メッセージのレビュー・感想・評価
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SFを騙る個人的な未知との遭遇
宇宙人がやってきた!
「インディペンデンスデイ」みたいになるのか!
はたまた「第9地区」みたいか!
いやいや、ホークアイがいるから「アベンジャーズ」的な展開か!
なんてテキトーな事考えながら観てたらとんでもない。物凄い個人的な話だったという巧妙な構成。
ちょっと今回も構えて観ましたが、
さすが変態ビルヌーブ監督(誉めてます)。
正直言って、宇宙人の造形てどの作品観てもガッカリで、コレも御多分に洩れずガッカリ。
(因みに一番ガッカリだったのは「サイン」)
それよりも斬新だったのは、宇宙人との交渉。
今迄の作品では、最初っから英語が通じちゃったり普通に会話してたりと、ロシアのスパイが英語話すくらいの違和感(「レッドスパロー」の所為、若しくは「スターリングラード」)を感じてはいた。
今回は宇宙人とどうやって交渉しようか、という所が素晴らしい。いきなり英語分かるでしょ?的に話さない。こっちは英語を話します。そちらはどーやって意思疎通しますか?と、あたかも未開の地で先住民族と遭遇した時(「イソラド」の所為)みたいに丸腰をアピールしていくのが、コレが正しく未知との遭遇だ!、と唸らされた。
そこから言語学者の本領発揮。宇宙人の表す何かを解読していく所はもう少し詳しくやって欲しかったが、互いの意思疎通が出来ていく所とかホントに素晴らしい。
その後、冒頭からのフラッシュバックのネタバラシの意味が分かった時、あんな能力ないから共感は出来ないけど、宇宙人との話でそのオチはビックリ。見事でした。
運命なんて分かっていても、物事に偶然なんてない。
全てが必然。
でも必然で宇宙人に会うなんて、怖いけど羨ましい。
こんなSF初めて見た
想像以上に面白かった!
この映画を見る前は勝手なイメージで
謎の生命体と交戦する系の映画かと
思っていました。(多分同じ想像をしてた方たくさんいらっしゃいますよね)
しかし、既に映画を観ていた知人から
「自分たちと全く異なる言語を使う生命体とどう意思疎通をしていくか、その過程がめちゃくちゃ面白い!」と太鼓判を押されたおかげで期待はずれや余計な肩透かしを食らうことなく映画が楽しめました。
特にルイーズが常に自分から一歩、
彼らに歩み寄りコンタクトを取り続ける様子はとても印象に残りましたね。
本作は邦画で言うシン・ゴジラのように、ある程度固定化されたジャンルという概念を静かに打ち砕いた傑作だと思います。
どんなエイリアンが出るのか、ちゃんと出るのか不安だったけどちゃんと...
どんなエイリアンが出るのか、ちゃんと出るのか不安だったけどちゃんと出た。
しかも変なのが。
とはいえイカ感がすごくてほぼイカだったのがなぁ。
もう少し独創的な奇妙なエイリアンが見たかった。
意外と温厚なイカ達で何もしてこないし終始友好的で、それはそれで少し残念。
一悶着あれば面白かったけど何事もなく終わってしまった。
2時間飽きる事なく観られたのでつまらなくはなかった。
地球外生物好きなら観てもいいかも。
悪くはないが、何も残らない
【鬼才ドゥニ・ヴィルヌーブが頭角を現した記念作。SF作品としても秀逸な作品。】
SF映画としても、ハイレベルの作品。
テッド・チャンの「貴方の人生の物語」(面白き、いままでにないテイストの小説:最近、頻繁に足を運ぶ本屋で面だしで置かれていて、”分かってるじゃない”と思ったなあ)に目を付けた所や、”ヘプタポッド”と呼ばれるそれらの見せ方も良かった。
言語学者ルイーズ(エイミー・アダムス)と物理学者イアン(ジェレミー・レナー)のそれらへのアプローチ方法も視覚的にも面白く、静かに物語は進むが飽くことがない。
その描写を支える、劇中の音楽(効果音)も秀逸である。
ドゥニ・ヴィルヌーブ監督のこの作品からのステップアップは、まさにアメリカ映画界のシンデレラストーリーだろう。
が、それは彼の実力に裏付けされているのは、今作を観れば分かる事である。
<2017年5月19日 劇場にて鑑賞>
語学SFという新境地
今を大切にしたくなる映画
時間の無駄だった!!
緩急がなく退屈で、良く分かりませんでしたが、考察を読んだり、最初からまた観ようという気持ちにもなりませんでした。普通の面白い映画とは少し違って、分かった俺スゴいと、ひけらかしたくなる要素が何かあるのだと思います。
言葉では言い表せられない
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