思う。
それでもこの北村君の存在感が映画としてこれを成り立たせていた。
小栗旬さんの負け
って感じがした。
ひとりの一般人として 好きな顔は小栗旬さんですけれどもそれでもそう思ったなあ。
おもろ
とても感慨深い作品でした。
①ヒロインの死因
・膵臓癌はガンの中でも致死率は至って高い。しかし、忌まわしき事件によりヒロイン桜良はその余命すら全う出来ないのが儚い。
②浜辺美波さんのスター性
・当映画で賞を総なめにした浜辺美波さん。賭ケグルイという別映画では180度異なる妖艶な演技を、バラエティではお茶目な一面を見せてくれます。後にも先にも、ここまでスター性のある女優は稀なのではないでしょうか。
余命さえ全うさせてくれない運命
桜良ちゃんは病気と向き合い、悲しむことよりも楽しめることを優先して過ごしてきた。そんな中病気は最終段階まで行き、本人も死を悟り最後に旅行して終わることを決意。ただそれすらも運命は許してくれず最後は旅行に行けずに通り魔に殺されてしまう。
病気を受け止め余命を楽しもうと決心しても時には人生はその保証すらもないんだよね。
一日、一時間、一分いや一秒をどんなに大事にしていても未来は誰にもわからない。分からないからこそ楽しいんだが、同時に楽しいことばかりではなく残酷な事も待っているのかもしれない。
だからこそ今やれる事、やりたい事を全うすることの大切さを感じさせてくれた。
桜良ちゃんにとっての生き甲斐は人を幸せにすることだったんだろうね。それが時に悲しくなる時もあり、自分だけの事を考えて一人で生きている春樹に憧れたのであろう。
ただそれは憧れであって、最後まで春樹や恭子の幸せを考えられずにはいられない。それが彼女にとってもしあわせな生き方だったのであろう。
人それぞれ生き方、価値観がある。自分にないもの、できない事が時には羨ましく思うこともある。
そういった事も含め自分の人生として取り入れ向き合い一日、一分、一秒を大切に生きていきたいと思った。
全171件中、21~40件目を表示