「盲目の元軍人の正体は?」ドント・ブリーズ 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
盲目の元軍人の正体は?
2016年公開のアメリカ映画。
監督:フェデ・アルバレス
盲人は弱者・・・
盲人は射撃しない・・・
盲人の反撃出来ない!!
その数々の想定外が連続するので、展開は読めない。
観るのは2回目です。
1回目以上に面白いホラー・スリラーでした。
有名スターも特に出てない。
盲人の家の内部の映像のほとんど。
3人の若者(男2女1)が、元軍人の家に盗みに入る。
アレックスは父親の警備会社のパソコンから、盗みに入る家の情報を仕入れている。
老人はイラク戦争の怪我で盲目になった。
娘を交通事故で亡くし、その示談金を頂くのが若者たちの目的だ。
要塞のような警備の家でした。
やっと、細身のロッキー(少女です)が隙間から侵入して、中から鍵を開ける。
ともかく暗い。
迷路のようなジャルグルのような室内。
物色中に老人に気付かれる。
なかほどで、衝撃的事実が分かる。
老人が言う。
「神が存在するなら、俺を生かしておく筈がない。だから神は存在しないのだ!」
じゃあ、老人は悪魔か?!
老人はモンスター?!
ネタバレ厳禁なので、どうぞご自分で確かめて下さいね。
背徳的な映画です。
だが老人をモンスターに仕上げたのは、戦争であり、
娘を轢き殺した金持ちでしょう?
続編ではどんな展開をするのか楽しみです。
コメントと共感ありがとうございます。
デトロイトに度々行かれてだのですか?すごいですね。
他の映画でも見たら自動車産業が廃れた後は廃墟の街のように描かれてました。
8mileってもしかして危険地域を指す言葉なんですか?
2002年のカーティス・ハンソン監督作品「エイトマイル」を
昔観た記憶がありますが、今Wikiを読んでましたら、
やはり舞台はデトロイトでした。
デトロイトには都市と郊外を隔てる境界線があり、「8マイル・ロード」は、
富裕層と貧困層そして白人と黒人を分けるライン。
おかげさまで、ひとつ物知りになりました。
映画は貧乏白人ラッパー・エネミムの実話ベースのストーリーで、
ラッパーが主役なので、昔そんな映画もありました。
という感想ですね。
お邪魔と長文すみません。
度々・・。
今作と、第二作も面白かったですね。ホラーチキンの私ですが、怖いけれど、面白かったです。
デトロイトの荒廃した街並みも、現代アメリカを象徴しているようでした。
(仕事の関係で、デトロイトには時折行っていましたが(敵情視察・・。))案内人から行ってはいけないエリア(いわゆる8Mile)を、懇々と説明された事を思い出しましたよ。) では。