メッセージのレビュー・感想・評価
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深い内容でした。
ネタバレになるか分からないのですが、変えられる未来もあれば、変えられない未来もある。
だとしても、より良く生きようとする意思の大切さに気付かせて貰えた作品です。
Arrivalでいいと思います❗
異星人という「神」
人生を無駄に生きている自分にも悲しい別れはある。その喪失感に向き合うのは結構つらいものでもある。
この映画はそんな人にこそ観てほしい。
作りそのものはSFであり異星人とのファーストコンタクト物で派手に予算をかけた出来上がりになりそうだが、意外とそれほど予算をかけていなくテーマも外向きよりも内向きだ。しかし反するようだが、だからこそ「広がり」が感じられる。
もしも、超光速をする生命体がいるとしたら、それはどんな存在なのか?
そのアイディアが「あなた」の物語を「みんな」の物語にした。
映画ファン、SFファンではなく、かつて、また現在、喪失感に襲われている人こそこの映画をみるべきだ。
あなたは誰を愛し、また誰かを愛するその「幸せ」をこの映画は描いているから。
それをもたらすのは宗教でもメンタルヒーリングでもなく科学であり、あの異星人なのだ。それが、この映画の痛快な見所でもある。
自分はこの映画が大好きだ。
非常に残念‼︎
ドゥニ・ヴィルヌーブ
監督の前作、ボーダーラインを観て、その映像の魅せ方、音の使い方、そして信じられないくらいの緊迫感あるストーリーテリングに感銘しました。よって今作も楽しみにしてました。
前作の印象的な撮影は名匠ロジャー・ディーキンスでしたが、今回は新進のブラッドフォード・ヤング。
期待と不安で鑑賞しましたが、夜中のヘリの飛行シーン、宇宙船の背景、諸処、目を見張るシーンがありました。やっぱりヴィルヌーブ監督、画つくりのセンス良いですね。また音の使い方はやっぱり上手い!非常に印象的でした。お話は多くの方が語っているように、「あなたの物語」という原作のタイトルが物凄くしっくりと来る話でした。原作は読んでないのですが、映画ならではのストーリーテリングで最後までしっかり楽しめました。かなり変則的だけど、一種の最近流行りのタイムパラドックスものなのかもと、思いつつも、しっかりと余韻も残してくれました。
運命が判っている未来を歩むことは個人的には嫌だけどね。サラ・コナーもターミネーター2では、運命は自分で切り開くものって言ってたし…。
どちらにせよ、ヴィルヌーブ監督、ブレードランナー2049、こちらも大いに期待大です。
ところで、ルイーズの能力は娘にも遺伝したように思うのですが…。
「オデッセイ」でもそうだったのだが、 ますます大きくなる中国の存在感と影響力を感じた。 この映画でもルイーズが中国の少将に衛星電話で電話をかけ中国語で話す場面がある。
Movix堺で映画「メッセージ」(Arrival)を見た。
2016年製作/116分/G/アメリカ
原題または英題:Arrival
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2017年5月19日
エイミー・アダムス
ジェレミー・レナー
フォレスト・ウィテカー
ドゥニ・ビルヌーブと言えば、
灼熱の魂(2010)
ボーダーライン(2015)
ブレードランナー 2049(2017)
DUNE デューン 砂の惑星(2021)
デューン 砂の惑星 PART2(2024)
の監督。
作品は好意的に評価され、興行的にも大きく成功している。
ルイーズ・バンクス(エイミー・アダムス)は、夫とは離婚し、
ひとり娘を病気で亡くした言語学者である。
彼女がひとりで住む海の見える家がいい。
窓が大きくて居心地が良さそう。
乗っている車はたぶんプリウスα。
地球の各地に飛来した12個の球体型宇宙船。
米軍に招集されたルイーズの役目は
異星人とのコンタクトと彼らとの意思疎通である。
ルイーズ、イアン・ドネリー(ジェレミー・レナー)、
ウェバー大佐(フォレスト・ウィテカー)らが
異星人が人類に何を伝えようとしているのかを試行錯誤しながら探っていく。
やがてそれが実を結び、少しずつではあるが、
彼らが伝えようとしていることがおぼろげながらも形になっていく。
見ていて胸が熱くなる瞬間がある。
映画の中では内容をことさらに詳しく説明しないので、
見る人によって大きく印象が変る映画であるとは思う。
マット・デイモン主演の「オデッセイ」(The Martian)でもそうだったのだが、
ハリウッド映画全般で、ますます大きくなる中国の存在感と影響力を感じた。
この映画でもルイーズが中国の少将に衛星電話で電話をかけ中国語で話す場面がある。
上映時間は116分。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
宇宙人が…ネタバレ注意
宇宙人とか宇宙関係の映画が好きで今回は傑作だと聞いて前売りまで買って公開日に見に行った。
最初はワクワクして見ていたら
軍曹役の人がよくアメドラに出てる人だったと気づいた時に なんか嫌な予感がしてきたけど、前評判を信じて来てる私には少し気になる程度だった。
ハッピーターンに吸い込まれる様にして主人公が宇宙人に会うまでは…。ワクワク。
どんな宇宙人なんだろう?
重厚な効果音をバックに巨大なガラスの向こう側の白い霧の中からうっすらと徐々に黒く現れた宇宙人の姿は…。
え?
タコ?イカ?
いやいや、そんなわけないよね~。
って、墨吐いてるっ!
やっぱりタコ?イカ?
足が7本だから、タコ?
それよりなにより、勝手に地球に来ておいて人間側がアプローチするまで何の音沙汰もなく浮いていて、コンタクト出来たらできたで数時間おきにボーっとフラフラ出て来るだけの宇宙人なのに、何でこっち(Human)ばかりが時間をかけて必死になって宇宙人と会話する方法を墨を解読しないといけないのか?
未来がわかる時間の概念が変わるくらいの
「武器」とかを3000年後の為に、人間の為にに授けようとわざわざ遥か彼方の宇宙からハッピーターンで来れる技術があるんだから
言いたいことあるなら、
何かあるんなら
ちゃんと英語くらい墨で書けるようにしとけよっ!
もっとヤル気見せろよっ!
って、思いましたー。
そこからは特に大きい変化もなく
ただ淡々と続いてく。
内容的にはよくあるSFだと思いました。
今更感ばかりでした…(´-ω-`)
共感したり、納得したりする
事がまったくなく、終わりごろの何の話しだかわからないシーンは数分寝てしまいました
でも小説は傑作なのかな?
ただ将来子供が病気になる様ですが
2回目のコンタクトの時に夫婦揃って
防護服脱いだせいなんじゃないの?
って、思いました。
なんだかな~な映画でした( ̄ー ̄)
観た後想像が膨らむ
※寝不足、注意!
言葉で通じ合う
前評判のあまりの高さにやや踊らされた感があるが、それなりに考えさせられた。
異星人と主人公が次第に意思疎通を図っていく過程には爽快感を得られた。表情の分からない相手にはやはり文字言語なんだな、とありきたりな雑感。
異星人の書く前衛的かつ和のテイストを感じる文字も興味深かった。あれをどのような科学的知見に基づいて解析したのか、学のない自分にはさっぱり見当がつかなかったが、言語の持つ可逆性と予見性、汎用性が、家族や他人、世界をつないでいくというのが、邦題「メッセージ」の趣旨だろうかと感じた。
ただ、あまりに予見性がありすぎるのも生きていく上ではつまらんというか、しんどいというか…。それでも前へ進むというのは、よく分からなかった。それほど、我が子を失うというのは辛いのだと思うのだけどな。
静かな作品
思ったほどでは・・
宇宙人とのコンタクトものということで、どこかで「未知との遭遇」
のイメージ(そんな宣伝もみたような気がして・・)でいったのですが・・・
出足は、何かいいかもしれない!と思って期待したのですが、中盤から、観念的な表現も多くなり、最後の中国の幹部とのやり取りなど
ないんじゃない?!と思いました。
難しいなぁ。
面白くないというわけではないのですが、正直 期待外れの映画でした。
異星人とのコンタクトや、設定はいいのだが。
原作「あなたの人生の物語」の設定が面白いだけに映画設定は面白い。また、原作を読んでからの方が面白く感じるかも知れない。
・面白く感じる理由
①観る人の脳を通常生活にある事柄から逸脱させ、ある意味ひらめきの様な感じを観た人に与える。
②SF映画によくある難しい「理論」「方式」がある。
(のめり込める要素)
③この映画は表側のお話と共に裏側にあるお話が進行する事。(ファンタジー好きならたまらない。)
しかし、原作の魅力を上手く使って映画を作ったか?と言われれば私はNOと答えたい。
理由としては(見て終わった後だから言える事だが)、主人公ルイーズに何でも任せっぱなしな映画だと思ったからだ。
相方のイアンも少しは手伝ったが、、、う〜ん、、。
周りの人達もそんなに居なくていいんじゃない?状態。
だから、ルイーズ以外の場面が凄く詰まらなく感じた。(ニュースやネットで宇宙船を報道するが、何も語る訳でも無いし)。そんなだったらポールバーホーベンの「スターシップトゥルーパーズ」の様に何か面白いまでとも言わないがネタ挟めと言いたい。
原作設定が良すぎただけにプラスアルファが無い映画。
最後に、中国人の役柄。今回は納得です。
軍事大国になり何やりだすかわからない様な中国の将軍を出した事は、世界的にも分かりやすい設定でした。
うーん。捻りすぎて、よくわからん。
『宇宙船のモデルは、“ばかうけ”だった』、監督が衝撃の告白をした(冗談ですよ)、話題の作品。
うーん、この手の接近遭遇ものでは、地球外生命体から人類がインスパイアを受けてしまうという事を描く事が多いのですが、これもその例に漏れません。言語学者のルイーズが、地球外生命体の言語解析を通じて色々と影響を受けていきます。
最初、素直に時系列に沿った物語かと思ったんですが、実はそうでは無い?途中から、「あれ?なんか変?」と気が付きました。でも、どうなんでしょう?子を失った学者が、自らの仕事(研究)を通じて、生きることに意味を見出して再生していくと言う形も有りうるかと思うんですが、この作品の場合は、そうではありません。逆に、この自らのこの先の運命を知ってしまうと言う事に直面してしまうんですよね。それでも、その運命に立ち向かっていくと言うのは素晴らしいと思いますが。では、最初の出だしの時の、ルイーズの落ち込んだ雰囲気は、何なのでしょうね?
ハリウッド映画での中国の存在は、もう完全に定番ですね。ロシアでも、イギリスでもなく、中国。それだけ、チャイナマネーが無いと、ハリウッドも進まないと言う事なのかもしれませんが。
ジェレミー・レナーが、理論物理学者の役で出ています。肉体派では無いジェレミー・レナーは、珍しい気もします(笑)。
スッキリしなかった
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