「映画という媒体をうまく生かした。」メッセージ 明烏さんの映画レビュー(感想・評価)
映画という媒体をうまく生かした。
映像だから、カットバックで流れる主人公の表情や眼差しで観客に強い印象を与えることができているし、それを演じ切ったエイミー・アダムスの演技は素晴らしい。
ヘプタポッドB(表義文字)の映像表現もなるほどなど思える形だったし、『2001年宇宙の旅』のモノリスが浮かんだような宇宙船の画も音響と相まって現代アートみたい。
重要な事実も意外とサラッと語られて、けれどもそこに被せてくる演出で涙しました。
人生というものを考えさせられる映画でした。
観終わったあと、好きな人に会いたくなります。
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