メッセージのレビュー・感想・評価
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_φ(・_・予知回想
突如として地球に飛来した12の宇宙船、その宇宙人の言語を分析解読しようと奮闘するルイーズ。そして宇宙人は武器を与えに来たと分かる。宇宙人は自分たちの言葉を与えに来たとのこと、自分たちの3000年後の危機を救うのは人類であると言う。宇宙人は予知ができるルイーズに会いに来て、そしてバラバラになろうとしている人類を救いに。
一体何が言いたかったんだろうか?この映画は、。疑心暗鬼になる人類の愚かさを笑っているのだろうか?子供が将来死んでしまうことをわかりつつ生きていこうとするルイーズの力強さか?
将来起こる娘の死を回想するかのごとくの映像はなぜだか涙がでます。よかった。
メッセージ
地球外生命の出現を描いているけど、現代の世界的現状を語っていると思った。世界各国の一丸となり協力しないと、このまま行けば中国が武力軍事力を強化していく中で地球外生命にも武力行使をしようとしたが地球外生命の考えは平和であり世界の協力一丸である。現代がこのまま進んで行くと必ず武力で破滅するのを地球外生命に例えてメッセージとしたのではないだろうか?
CHOOSE LIFE
水墨画の様な美しい表義文字がスクリーンを泳ぐ度に息を呑む。
アメリカと中国は表音文字と表意文字との対比であり、冒頭から末尾までは円環で繋がれる。
音響演出もあちらの世界を撫でるかの様な不気味な美しさである。
戦争に勝者はいない、ただ未亡人だけだと彼女は言う。
アボットの選択とハンナは終わりからの始まり。
その結末を知りながらも、勇気ある決断をした彼女の愛こそ本作のメッセージ。
まさに道との遭遇である。
やや不親切な感じ
タイトルは「アライバル」でも良かったような…。
メッセージ性は、そう強くないと思いました。
構成はよく出来た映画だと思いました。
しかし、少し観客を引っかけるみたいな作りで、それが内容と適切だったのか…と思うと、もっと親切な作りもあったように感じます。
自分としてはまだよく分かってないところがあり、何故、外来生物が「未来予測」を「武器」という言葉にしたのか、とか、後の旦那さんも主人公と同じ「未来予測」の力を持っていないのか(あれだけ主人公と研究を共にしたなら文字を解読出来てもおかしくないと思ったのですが)、とか、外来生物が去った後の世界の人間はつまり「未来予測」の能力が手に入るようになったのか、等、それって過酷な世界じゃないかと感じつつ、観終えました。
また、ラストの電話の内容がどんなものであったか、どんな言葉を話したのか、ゆっくり作っても良かったと思います。
観終わった後、共に観た人が「最後まで旦那さんが出てこなかったね」と述べました。
やや不親切な作りだったと思いました。
メッセージを表現した素晴らしい作品。
低評価してる人は多分映画の表面の物語しかなぞれない人だと思うのですが、
この作品は、他言語を学ぶと性格、思考が変わるというキーワードに集約された作品です。
これを考えながら見るのと見ないのでは作品の印象は全く異なるものになるかと思います。
全く新しいSF映画
SF映画といえば気持ち悪いエイリアンが出てきて、ドンパチするというイメージがやはりある。実際に最近のSF映画はそういう傾向にあると思う。だが今作はそんなイメージを払拭してくれる映画だった。
派手なアクションは全くなく、物語は静かに進んでいく。印象的な音楽が、映画の不気味で不思議な世界観を作り上げていた。未知のものに対する恐怖も強く伝わってきた。
今作は時空を超えるというのがテーマになっている。時空を行き来する映画はたくさんあるが、どれもいまいちな作品だ。時空を扱う今作もやはりいくつか辻褄が合わない部分があった。
世界平和と未来に立ち向かうというのがメッセージとしてあった。伝えたいことを少し詰め込みすぎの気がした。
エイミー・アダムスの演じた色々な苦難と闘う姿にはとても感動した。
題名どうりにメッセージ性が多い。
この映画、SF映画の中でも記憶に残る作品になるでしょう。
低評価も多々ありますが私が観て思ったのはある程度の知識と、物語を読む力が必要されると思いました。
簡単に言うと…観て面白い! ではなく、…観て考えて面白い!…のだと思います。
さてここからネタバレを含みます…
彼らが地球にやってきた理由は自分達が3000年後に助けてもらう為でしたが、未来に起こる事を知っているなら納得です。彼らにとって行動は感情や動機によるものではなく既に決まっている事象をこなしていくものなんですね。だから、博士が一人そとに出た時も迎えのポットを送ってきたのでしょう。爆発のシーンも知っていたから彼女を助けた…とも見れます。
彼らの力を得た博士は、自分の娘が死ぬのをわかっていながら結婚する決意をしました。あれは考えてみると凄く恐ろしい話しですよね。自分がする行動全ての未来が確定していますから
先の事象を楽しみにする事がなくなる…だからこそ、今この瞬間を大切する為のあのセリフなんでしょうね。
アクションSF映画も大好きですが、こういった映画は未知との遭遇を思い出します。
ガッカリ
緊張感のある展開で、楽しんでみられたが、最後の後始末が雰囲気で適当にまとめられていて、肝心なところは判らずじまい。
電話一本で全て解決って、あまりにもイージーじゃないですかね。
解せない…涙。
この映画を見る前に、評価が両極端なレビューを見て、自分は面白いと評価できるようにしようと、好意的な姿勢で臨んだのですが、裏切られた気分です。
どうやって解決するのだろうと、その謎に迫るために、2時間近く忍耐強く待ち続けたのですが、結局ああいう終わり方なのかと、ガッカリしました。
そもそも、謎の巨大物体が地球に来る大義名分がない。
共感できない。
物語に入り込めない。
カンガルー
ヨハンヨハンソンの重厚な音楽と霧が立ち込める神秘的な空間表現が美しい。異星人の文字や宇宙船のデザインもユニーク。ストーリー展開は無駄がなく、最後のオチまで不自然さがなく、抑揚も効いていて、主人公に感情を寄せながら、そのオチを驚きを持って受けとめることができる。SF的な普遍的なメタファーはあまり感じられなかったが、話の組立てのクオリティが高い。
一点気になったのは中国軍人。歴史的にも軍の暴走というのが余り起きない国柄だと思う。一番、喧嘩っ早いアメリカが穏健に振舞っているのは、少し鼻についた。
ただのフラッシュフォワードやん!
手堅い。故に熱狂できない。というかこれアラン・ムーア『ウォッチメン』の影響?エイミー・アダムス演じるルイーズの「感覚」って『ウォッチメン』第4章「時計職人」描かれるDr.マンハッタンの「感覚」だろ?その素晴らしい表現に対して本作のはただのフラッシュフォワードやん!
あと地球外生命体に対する人類の選択もかなり『ウォッチメン』っぽい(もちろん『ウォッチメン』も『2001年宇宙の旅』『アウターリミッツ』等の影響を受けている)。本作がポジなら『ウォッチメン』はネガやけど。SFにはセンスオブワンダーを求めたい俺としては本作はそこまで評価できない
とはいえ地球外生命体との「文字」によるコミュニケーションの描写は新鮮だった。『未知との遭遇』における「音」をちゃんと更新できている!ただクライマックスで文字に字幕を出しちゃうのはズッコケたけどな。あそこはルイーズが声に出しながら理解するという描き方でよかったんじゃない?
『メッセージ』の時間表現に驚いている人にはアラン・ムーア『ウォッチメン』を読んでほしい!あの「時間感覚」の表現方法は既にコミックという形で完成されているんですよ!
『メッセージ』のメッセージは「愛ゆえに傷つくこともあるがそれでも愛することが生きることなんだ」ということだと受け取った。確かにそうなのかもしれない…ぐらいのテンション。正直ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は個人的にあまり相性が良くない気がする。『ブレードランナー2049』も期待せず待とう
『メッセージ』は自分の感想と世評との乖離という意味では今年ワーストかもしれん。いや面白いけどな
ドゥニ・ヴィルヌーヴとアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥは似た感じの印象。小器用に批評家受けのいい作品を連発するけど個人的にはまあどうでもいい感じというか…好き嫌いの問題やけんしょうがないな
『メッセージ』の多くの美点は否定せん。ただ凡庸な「時間感覚」の表現でさえ多くの批評家が評価していることが理解できん。あれだとただのフラッシュフォワード。その場その場で都合のいい「未来」を思い出しているようにしか見えん。それとも本当にただそういう感覚なの?だとしたら別に凄くなくね?
この「時間感覚」は『ウォッチメン』第4章「時計職人」でも描かれたんやけど表現方法がとにかく素晴らしいのよ!『メッセージ』の表現方法はその足元にも及んでない。やはりアラン・ムーアは偉大だ!
新しいSF映画
これまでのSF映画とは違う、静かな展開の中に、題名通りのメッセージが込められた、ヒューマン・ドラマ的な作品。
過去が過去に非ず、未来が未来に非ず。そんかトラップにマンマとかかり、最後にきて、そうだったの…って感じ😳
その点は、なかなかよくできていました。
単純にSF映画を期待してる方には、チョット物足りない感じはしますが、親しい人と観た後で、あれこれ感想を言い合って、確かめ合うにはいいと思います。
これぞSF
何の情報もなく観たので、よくあるSFアクション映画か?と思っていたら、しっかりと作り込まれたSFドラマに仕上がってる。ラストにどんでん返しや種明かしするこういう正統派SFは好きです。なんとも言えない不思議なストーリーでした。
原題はアライバル。ネタバレすると面白くない
意外な展開。
言語とは思考をも変えてしまう重要なもの。
チョコ柿の種じゃなくてチョコクッキーの形してたとは
娘の絵がポイント
SFだからといって大画面で観ないと損する!というタイプの映画ではないので家でじっくり考えながらみるのも良いかも。
第三種接近遭遇シミュレーション
未知との遭遇やコンタクトが好きな人は必見。インディペンデンスデイのような殺伐とした出逢いに飽きたところに登場。
ピレネーの城型UFOとでも呼ぶのか単純に幻想的。
主人公の年齢設定に頭が混乱しつつ楽しめた。
邦題が絶妙にイイ。某大国が無茶しなきゃ世界は平和だよね、というメッセージを強く感じました。かの国でも公開出来たのかな?
久しぶりに2度見したくなる作品でした。油断した…
悲しい
異星人との意思疎通がメインのお話かと思っていましたが、私の好きなタイムパラドックス要素があるストーリーでとても面白かったです。
ただ私には結構ストーリーが複雑で、途中まではルイーズが意思疎通に頭を悩ませてた様に、私もストーリーを理解するのに頭を悩ませてました。
ある意味、主人公とシンクロしていたので何か不思議な感じでしたが最後でストーリーが一気に繋がった時は鳥肌が立ちました。
観てて正直、疲れましたがストーリー構成は好きでした。
二回みると、また違ってみえるタイプの作品ではないかと思います。
ヘプタポッドの文字のデザインも良かったです。
あれは辞典が発売されたら買ってしまうと思います(笑)
ヘプタポッドが与えてくれた武器は私も欲しいと思ったことがありますが、この映画を観た後では、あまり良いモノではないんだなぁと思いました。
ストーリー構成には感動したんですが、とても悲しい物語だったというのが私の最終的な感想ですね。
ルイーズは、これから起こることを全て知っている。
離婚する事、一人娘が若くしてなくなる事、、、
それでも、その運命に逆らわず生きるのだから、どんな気持ちなんだろう、、、
せめて、その中の幸せを精一杯噛みしめて生きて欲しい。
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