ぼくと駄菓子のいえ
解説
大阪の小さな駄菓子屋を舞台に、居場所を失った子どもたちと店主の母娘が織り成す交流を追ったドキュメンタリー。大阪府富田林市にある駄菓子屋「風和里(ふわり)」。松本明美さんと娘のよしえさんが営むこの店には、親の離婚やネグレクト、学校でのイジメなどに悩み、居場所を求めてやって来る子どもたちも多い。そんな子どもたちに対してまるで家族のように、時に厳しく、時に優しく接する明美さんとよしえさんの姿と、厳しい環境の中でも懸命に前を向いて生きようとする子どもたちの姿を通し、現代社会が忘れつつある大切なものを見つめ直していく。
2015年製作/74分/G/日本
オフィシャルサイト スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
2017年2月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
正直期待していなかったが、これはなかなかの良作。これ程までに子どもたちに肉薄したドキュメンタリーはなかったように思う。だからこその苦しさ。嫌なものを見てしまったという気持ちになるが。それでもこの映画が持っている優しい眼差しが作品を包んでいて、観終わった後にはホロリときてしまった。
2017年2月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
初監督作品映画みたいだがちゃんとできている。被写体の気持ちや、周りの人間模様が面白い。笑えるじゃなくて、感動できる。
意地張る子ども、問題を抱えた子どもと様々だが、みんな駄菓子屋の明美さんに甘えている。やはり普通の子どもと変わらないのだなと思える。 ただ、こういった現状であることには変わらず、地域の人や大人が子どもを助けていかなければならないとも思った。
なかなか見ないタイプの映画だが、面白かったので良かった。
おすすめです。