「CGとストップモーション撮影の境界線」KUBO クボ 二本の弦の秘密 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
CGとストップモーション撮影の境界線
キャラクター等をストップモーションで作成しているのだが、綺麗な映像かつ滑らか過ぎて「これCGじゃないの?」と映画.comの予告動画欄にある「スタジオライカ、メイキング映像」で確かめ、目を疑ってしまう程。
CGとストップモーション撮影の使い分け。
凄い事してるのよ。
だけどね、ここまで来ちゃうとストップモーションを昔から観ている人間の私にはストップモーション独特の動きなどの温かみというか、有り難みが無いのよ。
CGとストップモーション撮影の境界線を考えさせられる。
製作者はそこをどう考えたんだろうか?
進化と言われればそれまでw
聴いてみたくなる作品だ。
昔、スピルバーグが「ジュラシックパーク」を作る際、SW等で実績があったストップモーションで恐竜を作るのでは無く、あえて当時初試みに近かったCGでの恐竜を採用した話を思い出した。
今のスピルバーグにもこの映画の感想を聴きたいw
さて、内容に戻りますが序盤から謎が多い映画です。
一言で言えばKUBOとその仲間の冒険譚なのですが、主人公設定が謎だらけなので、中盤でも???のまま映画を観なければなりませんでした。
ゲームにも似たような展開。
仲間が集い、強い武器を求め、難関地域を乗り越え、、、。
ディズニーの様におちゃらけ感たっぷりと言う訳でも無いので好みは別れる。
今後、CGとストップモーションがどういう形になるか分からないが、私は物語の内容重視で可もなく不可も無く。
で、この評価。
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