ブレードランナー 2049のレビュー・感想・評価
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面白い!
良かったです!
自分はブレードランナーを公開当時に観て、かなり傾倒した過去があります。
気がつけば、嗜好の何パーセントかは、ブレードランナー、原作者のディック作品、それに影響された様々なカルチャーに毒されています。
ですが…このところ、SFエンタメ系のリブートものや、続編で失敗続きだったので、期待せずに劇場へ向かいました。
されにです、監督があの「メッセージ」。「複製された男」と同じとなれば、“絶対に寝る”そして見終わって一人で愚痴る覚悟でした。
もう、絶対、だるくって、適当な謎を残して「この余韻はどや!」的な、監督の思考の押しつけるような映画だと…
しかし違った!
監督、脚本ともに、当時のカルチャーに毒された人間へ、新しい解析の楽しみを投げかけるような、作品でした。
内容については賛否あると思いますし、自分もすべてが良かったというわけではありません。
でも良くこのレベルの続編を作ったなぁ、と感心しています。
まず本編を観る前に、公式の前日譚が公開されているので、それを観てから、劇場に行くことをオススメします。
というか、観ないとわからない部分が多いのでマストだと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=MKFREpMeao0
https://www.youtube.com/watch?v=R2tfByG88HQ
https://www.youtube.com/watch?v=ELH4Zkvt9-U
今世紀初めての大作映画
芸術性も物語性も併せ持つ!
表向きはポリスものSFですが、実は奥深~いテーマが
前作に興味があるなら確実に面白い
酒を飲みに行く
冒頭映画館内にとどろく音から「ああ、ブレードランナーだ」と思わせてくれる、これがオリジナル「ブレードランナー」を観客の少ない場末感のある劇場で見た者のノスタルジーから来るものなのか、初見の人でも引き込まれてしまう優れた効果音なのかはわからない、ただオリジナルを”完璧”と位置付ける者にとっては続編はパラレルワールドと受け取らざるを得ない、それでも世界観・空気感の連続性に引き込まれていってしまった、この作品はひたすら丁寧に作ってある、オリジナルほどのクールなキャスティングではないにしろ魅力的な俳優たちが演じてくれている、今日はストーリーはあまり追わなかった、ただどっぷりと浸ってきた、それができる作品にはなっていると思う、やや孤独を感じてしまったのでこれから飲みに出かけます。
長い。果てしなく長い。無駄なシーンが盛りだくさん。好きな人にはたま...
大名作
正真正銘の続編!
金字塔再び!
まず、この映画は主人公Kに感情移入出来るかどうかで意見が分かれると思う。
ウチはまるで1時間半あったっけ? という位の感覚でのめり込んだ。
多くは言葉に出来ない。そんな映画は多くない。「2001:宇宙の旅」や「永遠のこどもたち」のように、観終わっても、また寝て起きても、ずっと音楽も映像もテーマも頭から離れず、考えても言葉に出来ず。
ただ一言「素晴らしい! 長生きして良かった! 」
2050年問題のようで、その時人はどうするのか? の後ろにある「命とは? 魂とは? 感情とは? 」と言う根源と記憶の曖昧さとリアリティの欠如への恐怖実感(ウチは離人症をこじらせて解離性障害で治療中。記憶も生きている世界もリアリティがなく、現実なのか虚構なのかが曖昧な障害だけに)。
最後ウチはただただ涙が止まらず、観客が全員出た後も中々席を立てなかった。
ラストの驚愕部分は途中途中の伏線ですぐ分かるし、内容も難解で映像美ばかりに目が行きがちだけど、そこじゃない! 原作と比べたり、アクションのどうこうでもない! 映画は原作と別物であり、アクションはシークエンスの一つでしかない!
その底を観て味わって欲しい。
これは何度観ても新たな発見をする金字塔登録作になった。
やや、終盤が弱め!?
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