ブレードランナー 2049のレビュー・感想・評価
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35年前⁇
最初のシーンは
ボヤージュオブタイムの様な
目のドアップ‼︎
ケイトブランシェットの
ナレーションが
聞こえてきそうな...(笑)
数秒ですが...
テンポがありそうで
でもゆっくりな感じでした。
映像美と迫力で
退屈はしませんでしたが
ジョイ役の人は
見覚えあるけど
誰か思い出せなく調べたら
ノックノックの
イカれた女の子役だったんだ(笑)
ジャレッドレトは
出る映画全部イメージが違うなぁ
スーサイドとこれは
メイクしてるから
そう思うのかな?
ラストの切ない感じは
数十年前の
ブレードランナーに
重なるものがありました。
人類とレプリカントとの間に生まれた奇跡
前作から30年後のロサンゼルスを舞台に描かれています。
ライアンゴズリング演じる新型レプリカントのKはLA市警の警官であり旧型レプリカントの居場所を見つけ解体処分を命じられているブレードランナーという役柄です。
話が進むにつれてKの記憶が呼び起こされ自身の過去が徐々に解明されていくのですが、真相に迫りすぎ逆に追われる身となってしまいます。
中盤すぎから元ブレードランナーのデッカードや旧型レプリカントのレイチェルといった30年前の話と繋がり、果たしてKとはいったい何者なのか誰を守ろうとしてプログラミングされたのか…
やはり見所は独特な荒廃で雑多な世界観は前作ファンならたまらないでしょう。音も最近みたメッセージに似た重厚感があります。話の進行はスローテンポで上映時間も163分間と長いため興味を引かない方には苦痛かもしれません。
やはり前作を復習してから観に行くことをお勧めします。
スコット翁のsoulは何処へ
待ちに待った2049、予習の意味でブレードランナーファイナルカットは先週丸の内ピカデリーで観てきました。昔、ビデオでは何度となく観ては途中ウトウトしてしまい、もしかしたら通して観たのは初めてかも。
さて、2049、監督はドゥニ・ヴィルニーブ、撮影はロジャー・ディーキンス、音楽はヨハン・ヨハンソンと思いきやハンス・ジマー。私的には現在考えられる最強のタッグと言ってもいいかも。それはそれは期待も高まります。
2049のLA、その世界は正しくブレードランナーで描かれた2019の延長でした。但し、街は2019と比べると清浄化されたのか、かなりスッキリした様子。前作であった頽廃して死に逝く街のカタルシスは少しなりを潜めてたような気がします。しかし多くの日本語が聞こえてくる街はやはりブレードランナーの世界。ディーキンスさん、良い仕事しています。また街並みだけでなく、印影に富んだウォレス社、核の影響で死んだ街、頽廃した街の水が海に流れていく様、エルビスの前での銃撃戦、そして全てと対照的な雪景色。ジマーの音楽と相まってとても印象的なシークエンスがいっぱいありました。
SONYの広告はいけ好かないけど。
今度のブレードランナーはレプリカント。前作同様にアンドロイドのsoulとアイデンティティを求めて探す旅。そして奇跡とその奇跡を武器に世界の変貌させようとするレプリカント。Kも最後はAIだけでなく、より人間らしく人としてのアイデンティティを確立して行くのでしょうか。
折り紙の件りは嬉しかったですが、ハリソン君はハン・ソロに見えるし、レイチェルの場面ではローグワンのレイア姫のようにどうしても違和感がありました。
それにしてもJOIちゃんは是非手に入れたいAIです。
さて、スコット翁の近作はエイリアン・コベナント。こちらもアンドロイドが人間と同じ様に生命を生み出すことに取り憑かれて行く話でした。スコット翁のsoulは救われることはあるのか?
“K” 実存主義 キリスト教
本作はこれまでのSF映画と一線を画しています。
過去のSF映画は親子愛に訴えたもの(インターステラー)や世界危機を人類一団で乗り越えるストーリー(アルマゲドン、インデペンデンス・デイ)が主要でした。しかし、この映画は一味違います。
この物語はほぼ終始“K”を中心に進行します。しかし、それと同時に、彼の存在しない時・場所であっても、起こりうる出来事は着実に起こります。また、世界危機に関係する重大な情報を”K”が入手したとしても(あるいは入手できなかったとしても)、それは”K”という一人の存在にとって同様に意義のある事柄であるとは限りません。
彼の行動範囲はある程度に限定されてます。それは、現実世界での私たちの生活と全く変わりません。私たちの前には物理的であれ、精神的であれ、何かしらの「前提された壁」が佇んでいます。”K”は人間とレプリカントの対立の内に不条理にも漠然と存在し、それでも彼は自らの進むべき道を模索します。
映画観客は”K”を「近く」から見守るような立ち位置にあります。ただし、それは決して彼に同化することのない絶妙な距離です。彼は大衆映画のように遙か遠くにいる理想のヒーローでもなく、日常の風景に溶け込むエキストラでもありません。名を持たない彼”K”は、映画観客一人一人と同じくする一つの存在、どこまでも孤独で不安な存在者として観客の前面に現れます。
そして、映画の幕が閉じるとき、”K”という存在が反射し、私たち自身がこの存在者の「問い」を引き継ぐこととなります。
ところで、”K”の抱える「問い」とは何でしょうか。
「ブレードランナー」の社会において、レプリカントは人間に隷従する労働者として扱われています。そして、人間と違い、レプリカントには自身の存在理由(製造された理由)さえ問う余地がないように思われます。しかし、もし仮に、レプリカントが奉仕すべき対象やその理由を喪失したとすると、人間のように何ものかへの不安を感じ、そしてこのとき、彼らに自身についての問いが生じるのではないでしょうか。
他方、レプリカントの順従な行為を「他者への奉仕」と表現した場合、彼らは人間とさして変わらないように思われます。人間は他者を必要とする存在です。そして、他者への奉仕や慈悲といったものは「人間らしさ」の重要な要素でもあります。
こうして見ると、「人間らしさとは何か?」だとか「レプリカントに心はあるのか?」といった枠組みを超えて、一人の存在者として、「私は何者か?」「私は何を為すべきか?」という普遍的な問いに至ります。そして、”K”の選択はこれに一つの答えを提示しているように思われます。
”K”が最後に見出した「自由」は、不条理に抵抗して獲得するものでなく、寧ろ現前する不条理の中の一筋の道を「使命」として受け入れることで得られたものでした。これは愛・運命・奇跡などを絶対的な概念とする神秘主義や人類団結の正義を謳った全体主義などの決して到達できなかった実存主義的な領域です。
また、「天命」という観点から、本作をキリスト教的とも表現できるでしょう。しかし、この映画は「マトリックス」ほど都合良くはありません。少なくとも、”K”の出した結論は決して「神」に近い存在、特別な存在者ではなく、寧ろ彼の、あるいはこの世界の、第三の審級の不在に気づけたことが、彼の「自由」と「使命」の原点だったのではないでしょうか。
この映画は一見すると説明不足、あるいは中途半端な印象を観客に与えるかもしれません。しかし、それは、”K”の存在がどこまでも私たちの存在に近く、”K”の抱える問題がどこまでも私たちの問題と等しいということを伝えるための、意図的かつ必然的な演出だったのではないかと思われます。
カルト映画の世界へ
えー、前作観たのも遠い昔、SFは辛うじてスターウォーズ、というド初心者の感想です。
とことん作り込まれた世界観、主人公のKから、街中から、画面全てから溢れ出す陰鬱とした雰囲気。
こまめなシーンの切替は初心者からすると待ってくれぇという感じ。ただ、とにかくとにかく異世界に引き込まれる映像美はさすがでした。
自分はレプリカントなのかそれとも新たな脅威たる存在なのか。Kの見えない心のようにモヤのかかる命題と、最後のシーンの美しさに胸は締め付けられました。
しかし、やっぱり、どんな初心者さんでも前作観て内容思い出してから行きましょう!!!笑 これは、完全なる続編ですから。
良い作品ではあるが、ちと物足りない。
正直な感想としては、良い作品ではあるが、ちと物足りない。
ストーリーや脚本は良いと思うが、美術が雑なのが減点。
あと、K役のライアンゴズリングの負担が大き過ぎる。
もう少し、他のキャラクターに振らないと。
前作は作品に深みを持たせるキャラクターとして、ロイバッティを演じるルトガーハウアーがいたが、本作品では、前日譚にあたる2036 ネクサス・ドーンで存在感を発揮していた、ニアンダー・ウォレス役のジャレッド・レトがその役割を果たしてくれると期待していたのだが、本編ではやたら落ち着き払っており、残虐性だけが変に印象に残ってしまった。ハリソンフォードは、もはやデッカードとハンソロが同居しているように思えてしまったし、結局、デッカードとロイバッティの両方のキャラクターをライアン・ゴズリングが一人で演じている気がして、魅力的なキャラクターが沢山出演しているのに、何だか勿体無いというか、ちょっと物足りない感じがしてしまった。出番は少ないが、デビッド・バウティスタは非常に印象に残る良い演技をしていた。また、アナ・デ・アルマスは男性の心をこの作品で鷲づかみにしたであろうし、ラブ役のシルヴィアフークスも良い働きをしていた。
もっとも残念なのは、美術だ。
特に、3体のレプリカントフッカーがKに近寄るシーンだが、かなり大事なシーンであるにもかかわらず、Kが食事をしている場所が、チープな作りの立ち食いフードコートに見えるし、廃品置き場のシーンも雑然としており、やたら汚さが目立つし、撮影の際の光の当て方とか、もうちょっと工夫が欲しかった。街全体のシーンの撮り方は良いと思うが、近くのシーン、細かい美術にもう少し気配りが欲しかった。前作は、その辺りが芸術の域だったので。リドリーも任せすぎは良くなかったのでは?
魂に触れる
奇跡を見たという男
その奇跡は希望
従順な作り物に響く希望
自分は何なのか
自分は記憶なのか
音と映像と物語、全て良かった。
ただし、アクション映画とは思えない。
この監督の映画を5本くらい見ていることに、今気づいた。自分は何、を揺さぶり掘り下げる映画が多い。
12月1日 再見
特別な存在でない事を知った後、主人公はデッカードを殺せという指示に従わず、身を呈して助ける。それは彼が自分の頭で考えた事だ。
音楽と風景、心象がシンクロしている。
前作をある意味超えている。
映画を見終わった直後から余韻がじわじわと来る作品だと思った。ライアン・ゴズリング(K)が探しているのは男の子ではなく、実際は女の子であることが終盤で判る。
TOHOシネマズ伊丹で映画「ブレードランナー 2049」
(Blade Runner 2049)を見た。
監督のドゥニ・ビルヌーブは実力を高く評価されている人で、
監督作品としては自分は「メッセージ」(2017年公開)と「ボーダーライン」(2015)を見たことがある。
ロビン・ライトさんは元ショーン・ペンさんの奥さんだが、個人的には「フォレスト・ガンプ一期一会」(1995年公開)が好きな作品。
ワンダーウーマン(2017年公開)にも出ていたが、実年齢よりも老けて見えてしまう。
映倫区分がPG12なのは残酷な殺人の場面が複数あるからかもしれない。
作品に出てくる未来の車がかっこいい。
未来の車には偵察用のドローンが付属している。
細部もよく作りこまれていると思った。
ストーリーは細部にわかりにくい部分もある。
注意深く見たほうがいいかもしれない。
ライアン・ゴズリング(K)が探しているのは男の子ではなく、実際は女の子であることが終盤で判る。
ハリソン・フォードの存在感が大きい。ハリソン・フォードは実年齢(75歳)よりも若々しく見える。
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」でキャリー・フィッシャーが実年齢よりも老けて見えたのとは対照的だった。
映画を見終わった直後から余韻がじわじわと来る作品だと思った。
上映時間は163分。
少し眠くなる瞬間もあったが、実際の上映時間ほどの長さは感じなかった。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
スローペースな映画
面白いと聞いて鑑賞。
ストーリーのながれがスローペースで、
シーンの切り替わりが多く
淡々としていたこともあって
登場人物に感情移入しづらかった。
所々ウトウトしながら観ていたせいもありますが(笑)、
・主人公のオリジナルになんで出会えたの?とか
・序盤どうして主人公が母親の亡骸を偶然発見できたの?とか
・孤児院で情報が抜き取られてたのにどうやって自分の素性がわかったの?とか
色々疑問が残されててスローペースな割に話の流れが雑な気がしました。
あとハリソンフォードと主人公の親子愛が
盛り込めたりしたら感情移入できたかなあ、とも。
前作の方が面白かったと聞いたので
テイストは変わらないみたいですが、
せっかくなので観たいと思います(^^)
若干多めの4
まず筋肉痛で行ってお尻が死んだ。ダラダラしてるわけじゃないが、長いよね。
ネタバレは避けて言うと、前作はマスト。一回見るとかじゃ足りないねぇ。そして旧作も今作も、分からないやで終わらずに他の方の解釈とかをネットで映画鑑賞後にチェックして奥を深めるのが良いと思う。
監督が最初は2Dで見てって言ってたけどそれが良いと思う。僕は二回行く予定はないので初っ端からIMAXで行ったけど情報量とかが多くて頭クラクラ。
ちなみにIMAXの最初のカウントダウンはブレードランナーオリジナルバージョンだったよん
いまいち
昨日Huluで旧作を見ての鑑賞。
旧作はレプリカントに哀愁が漂ってたり、
人間味があるのだが 今回の作品は何を伝えたいのか意味不明。
無駄に長い。
すぐ暴力や殺人するし。
ハリソンフォードも、人の話を聞かないですぐ銃を撃ったり。
登場人物に人間味がない。
無駄にストーリーを複雑にしすぎてわかりづらかった印象。
映画というより映像小説
子供の頃に連れられるままに観た衝撃。それからバージョン違いを含め度々視返していた本作。どんなにフラットに観ようとしたって力が入ってしまうってものです(苦笑)
渇いて哀しい、トーンも暗く重い。なのに、どこか穏やかに向き合う三時間弱(やはり少し長い…)。絶望しているのに切望しているモノ達の物語。それを、小説を読んでいるようなペースで展開していくので、一種の心地よさがあるのでしょうかね。良い体験でした。
あと、とにかく可愛いジョイ♪
35年ぶりの感激を是非
これぞブレードランナー。
前作が2019年の設定なので30年後が今作2049。前作デッカードの子供世代が主役という展開で始まるようです。
鑑賞の前日に前作を復習してから劇場へ。繋がりがよく見えて内容の深みが理解できたと思います。
是非映画館で❗
少し間をあけてリピートしたいと思います。
映像は凄い❗
あたかも現実にあるかのようなフライングカーで未来アメリカ都市を飛び回るシーンは凄いと思って観ていた。また、未来看板がホログラム映像で都市に浮かびあがる、そんな都市には未来がないような暗示のある造りは、少し悲しい気がした。
エモーショナル
まず、前作は観ていない。レプリカントなどの知識は付け焼き刃だが、映画のはじめに教えてくれるため問題はない。
すばらしい視覚体験という言葉がレビューに並ぶが、背景は二の次で、主人公Kの表情に目がくぎ付けだ。自分が何者であるか分かっているはずなのに求めずにはいられない、そんな彼の哀愁には共感せざるを得ない。魂は必要ないと言われる彼が、心から震え魂を揺さぶられる姿は本物だ。
ララランドから彼に心を動かされまくりで困る。
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