GODZILLA 怪獣惑星のレビュー・感想・評価
全188件中、101~120件目を表示
まぁ、金を払って見るもんじゃないかな?
はじめにゴジラ作品がアニメ化されると知った時は何度「ふざけんなっ!」と呟いたことか
しかし、公開されると評判が案外いいので疑いつつも観に行ってしまった
うん、悪くない・・・悪くないけどシン・ゴジラ以上に賛否がわかれると思う
ゴジラ映画として見たら歴代最低クラスの出来(ファイナルウォーズを下回る駄作)
まぁ、このゴジラは怪獣映画として見るのではなく、SFアニメ映画として見るのがベストなのかもしれない。でも、タイトルに「ゴジラ」ってつけておいてその上、ゴジラシリーズにカウントする時点で「ゴジラ作品として見るな」は通じない。
三部作の一作だって考えればね・・・
(三部作もやる意味がよくわからないんだけど)
個人的に良かった点
・冒頭の怪獣総進撃的ハイライト
・物語の流れはスムーズ
・雰囲気はゴジラ版「宇宙の戦士」
・初期作のようにゴジラを人類の標的として描いている
・終盤のゴジラ生き埋めは「ゴジラの逆襲」のオマージュ?
・最後のオチ
・アニメで動くゴジラ
・虚淵節炸裂
個人的にマイナスな点
・ゴジラの出番が少なすぎる
・ゴジラの熱線シーンがほとんど遠距離からの視点が多かったのはガッカリ
・主人公がとってもラッキーマン
・正直、前半はクソつまらない
・話の流れはいいけど展開が雑
・ゴジラを倒すのがあっさりすぎる
・ゴジラがモブキャラレベル
・せっかくアニメでやるんだからアニメでしか出来ないことをやって欲しい
・正直、世界観が90年代B級映画感が半端ない
・公開前のインタビューで「見どころは人間ドラマ」だとか言っちゃう製作者
・虚淵節炸裂
もうね、アニメである必要ないしゴジラである必要ない。言っちゃえばこんな映画作る必要もなかったんじゃ?
セルルックは日本に合う
80本目。
セルルックとは、背景などを3DCGで、人物を2Dっぽく描く手法だが、世界初の3DCGは、1995年の「トイストーリー」だが、日本では、やっぱり、「シドニアの騎士」や「BLAME」のように、人物は2Dっぽくした方が、自分は凄い好きだ。
ストーリーは泣きそうになる位、感動した。
三部作にする意味は?
びっくりするくらいつまらんかった。
シンゴジラのごとく怒涛のセリフまわし。アニメじゃなくて小説か、これは。
三部作にするなら1作目は怪獣に侵略されて地球脱出するまで描いた方がよっぽど盛り上がるんじゃないだろうか。
ゴジラはラスト30分でちょいだし。
眠さ我慢するのが大変だった。
期待通りの虚淵ゴジラと戦う動機。
脚本家虚淵玄作品は一つのパターンを持った不条理、乗り越えるべき壁、が共通して描かれています。
それは、愛した人が病だったというような個人にのしかかるものではありません!
作品により多少の差はありますが、そのパターンとは
自分達が必然的組み込まれている枠組み、社会がある→実はその中でビックリ理不尽システムが稼働していた→自分達はそのシステムの利用者である。というものです。
今作にも逆カタルシスを味あわせてくれるビックリ理不尽システムが用意されています。
一つは、摂理がもたらす破壊者ゴジラ。
もう一つはゴジラからの逃避がもたらした、人型宇宙人達の共同体社会が弱者を切り捨てるシステムに、依存しながらジリ貧で稼働していくしかないという事実です。
主人公ハルオがゴジラと戦う理由とはまさに、そのシステムを利用しながら静かに資源が尽き、死んでいくことを拒否し、絶望感が蔓延する状況を打開したいという動機です。
今までのゴジラ作品がほぼ全てゴジラからの防衛だったのに対し、今作は主体的な攻撃であるという点も異色です。
もしかしたら月に入植しつつ打開策を検討する方法もあったかもしれない。
しかし本作はゴジラへリスク承知で積極的に挑むこと、背を向けながら生きてたまるかと、実益よりも湧き上がる感情をベースに無謀な戦いを挑みます。
この動機は、進撃の巨人におけるエレンに近いものがありますが、家族を惨殺されたエレンの個人的な復讐心以上に、口減らしシステムに依存する状況やゴジラから逃げた事実そのものへ闘志を燃やす、ひと昔前の活動家のような正義感を持つ主人公が面白いなと感じました。
この、主人公に対し乗れるか否か、本作を楽しめる一つの別れ道かもしれません。
一本の映画を予算獲得の為に二部作にする昨今の潮流とは違い、話を広げていくシリーズものの名手である虚淵玄作品だからこその三部作であることを願いつつ。
リアリティラインがより自由のきくアニメだからこそできるであろう、ゴジラシリーズお馴染みのあのキャラクターの活躍にも今後大いに期待します!
ゴジラ作品の中で一番おもしろい
今年私が観た映画の中で一番面白いと思いました。
【映像がキレイ】
ゴジラの細部までしっかり描かれているので迫力があります。
【内容がちゃんと練り上げられている。】
『根拠』がしっかりあります。
【ゴジラの基本を守っている。】
小さいころ見た『ゴジラシリーズ』のイメージをちゃんと残しつつ
新たな内容を作り上げているので、幼少期に味わったあのドキドキとワクワクが味わえます。
このような点からこの評価をつけさせていただきました。
アニメはちょっと、、、、
ということでご覧になっていない方も多いかと思いますが
とてもいい作品になってるの是非見てもらいたいです。
★これから見る方にアドバス★
GODZILLA怪獣惑星はシンゴジラとは全く別の作品です。
同じものとして内容をリンクしないでください。
実写よりすごい
スケールがデッカく、脚本・映像・音楽最高レベルだと思う。キャラクターや声優陣も良し!映像の細やかさや迫力に観入ってしまいました。ポリゴンピクチュアズクオリティ高いよ凄すぎる!ゴジラ恐いよ〜
怪獣映画ではなくラノベアニメ
これは怪獣映画ではありません。
昨今のハーレムアニメをそのままCG映画にしたような内容です。
ゴジラではなく人間を物語を主体に当てています。ゴジラが暴れるところが観たい!という人はきっとがっかりするでしょう。
今回のゴジラは、今までのように放射能災害の化身ではなくただの巨大なモンスターとして描かれています。
今までのゴジラは人間が豆鉄砲のような攻撃を加えても意に介さなかったのが今回は恨みでもあるのか一人一人に至るまで積極的に殺しに来ます。
見慣れないものを見つけたらとりあえず熱線吐いてくる様は生物として違和感を感じざるを得ません。
また、この映画最大の特徴として登場人物に魅力が全くありません。
脚本家が某巨人の漫画にでも影響を受けたのか「駆逐!駆逐!」としか言わなかったり「地球が覚えていてくれた!」と突然スピリチュアルなこと言いだす情緒不安定な主人公。
意味深なポエムしか言わないBL漫画から出てきたような相棒。
空気なヒロイン。
そして、主人公のやること為すことを全て褒め称える仲間たちは、とてもうすっぺらく、むしろ不気味さえあります。
シナリオも主人公の都合よく進み、撤退を主張する司令官とゴジラの駆逐を主張する主人公が争った後は、司令官の役目は終わりとばかりに司令官が死にます。
その後、全権を引き継いだ副指令の相棒が、そのまま大好きな主人公に全権を引き渡ます。ゴジラを倒すどころか撤退すら難しい状況でゴジラを倒そうと演説を始めたときは日本赤軍のリーダーを思い起こさせ寒気を覚えました。なにせ倒した後のことはまるで考えてないんですよ。ゴジラ以外にも怪獣がいるのに。お前の復讐のために他人を特攻させるな、と。そのくせ司令官代理のくせに責任ある立場の自分が特攻しようとします。もう何がしたいの?
ゴジラを倒すための作戦で、戦術ではまるで素人の私が予想できたアクシデントを「想定外だ!」と慌てていたのはコイツら馬鹿かと失笑しました。何を目的に襲ってきたか不明なミニゴジラたちが作戦を邪魔してくることに気づかなかったのか?本当に?誰も?私ですら気が付いたのに?
作戦終了後、エンディングの後に短いムービーが流れます。負傷した主人公を原住民が介護するのですが、これまた少女なんですよね。この時、「あぁこれはゴジラではなく、ハーレムラノベアニメなんだ」と確信しました。部隊仲間のヒロインと原住民のヒロインの間に揺れる恋愛模様とかあるんでしょうね。クッソどうでもいいです。
続編もあるようですが絶対見ません。
シン・ゴジラの超悲観アナザーストーリー
あの時あさみ臨時総理大臣が頭下げ続けられなかったらおきていたアナザーストーリー。
シン・ゴジラ同様検証と実践を繰り返し、今度は日本ではなく地球の奪還を試みる。
アニゴジというくらいなのでヒトもゴジラもより映画っぽい。言い換えると、シン・ゴジラは「理系が本気出してゴジラ倒してみた」的な検証動画感あるけど、これは「シン・ゴジラの20年後映画にしてみた」という感じ。
主人公ご好戦的で頭が良い体育会系で怒りと執念深さの背景描写が弱い上に黒髪斜め分けのTHE主人公なので共感する人はいない前提。
大画面と大音量でゴジラの強さと未来の地球を体験するアトラクションと思うと、そういった場面をじゃんじゃん引き出してくれるので主人公仕事できると感じる。
というか途中からそういう気持ちで観ていたので興奮できる映画だった。
最後に出てきた2万年後の地球人(もはや宇宙人)、絶対モスラ呼べるだろあの触角。ということで次回はいよいよ怪獣対怪獣の戦いが観られそうです!
シナリオが雑すぎる
お話的にゴジラと戦う必要が全くないですよね。
人口が4000人にまで減った人類がいきなりゴジラの確認されている地域の近くに600人も降下するってアホすぎませんか?
普通は離れた地域に少数で降りてまず資源や生態系なんかを調査するでしょ。
そして案の定というか恐竜みたいな生物に襲われて揚陸艇が壊れて帰れないからゴジラと戦おう、と。
小学生向けの作品なのかと。
主人公も30年前くらいの魔王を倒そうと燃える少年みたいな熱血くん。正直ウザい。
しかし謎のヨイショの連続の末に指揮官になって皆に演説を垂れたりしてる。こっちはイライラさせられっぱなしですわ。
人知を超えた怪獣王
2004年から2014年までの10年間の長い眠りが嘘かのように、今またこんなにもゴジラの活動が活発になるとは!
去年の『シン・ゴジラ』から2020年のハリウッド『ゴジラvsコング』まで、毎年何かしらのゴジラ映画が見れるなんてヒャッホ~~~!!\(^^)/(←まずは君が落ち着け)
今年と来年にかけて3部作で製作・公開されるのは、国産ゴジラとしては初となるアニメーション!
さて、いきなり率直な感想は…
日本が世界に誇る“ゴジラ”×日本が世界に誇る“アニメ”。
そのコラボは、思ってた以上に面白かった!
アニメだからこそ出来る表現・見せ方・面白味も存分に活かされていた。
思いきったシリアスなハードSFにして良かったと思う。
実写では出来ないアニメならではの魅力だし、近未来、宇宙、地球人そっくりの異星人…これを実写でやったらそれこそ『ファイナル・ウォーズ』の二の舞。
クオリティーは言うまでもなく、手書きとは違う3DCGがまたハードSFの作風に合っている。
2万年の時が流れ原生林と化した地球、クライマックスのゴジラとのバトルなど、スケールも迫力もカメラアングルもスピーディーな展開も実写では難しく、これぞアニメの見事さ。
序盤こそはハードSFの世界に入るのにちょっと一苦労だが、いったん入ってしまえばこっちのもん。
ゴジラに奪われた地球を取り戻す、ゴジラvs人類を軸にしたのもいい。やはり、ゴジラと人類の闘いを描いてこそゴジラ映画。
また、ストーリーには鳥肌が立った。と言うのも…
怪獣映画好きが興じて、その昔、自分なりのゴジラ映画や怪獣映画を考えた事があり、その時、キングギドラを題材にした話が今回の話に激似。
人類が宇宙に移民し始めた近未来。突如謎の巨大隕石群が地球に飛来し、正体はカイザーギドラ率いるギドラ一族。あっという間に地球はギドラ族の巣に。宇宙に移民した人類と地球で生き残った人類で力を合わせ、地球をギドラ族から取り戻す…というもの。
『シン・ゴジラ』の時もそうだが、何だかまた一つ、見たかったゴジラ(怪獣)映画が見れた気がした。
『シン・ゴジラ』は超豪華キャストが話題になったが、今回だって負けていない。
アニメ好きじゃないとピンと来ないが、ボイスキャストは、現日本アニメを代表する豪華な面々。知ってる声優、好きな声優が何人も。(下手にタレント使ってないのもいい!)
ファンならニヤリとなるリンクネタは、冒頭にチラッチラッと顔出しするシリーズゆかりの“奴ら”。
いずれも通なチョイスなのだが、その中の一体に、ダガーラ…って、これ、幾ら何でも通過ぎるやろ!(笑)
ゴジラシリーズではなく、平成モスラ3部作第2弾『モスラ2 海底の大決戦』に登場した怪獣なのだが、知ってる人は相当な強者!(知ってる自分もクレイジーなのだが…)
強いて言えば、音楽。
『vsスペゴジ』『ミレニアム』に続き3度目の登板となる服部隆之はいいが、伊福部音楽はさすがに使われなかったか…。
最後になったが、“ゴジラ”について。
今回のゴジラのデザインについてはファンの間ではかなり厳しい声が出てるようだし、見た目はまんまレジェゴジだが、ゴジラはアニメになっても“ゴジラ”だった!
まず、鳴き声。
ゴジラの鳴き声なんて自然に聞こえてくるくらい何度も何度も聞いてるし、いつもと同じ鳴き声なのに、ゾクゾクした。今回のゴジラは人類から地球を奪ったほどの悪夢。その鳴き声には、人類一人一人の身体の芯からその悪夢を呼び覚ますものを感じた。
熱線はシンゴジ級の破壊力!
デカさや偉容はシンゴジ以上。
間違いなくこれまでで最大の最強・最凶のゴジラなのだが、実は今回のゴジラは“先兵”に過ぎない。
最後にまさか…!
2万年の超進化。
『シン・ゴジラ』の台詞「人知を超えた完全生物」は本作のゴジラの為にある。
シンゴジが“荒ぶる神”ならば、アニゴジは誰もが恐れおののく“怪獣王”として人類の前に君臨していた。
3部作の第1弾なので確かにまだ序章で物足りなさは感じるが、これからのゴジラと人類の壮絶な闘いの始まりとしては絶妙。
次回作はどうなるのかな…?
タイトルやポスターから察するに、劇中台詞にも出てきた○○○○○が登場するのかな…? だとしたら、いかにもジャパニメーションっぽい!
脚本は傑作『魔法少女まどか☆マギカ』の虚淵。見た事も無いようなイマジネーション豊かなゴジラ映画を見せてくれぃ!
何はともあれ、またゴジラを見続ける事の出来るこの喜び!
どっちも応援してしまう
地球に突如現れた怪獣
その長たる存在がゴジラ
コテンパンにやられたヒトが、シッポ巻いて逃げ出した数十年後、Uターンして最後の反撃に!
いろんなヒトと立場があって、それぞれの戦いを繰り広げる姿は熱くて応援せずにはいられない
しかし、怪獣モノ好きは怪獣も応援せずにはいられない…!
というアンビバレンツな欲望を叶えてくれるストーリーだった
ゴジラと正面から闘う理由が納得出来ない
SFという大風呂敷を広げてしまったので、ゴジラと正面から闘う理由付けに失敗した作品に見える
シンゴジラでは当然ながらなるだけ遠距離から被害を負わない闘い方を選択していく。戦車、ミサイル、無人機、しかし通常兵器では十分な打撃が与えられない。しかも首都に居座ってる、そして進化が激しい為に時間的制限があり、核兵器まで検討される事になる上での、BC兵器による近接戦へ至る事になる。丁寧に近接戦に至るまでの理由付けを用意している
この作品では、そういう話の組み立てがほとんど用意されていない。人類は流浪の民で、地球は守るべき土地じゃなく、情報は足りず、常に危険に囲まれている。あの状況ではゴジラと闘う情勢ではなかった。兵站どころか、武器、兵糧の生産さえ確保できず、更にはゴジラさえ倒せば情勢が改善する状況でも無かった
対案として出されていた方策を否定するのが、単なる感情論というのはお粗末過ぎる。あのタイミングで犠牲を払って決戦を行う理由が無かった。守るべき土地が無く、情報も無く、時間の制限も無いのであれば、まずは十分な情報を得てから、安全を確保し、人類の存続を確立する事を優先するべきだ。ゴジラに対しては、近づいて戦う必要は無い。遠距離戦で仕留めるべきだし、何なら死ぬまで小惑星でも落し続ければ犠牲は最小限で済むだろう
また、人類が漂流するという流れも納得できなかった。異星人との交流が確保出来ていれば、星間通信、星間航行技術が入手出来て無いというのはあり得ないと思う。技術格差で入手していなくても、異星人が人類のメンバーに加わってる以上、本星からの連絡が無いってのもちょっと無理がある設定かと。続編でその辺のフォローがあるのかも知れないが
一言で言うと日本版ハリウッド映画
予告などやゴジラの造形が発表される度に大丈夫なのかこの映画は?
と、思っていましたが要らぬ心配でした。
良かった点 色々ありますがPC画面のデザインがめちゃくちゃかっこいいです。 あとSF用語が至る所にあるのでハードSF好きも楽しめると思います。
ゴジラの造形も発表当時は爺みたいで嫌だなと感じてましたが、実際動いてるのを見てると全く気になりませんでした。
悪かった点 恐らく人類の失った尊厳を取り戻すのが今作のテーマかと思いますがそこが上手く伝わらなかったです。いや正確にはテーマの伝え方があまりにも分かりやすすぎて安っぽく感じてしまい心に響いてこなかった感じです。
結論 長々書きましたが観て損は全くないですよ
ゴジラは《絶望》だ。
昭和ゴジラに対して、特に思い入れのない(もちろん全作観てはいますが)僕の個人的な考えとして、ゴジラとはただの化け物だと思っています。
だからこそ、シン・ゴジラの時は興奮したものです。
ああ、待ってたぞ!この絶望がゴジラだよ!って。
なので正直、この作品は観る前まで若干舐めてました。
シン・ゴジラ越えはさすがに無理だろうし、実写の迫力には勝てんだろうって。
いざ観てみたら、いやいや、とんでもない。
凄すぎる。
メインの戦いはとても楽しめました。
アニメという利点を最大に活かした、縦横無尽のアクションはスピード感が凄まじく、目を見張ります。
ゴジラは、犬のように尖った鼻先のデザインも格好良く、力強さがあり、恐ろしかったです。
…ただコイツね、「亜種」なんですよね。
作品のメインなのに、メインじゃないんですよ。
まだね、この「亜種」は理解できます。
確かに強いです。大きいです。ほぼ無敵です。
けど、裏を返せば「おなじみ」という事でもある。
なんだか、人類の力で倒せるのも、わからないでもない。
けど、最後に出てきたアイツは何なんですか。
山やん。正確な大きさは知らないけど、ただの山やん。
雄叫びで殲滅するって何なん。ジャイアンやん。
尻尾振っただけであの威力って何なん。
これまでのゴジラとはレベルが違いすぎる。
はい、正真正銘の化け物が登場しました。
コイツが仮にこの姿で現代にいたとしたら、シン・ゴジラの東京破壊が可愛く見える事でしょう。
いやあ、たまらないです。
どうあがいても、勝てる気がしません。
昭和ゴジラで描かれた、人類のヒーロー的な「希望」も良いですが、やっぱり個人的には、ゴジラはこうでなくちゃ。
ゴジラに味わわされる絶望ほど、素晴らしいものはないです。
初代ゴジラを初めて観た時から、それは変わりません。
三部作という事を後から知ったのですが、このままアイツが現れて終わりの、絶望的なバッドエンドでも、僕的には全然構わなかったです。
次がめちゃくちゃ気になります。
メカゴジラー!!
リアルゴジラ
ゴジラがリアルで迫力ありました。討伐シーンも中々リアルで実写さながら。
確かにあれだけの怪獣が出現したら、凍らせる作戦なんて効かないでしょうから、やはり地球から逃げる選択しかないだろうなと思わせる。
人智の及ばない存在の象徴がゴジラならば、ハルオは日本魂の象徴、浪花節が聞こえてきそう。
アニメでより自由なゴジラを完成させているので、 実写化流行りの逆方向への期待を続編に持ち越します。
全188件中、101~120件目を表示