ガール・オン・ザ・トレインのレビュー・感想・評価
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感想。
ほどよい謎と不穏な空気。
違和感には意味がある。
電車から毎日見てて知った気になっても、何も知らない。
SNSでみる一部以上に知らないと思うけど、レイチェルは知った気になってしまう。
元夫トム・ワトソン。彼は主人公レイチェルを可哀想な女だという。
自分のせいで彼女を可哀想にしたんだろって思った。彼もわかってるから、惨めになってるだけで脅威ではないってことなんだろうけど。後々、脅威ではない根拠が他にあることがわかる。
女性たちはみんな不安定。
男との関係によるところが大きい。
女同士の関係もあるけど。
男性たちは安定してる。安定してて酷いことができるのは、元から…と思ったり。
浮気や暴力、束縛や子作りの強要など。
女性にも問題はもちろんあるけど、そのせいで彼らは不安定にはなってないと思った。
でもスコットの束縛は不安からきてるのかな。
(彼女たちは)家族の理想像があって、それは結構難しいことかもしれない、と感じた。
夫婦仲が良く。子供も生まれて。父親も子を大事にしてくれる。
普通、言葉で言われたら言い返すと思っちゃうけど、頭に来ると手を出す人はいるから怖いと思った。
言い合いができない。
トムは言われても仕方ないときも、一方的に言われるのは耐えられなくて暴力をふるう。
言い分も自己中。
最後レイチェルはよく強気に立ち向かえたなと思った。私だったら怖くて言えない。
現実の世界では男性は子供ができても逃げられる。産むなら一人で勝手にどうぞ、ってできる。メガンの昔の男もそうだった。
近所で不倫してて、知り合いだし逃げられないからトムは…。
もし法律で男性にも責任が絶対行くようになったら、逃げられないから違う事件が出てくるかも。
トムの要素は少しずつならいろんな人にあると思うけど、ただ全部乗せでここまで最悪なのはなかなか。
女子は振り返らず、前進するのみ
線路沿いの住宅って、同じ時間に毎日通るし日に2回通るし、目につく家はマンションていうのが決まってくるからなんかプライバシーないなあ、と学生の頃からよく思っていた。
そんなところで、興味があり、鑑賞。
痛々しい過去や現在を持つ女性たち。最初ぼやっとみていたら3人の女性のく
みんなで因果応報
登場人物みんな因果応報。
レイチェルは確かに可哀想な事があったとは思うけど、
アル中になるほど酒に逃げてしまったのはやはり彼女の責任であろう。
まあ、旦那があれでは治りようもないだろうが。
しかし終わりはあれでいいのだろうか?
メーガンは殺されて、旦那も殺され、
アナは殺人のトドメを刺して、レイチェルも殺人?してしまうとか。
どこにも救いはないけどね。
先日ウーマン・イン・ザ・ウィンドウを見たが、
ガール・オン・ザ・トレイン同様主人公に記憶の自信が
まったくない設定だった。タイトルもなんとなく似てるけど
全体的な流れも雰囲気もよく似ている。
レイチェルの執着があまりに哀れで、何かやっちゃうんじゃないかという
ハラハラした感じが、だんだん正常な推理になっていき気がつけばいつの間にか
レイチェルを応援していたな。
推理自体はあまり重きをおかず、そのため旦那が殺人犯でもさしたる
驚きは何もなかった。
全体的には面白いのだけど、3ヶ月後には忘れてしまいそうな
内容。レイチェル役のエミリー・ブラントって顔が幸薄そうでピッタリ。
そういえばボーダーラインやクワイエットプレイスでも辛気臭そうな
感じだったものな。。
アル中ミステリー映画
初(?)のアル中女性が謎解きするミステリーとして楽しめる作品でした。
お酒を飲むと記憶を無くす主人公が「酔っ払っている間に自分がしてしまったこと」を思い出すために調査を進めていく話です。
結論は読めなくもなかったですが、早めに犯人が分かっても楽しめると思います(自分はアナが犯人かなと思ってたので外れました)。
「プラダを着た悪魔」のせいかバリキャリのイメージがあるエミリー・ブランドがアル中というのはあんまりしっくりこなかったですが、酔っ払ってる時の飛んでる感じは迫真の演技で迫力ありました。
なるほどねー。でもアルコールは怖いね
登場人物からしたら、まーそうだよね。
でもトムがクソ野郎なのはともかくとして、レイチェルのアル中は自分のせいだしな。
子供が出来なくてアル中になったのか、トムの浮気を知ってアル中になったのか。
そうなると誰が悪いのか。
タマゴが先かニワトリが先か。
終始暗いトーンで気が滅入る映画です。
女性陣は皆魅力的でした。
アナが「ミッションインポッシブル」のイルサとは!
好きだったのに1ミリも気が付かなかった…。
キャスティングの過去作品見て初めて分かるという..
昔は海外の演者の名前もすぐ覚えられたのになぁ。
歳だね、まったく。
そんな感じ!
女優陣みんな素敵でした♪
こういうオチだと男であるのが肩身が狭く感じますね、「男はどいつもこいつも~」って思われそうで(笑) 僕も聖人ではありませんが、真犯人よりはまともでいなくちゃ! 当たり前ですね(笑)
主人公と一緒に犯人探し 予感的中!
男に振り回される3人の女性の物語。エミリーがアル中を好演。酔っ払いの演技は難しいと思う。「酒とバラの日々」よりこちらは嫉妬や殺人が絡むし、こちらの方がもっと難易度が高そうだ。観ながら思ったこととして、離婚後に同じ家で元愛人と暮らすか??前妻に悪いと思わないのか?しかもフェイスブックに子供を上げるなんて、普通じゃあり得ない設定だと思った。
タイトルなし
エミリー・ブラントが結局アル中で、記憶が飛んでるだめ、殺人事件がミステリーになっている。不倫して別れて、また不倫する男が殺しって最悪な男。男を略奪した訳だが、自分も不倫されるという自業自得な気もする。エドガー・ラミレスはちょい役。
女が怖いのか、男が怖いのか
ご近所さんとこんなにドロドロした関係になるなんて、
絶対イヤだ。
子供できなくて浮気され、
愛され過ぎて束縛され、
そのはけ口にカウンセラーに色目使って、
浮気された元夫と現嫁をつけまわし、
人の夫に手を出して妊娠して、
え、なんで皆さん平和に生活できないの、、
女性陣みんな美人なのに、
こんなダメ男達に振り回されて人生棒に振っちゃって…
男性陣だって、こんな美人な奥さんいて、
仕事も順調だろうになんでモラハラや浮気ばっかするの…
なんか、みーんな暗いし、幸せじゃないし、
こんな人生やだなぁとしか思えなかった。
一番まともだったのは、主人公に手を差し伸べてた友達だったんじゃ、、、
いや、そうでもないかな?
よく忍耐強くこの主人公に手を差し伸べてたなぁ、、
とりあえず、浮気する男はやめといたがいい。
浮気相手が自分のとこに来たって、また同じことするんじゃないかって不安になるんだから、浮気相手になるのもやめた方がいい。
あと、浮気相手の子供を妊娠しちゃって、
その事を男に話す時に森の中を選ぶのもやめた方がいい。
絶対、殺されるに決まってるから。
なんであんなとこ選んだのよ、、、
普通に生きよう?笑
最低男の末路
車窓から見えるいつもの住宅街。人々が平穏に暮らし、ちょっと前までは自分もそこにいたんだと懐かしむレイチェル(エミリー・ブラント)。メガン(ヘイリー・ベネット)が夫スコットと幸せそうにしていることがレイチェルに安堵感を与えていたのに、違う男とキスしている光景を見て、彼女の中の何かがうごめいた。
序盤にレイチェル、メガン、アナの3人を紹介するような形で短い章立てとなっている。メガンはアナ(レベッカ・ファーガソン)のベビーシッターをしていて、アナの夫トムはレイチェルの元夫だったという関係。メガンにも、兄と関係を持ち子供を産んでしまったという暗く淫靡な体験が精神科医に告白される。ベビーシッターを急きょ辞めると申し出た後に事件は起こったのだ。もしやそれが原因で殺された?
異常な男女の関係ではあるが、悪いのはすべてトム!アル中で記憶が飛びまくりのレイチェルもどうかと思ったが、その病気を利用して女と遊びまくったり、妻の病気のせいで会社を解雇されたとか嘘ついてたり、挙句の果ては虐待、そして殺人。しかし、記憶喪失気味のレイチェルのおかげで、単純そうなプロットも様々なミスリードによってややこしくしている暗いミステリーなのだ。虐待やストーキングなど、アメリカが抱える陰湿な部分を曝け出してはいるが、最後には前向きに生きることを決意するレイチェルを応援したくなった。
世界の車窓から…
あらすじにあるように、まさに2転3転していったので犯人が終盤まで読めず、最後まで楽しめた。
最近のニュースでも男女間のトラブルから殺人にまで発展するものが多く見受けられるがその背景まではどうしても分からないことが多い。しかし、こういった作品に触れることで想像することができる。そういう意味でもこの作品があることの意義は大きいと改めて感じた。
この映画のキモは酒による記憶障害と元夫の洗脳による誤った事実の刷り込みで、流行りのサイコパシストものでした。
ゴーン・ガールを観てからこの作品を観たらどんな気持ちになるか、試したいがそれが出来ないのが残念なくらい良作。
意外と
面白かったわー
主人公が初めからアル中ということで、これはアカンやろみたいな感じから始まって、前半は少したるむし、主人公を疑って見てしまうが、後半からは主人公の失われた記憶が何なのかということに引きつけられ見応えがあった
登場人物が少ないので、犯人に極端な驚きはないが、おっとお前か!とは思った。
この物語は3人の女性が主人公という物語だろう。レイチェル、メガン、アナ3人とも演技よかったし、犯人の男のくそっぷりも良かった。
レイチェルの酒癖の悪さが全て造りあげられたものだと、分かってからのサスペンスな展開も良かった。
物語に集中して見ることが出来たので満足!
ラストも殺して終わるとは…
まあ、あんなヤロウはみんな死んでしまえばいいかもなぁ
他の人の感想も見てから
確かに前半での人物の混乱は少しあったね。
後半の加速も良かったね
衝撃のラスト、というほどでも無かったね
確かに早めに始末しとけばいいのにとかはおもったかも
なんだかんだ言っても、とりあえず一通りのミステリーとサスペンスと見応えがあったので良し!
見たあとは意外とスッキリ
嫌いな「主人公が頭おかしかったです、おしまい」なオチでなくて良かった!
全体的に陰鬱な空気が流れて
セブンみたいなオチだったらどうしようかと思ったけどそうでもなくて安心
予告を超える面白さでした
ポスターには惹かれたものの、正直予告は全く面白そうに思えなかったんです。ラブシーンが多そうで。レビューも低かったし。ただ、期待値低かったぶん、面白さ増しましたね。
ストーリー
良かったですよね。アル中のレッテルを貼られた(実際そうなんだけど)女が真実を暴いていく映画としてすごく見応えがあった!皆の謎が暴かれてく感じとか。すごく良かった。よく考えれば会話の中に伏線とかあったんですね。ただ、レイチェル以外の女がクズすぎてですね、、。二人とも浮気女だし、レイチェルは一途。別れてからも自分の何が悪かったか考えて、アル中克服しようとしたりしている。その部分が前半では観れてなかったんです。レイチェルごめんねって感じで。観客も半信半疑で彼女のことを観てるんですよね、彼女同様に。だから全然犯人の検討がつかないというか、オチが読みづらいんですね。でも思い返せばアル中ではあるけれど、そこまで暴走してないんですよね劇中で。少年の太鼓に合わせて踊るくらいなんですよ、電車で赤ちゃんみてもすごく普通に接してるし。ただトムからの話の中ではすごく暴れちゃってて、それが軸にあるからヤバイやつって見てるだけなんです。あ、でも赤ちゃん誘拐疑惑はやばかったか、、、
ラストシーンで今妻とのアイコンタクトとかすごくよかったですよね。今妻のセリフ「レイチェルが全て正しい」もある種カタルシスになったし。スッキリしました。裏切らないでよかった。
キャスト
ヘイリーベネット。初めてみたけど良かったなあ。ジェニファーローレンスに激似だけど、彼女の方がもう少し幸薄を帯びてる感じ。哀れさがある。彼女の抱えた秘密とか結構衝撃だったし、それを背負った彼女の脆さとか良かった。
エミリーブラントはこういう役合いますよね。強い役やる時より色っぽく見えます。
ローラプレポンも観れたんでお得でした。ただ出番少なすぎて…後半何の役にも立ってないし……
似てる映画
ゴーン・ガール
フェイスブックと酔った前妻は相性が悪い
映画「ガール・オン・ザ・トレイン」(テイト・テイラー監督)から。
「世界中でベストセラーとなった同名のミステリー小説の映画化」
という解説を読んで、楽しみに観始めたが、
ストーリーとしては、よくわからなかった。(汗)
見ず知らずの「夫婦」を勝手に自分で「理想の夫婦」と決めつけ、
毎朝通勤電車の窓から見える、2人の様子を観察していただけなのに、
「私に分かるのは、2人には愛があること」と言い切る。
その場面設定に、なにか違和感を覚えていたら、
案の定、理想の妻が他の男性といる場面を目撃しただけで、
「不倫」の決めつけるなど、アルコール中毒にありがちな行動に走る。
見ず知らずの「理想夫婦」の夫が、フェイスブックに幸せそうな写真を
見つけただけでも、過激に反応する始末。
「彼、また赤ん坊の写真を投稿した。可愛い写真」
そんな彼女の姿を見て、別れた夫が呟いた。
(すみません、もしかしたら、彼女の母だったかも・・)
「フェイスブックと酔った前妻は相性が悪い」
フェイスブックに投稿した人は、そんなつもりがなくても、
観る側の人の精神状態によって、こんな感想を持たれることを、
監督が伝えたかったこととは違うかもしれないが、
この作品は、教えてくれた気がする。気をつけなくちゃなぁ。
複雑じゃなくてわかりやすい
話が色々組み合わさって居ますが、こんがらがらずに見やすくわかりやすい作品でした。
アルコール中毒は怖いなと思いました。
やはり記憶をなくす事は、大事な何かもなくしてしまうんだなと。
レイチェル役の女性が本当に顔がボロボロな感じでアルコール中毒感がすごく出て居ました。
メガゾのお墓参りに行った時のレイチェルは見違えるくらい毒が抜けててすごいなぁと思いました。
すっごい面白い!!ってなるわけではなく、最後のトムが犯人と分かる流れも、あまりおどろきはなかったですが、飽きずに最後まで楽しく見れた作品でした。
やはりサスペンス系は面白い。
人に対する偏見
本作品のようにアルコール中毒者等に偏見を持ってしまいがちだが、事件の犯人は別の人物であり、自分も偏見を持っていることを痛感させられた。人は見た目で判断するものではないと再確認させられる映画だった。
湿っている
二重人格系かなぁーと思ってたけど、
なんだか妙にリアルというか、
現実にもありそうな…?
記憶喪失系ではあるんだけど、
アルコールでか…と。
記憶の置き換え、刷り込みというと
メメントを思い出したのだけど…
まぁ全く違うお話。
エミリーブラントの表情が良かった。
鬼気迫るというか、
ところどころやばい感じが。
最後のところは良かったですね。
元妻エミリーブラントがぶっ刺した
ワインオープナーを
現妻がぐりぐり刺し込むところ。
怖っ。
でもあの夫は唯一のかなりの悪人だから仕方ない。
なんかこう、
最後は救われる感じではあったけど、
これで彼女の闇は晴れるのかなぁ?と
心配になるような陰鬱さがある映画。
嫌いではない。
そうなの?
このアルコール問題、子供の問題、不貞の問題は普遍的なようで、やっぱりアルコールに強い人種の国でよく起こり勝ちな問題と思われます。そもそもモンゴロイドの女性で記憶をなくすほどお酒を飲める人はあんまりいないような気もする。そして、子供の問題は、独立した男女である西洋文化の結婚制度では、男性には他人事に思われ勝ちなことが多いかも知れないが、アジアは夫婦間でも依存しあうし、家族の問題としてここまで女性だけが思い悩むようには思えない。もちろん個人差はありますが。不貞問題は古今東西ありますが、仕事が忙しくてこんなに時間がとれないということもありそうで、まさに西洋文化特有のお話と思われ、その顛末にびっくりしました。
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