「イカ大王」メッセージ ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
イカ大王
面白い作品なんだけど、イカのフォルムの生体って…。墨を吐いて文字にするとは、書道か。水のような環境で、歩行せずに生きる知的生物の、詳細をもっと深く知りたかったなぁ。言語学者って、あれだけの手がかりで見知らぬ文字を読み取れるものなのか? 未来を見ることとの関連も、説明が早すぎてよくわからない。たぶん、原作はもっとしっかり作られているのかも。
でも、原作の文章を視覚化するのは大変なことで、宙に浮かぶ巨大な物体や、緊張感とか、リアリティもあった。実際に宇宙から何か飛来してきたら、こんな風にパニックになるだろうし、各国が協調できるか疑問。映画によって、たくさんの人に「もし」を投げかけることはできたと思う。あと、重低音のロングトーンで不安を煽る、ヨハン・ヨハンソンの音楽も良い。
コメントありがとうございます。
墨が水中(空中?)に広がる映像は素敵でしたね。
日本人として親近感を感じました。
原作と「息吹」も読まれたのですね。
ぷにゃぷにゃさんは「ゴールデンカムイ」でもアイヌ文化の
探求と、映画を楽しむのが多角的で素敵ですね。
消化するばかりで反省です。
ファンタジーの雰囲気もあるユニークなSFでしたね。
> ケン・リュウも芳根京子主演で
うひょう。芳根さん好きの自分は、見逃せないじゃあないですか!(SF、大丈夫かな、芳根さん、ハラハラ…)
貴重な情報、ありがとうございます!
> 「理解」が映画化の話があるらしいです
うわぁ、それは楽しみ。まだ読んでなかったので、さっそく読んでみました。感想は一つ。「いったい、どんな映画に!?」かなり頭の中が多い話だが、起きていることは、現実の中という話だから、どんな風に作るんだろうなあ。
公開されたら、またカミツレさんに解説してもらお。その時は、ぷにゃぷにゃさんもお願いしますね
> メッセージの原作、「あなたの人生の物語」、読み終わりました
おめでとうございます。
> 原作と映画ではテイストが違いますね。映画の方が娯楽的かな〜
自分も同じように感じます。2時間で、映像で、観た人の心の中に何かを残そうとする映画は、何時間でも読む人のペースに合わせ、読む人の想像力に任せる小説とはやはり違ったものになりますよね。