家族はつらいよ2のレビュー・感想・評価
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まさに昭和って感じのホームドラマ 監督の山田がもうじじいだから昭和...
まさに昭和って感じのホームドラマ
監督の山田がもうじじいだから昭和感は否めない
前作は知らないけど普通に観れた
つまらないわけではなかったけど面白くもない普通の感情で観れる
テレビでやってたら前作や3も観てみるか
映像付き朗読劇
何だかんだ羨ましいくらい仲の良い大家族の第2弾。
2作目ともなれば慣れていそうですが、冒頭はまだ共演者達が「家族」になりきれていないような、不自然さが残っています。
笑える所もありますが、取って付けたような昭和の古いボケの連発…(^_^;)。
あらゆる高齢者・社会問題を取り入れており、言いたいことは十分伝わるのに、それをまたあえて延々と台詞にするという点は褒められません。視覚障害者にも配慮していると言うなら理解出来ますが、映画なのだからもっと魅力的な映像で訴えるべきと思います。製作陣の腕が鈍ったのか、時代の眼が肥えたのか分かりませんが、残念な出来栄えです。しかし少なくとも沼田改め丸田君の辺りは面白かったです。
銀杏を大量に食べると死ぬと知ってて書いた脚本なのでしょうか?
俺に死ねって言うのと 同様だぞ
【家族はつらいよ2:おすすめポイント】
1.丸太吟平(周造の旧友)役小林稔侍の配役がいいなぁ!!!
2.平田周造役橋爪功と平田幸之助(周造・富子の長男)役西村雅彦の絡みとセリフが最高!!
3.個人的にはかよ(周造行きつけ酒屋のおかみ)役風吹ジュンの店に行きたい!!
4.なにわともあれ、こんな家族は素敵だなぁ!
【家族はつらいよ2:名言名セリフ】
1.平田周造役橋爪功の名言名セリフ
→「被害者?誰が?」
→「俺に死ねって言うのと 同様だぞ」
→「70歳過ぎても警備員として働かなければならない、この国はどうなっているんだ!」
2.刑事役劇団ひとりの名言名セリフ
→「皆さん!喧嘩は後にしていただけませんか?」
→「あなたがいい、ほかのはダメだ」
ストレスが溜まる・その2!!
前作と変わらずギスギスした作風で、これだけギスギスしているのにセックスシーンが一切なくどうやってバランスを取っているのかと疑問に思いますが、今回は一応各自が芝居や旅行に行ったり、他の女とドライブに出かけたりしようとします。死も一応テーマになっていますが、私のアル中の父の場合は数十年にわたり不倫をし続け、家族にはネグレクトを続け家はゴミ屋敷、母は難病で死んたので、今年こそぽっくり死んで欲しいと思いつつ観ていました。
是非シリーズ化を!
前作を拝見して、すぐに、こちらの新作DVDを視聴しました。
今回は、高齢者の免許返納や、高齢者単身者孤独死など、現在の社会問題をクローズアップしていて、泣き笑いしながらも、リアルな社会問題に、やや深刻な気分にもなりました。
第3作も来年封切りとのことで、今から楽しみです。
喧嘩してる内が家族の幸せ
日本アカデミー作品賞ノミネートはどうかと思ったが、久々の本格山田喜劇をたっぷり堪能出来た前作。
個人的にはシリアスに家族の在り方を問うた『東京家族』と同キャスト&同役柄で家族のてんやわんやを描いたのもツボだったし、家族の絆もそつなく。さすがの匠の技!
実を言うと、続編は前作ほど期待してなかった。
前作が面白かったのは“久々の山田喜劇”だからであって、コメディの続編は色褪せるし、どうせ二番煎じだと思ってた。
ところが!
安心安定の山田喜劇劇場!…と言うより、明らかに前作より面白くなってる!
単なる続編に留まらず、本作は本作でテーマもしっかりとし、一本の作品としても上々。
名匠、まだまだ貪欲! 正直、驚いた!
(と言う事で、本作を採点4にし、前作を4から3・5に訂正)
2作目なのに、すでにもうこの安定感!
まず、クスクス惚けた“喜劇”という言葉がぴったりの笑い。
コテコテの昭和臭で古臭いと言われたりもしてるが、顔を綻ばせて本当に安心して見ていられる。
キャストたちのやり取りも引き続き魅力。
遠慮なく口喧嘩ばかりで、本当の家族のよう。
いつも家族喧嘩の火種であるお父さん・橋爪功が今作でも最高の喜劇役者っぷり!
頑固でひねくれ者で口を開けば嫌味ばっかりで、それでいて気が小さくて、橋爪功を見てるだけで楽しい。
また今回、長男・西村雅彦のダメパパっぷりも際立っている。って言うか、この父子、ソリが合わないけど、かなりの似た者同士。
とある役柄で山田洋次ファンである劇団ひとりが初参加、鶴瓶師匠も前作とは違う役柄でちょこっと顔出し。笹野サンは今回出てなくて残念!
熟年離婚危機を乗り越えた平田家に、またまた大騒動が!
“高齢者ドライバー”であるお父さん。
車はあちこちで傷だらけで、免許返上でまた喧嘩モード。
その直後、軽い衝突事故を起こしてしまう。(しかも、妻が海外旅行で居ないのをいい事に行きつけの飲み屋の女将とドライブ)
家族に黙ったきりだわ、バレたら開き直るわで困ったちゃんのお父さんだが、これがもし人身事故だったら…?
でも、お父さんにとっては運転は老後の楽しみの一つ。
家族の心配も分かるが、お父さんの気持ちも分からんでもなく…。
このエピソードはまだまだユーモアあるが、もう一つのエピソードこそ本作一番のテーマ。
ズバリ、“無縁社会”。これが今回実に話をより良くしている。
小林稔侍も前作と違う役柄で出ているが、今回の役柄が非常にしんみりさせる。
お父さんとは高校時代の友人で、およそ50年ぶりくらいに再会して、酒を飲み明かし、家に泊める。すると、翌朝…。
昔は結婚もしていて、いい仕事にも就いて、幸せな人生だったが、離婚し、借金まみれ、隠居してもいい歳なのに汗水垂らして警備員の仕事。
つまりは、孤独な老人。
同じ老後でも片や三世代同居、片や寂し過ぎる独り暮らし。
一体何処で人生迷ったのか。
まんざら他人事、映画の中の出来事とも思えず、何だか哀しい気持ちにさせられた。
旧友を思って涙ながらに心情を吐露するお父さんに目頭熱く。
最後、ある場所に集った平田家にまた目頭熱く。
まさか今回、こんなにじんわり悲喜こもごも感動させられるとは…!
シビアなテーマ性を打ち出しつつ、巧く笑いで昇華。
今作見るまでは第3作目製作決定のニュースにまたやるのかよとか、山田洋次はこれからずっとこのシリーズを作り続けるのかとかおもったが、何の何の、訂正。
一作ごとに山田色でテーマを変えていったら、まだまだイケる!
とりわけ次作は“妻”に焦点を当てるそうで、これまた面白そうだ。
シリーズ化に期待します
前作を見て、「これもシリーズ化するのだろうか」などと考えてました。
前作は、おじいちゃん達の離婚というテーマでした。正直、あんまり自分には当てはまらないので、オハナシとして楽しみました。
今回は、おじいちゃんが友達を自宅に連れ込む事は、あり得そうな話しで、見入ってしまいました。
もっともサブエピソードの運転免許についても、車の交換話しに至るまで、私の父にも当てはまる悩みです。
時事のキャッチが凄いと思いました。
シリーズ化に期待して、今後も楽しみにしています。
暖かい
暴走老人、下流老人、独居老人って「いちいちうるせえんだよ!」と言う監督と高齢者の声が聞こえてくるようでした。下流老人でも、無縁でも、ご縁があればあの世へのお見送りをしてくれる人達がいる。妻夫木聡と蒼井優の様に、若くても人情味溢れた夫婦がいる。
だから皆さん、心配せずに年寄りになって下さい。と山田洋次監督に叱咤激励された気がします。全ての人間を寛容するところが、とても暖かかったです。人間のだらしなくて、適当で、弱いところも許せて好きになれそうです。
家族映画
親が好きなので男はつらいよシリーズほぼ全部見ていますが山田洋次監督の家族映画は本当に面白いです!
家族はつらいよの続編がやるということで見逃していた前作の方も観ました
笑い!笑い!涙!みたいな観ている人を飽きさせない作品が本当に凄いなって思いました。
今回も感動して涙を流しそうになりましたが、やっぱり笑える!
妻夫木くんと蒼井優の夫婦がスキです。
こういうおっとりした心に優しい作品も時には必要ですね(^.^)
時間が立つのを忘れた
問題児な年配ジジィに翻弄される、家族の立ち位置や関係図が面白い。イラッとしつつも、プッと吹いてしまう、なんだかんだの家族愛に何だかほんわりしてしまう。あー分かるわかるって。ここで気を遣うねんなぁ、この立場ならこうしてしまうなぁ、だなんて。そしてちょっぴり悲しくなったり・・
いつも見ない喜劇タイプの映画で、とても気分転換になりました!
笑いあり 涙あり!
最近DVDで家族はつらいよ を観て、家族はつらいよ2も観たくなり映画館にきましたー!
やっぱりこの家族は最高です!!
第一作目の家族はつらいよから、何年の月日が経ったのか気になりましたが、相変わらず楽しい愉快な家族で大好きです!
「死」に向き合う場面もあり涙が出たかと思うと次は笑いが込み上げてくる…!
なんと忙しい映画館なのでしょう(笑)
映画館を観てあんなに笑った(周りに迷惑にならない程度)のは初めてです!
私以外のお客様も笑っていました!観客みんなが笑っている映画は初めてでした~
最高です!
是非 次は『家族はつらいよ3』が観たいです!
リアルな問題。
我が家も高齢者を抱えているので非常に身に沁みる題材。
前回の熟年離婚には笑えたが、さすがに今回はゲラゲラ
笑いっぱなしというわけにはいかず。何しろ高齢者問題
が目白押しで運転免許返上、独居老人、無縁仏、と不安
要素がテンコ盛り。これらを笑いに転換する山田洋次の
腕前はお見事だけど、長男の嫁や末っ子夫婦の苦労など
けっこうリアルで深刻だ。何かあればすぐに家族会議と
一斉に集まれるほど近くにいるのは幸いだが、現世社会
ではそうもいくまい。誰かの肩に一度にかかるのは目に
見えていて結局は金銭問題と愛憎問題が渦巻くのが実情。
とはいえ、長年連れ添い苦労を共にしてきた家族だから
こそ分かり合える部分もあるのだからそこは捨てがたい。
偏屈親父にソックリな長男が我が家の兄のようで笑えた。
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