潜入者のレビュー・感想・評価
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実在で存命のロバート・メイザーの実録モノ
エスコバル 楽園の掟とバリー・シールも併せてみるといいのかも。
実録モノながら最後に出てくる実在の人物とキャラが軒並み似ていないのは似せるとやばいからなのか?
脇役のジョン・レグイザモと ベンジャミン・ブラットがいい。
ダイアン・クルーガーも経験のない捜査官という割にゴージャス。
レーガン大統領の時代のお話。
メイザー演じるボブ・ムセラや国際商業信用銀行BCCIがどのように資金洗浄を行っているのか、という詳しい説明が無いのでモヤモヤ。
バリーシール役がマイケルパレとはわからなかった。
「家族や友人のいない世界に生きていても仕方がない。」という悪党のセリフが泣かせる。
モラ親子に両刀使いっぽいオスピノなどワル役が光る。
私は最後までやり遂げる
【潜入者:おすすめポイント】
1.ロバート・メイザー役ブライアン・クランストンが演じる、極限の緊張感がたまらない実在の潜入捜査が凄すぎる!!!
2.ロベルト・アルカイノ役ベンジャミン・ブラットの生活が素敵すぎる!!
3.キャシー・アーツ役ダイアン・クルーガーの役柄・雰囲気・ファッション、全部いいなぁ!!
4.イヴリン・メイザー役ジュリエット・オーブリーの苦悩がわかるなぁ!
【潜入者:名言名セリフ】
1.ロバート・メイザー役ブライアン・クランストンの名言名セリフ
→「1つ間違えれば我々は死ぬ。」
→「私は最後までやり遂げる。」
→「麻薬王パブロ・エスコバルの組織を潰す!」
2.ロベルト・アルカイノ役ベンジャミン・ブラットの名言名セリフ
→「宝石をあげる相手はもっと慎重に選ばなければだめだ。」
→「私の汚れた金が無ければアメリカ経済は破綻する。」
→「日本のアコヤ真珠だ。」
→「家族や友人無くして、この世に生きる理由があるか?そのなもの無いだろう!」
3.ヴィッキーおばさん役オリンピア・デュカキスの名言名セリフ
→「絶対負け犬になっちゃ駄目よ。大物になるのよ!」
サントラが良かった
クルーガー。
面白いが詰まってた
潜入者
コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルの組織に潜入した実在の米国関税局特別捜査官ロバート・メイザーの回顧録を映画化した衝撃の実録クライム・サスペンス。
命がけの潜入捜査の内幕と、
悪人である捜査対象者たちとの信頼関係を構築していく中での葛藤を緊迫感あふれる筆致で描き出していく。
メイザーは、
マニーロンダリングを行うビジネスマンと偽って組織の中に入り込み、
幹部の連中から信頼を得るまでの過程は、
まさに綱渡りの連続と言ってもいいと思います。
トラックの荷台に目隠しで乗せられて、
アジトと思われる所に連れられたときは、
何か儀式みたいな祈祷して、
隣の人は殺されたのにメイザーは助かったのはよく分からなかった。
カルテルの連中と一度信頼を勝ち取ると親密になり、
ほとんど家族同然の付き合いに変わります。
潜入捜査中でもたまに自宅に帰ったりするので大丈夫かとヒヤヒヤさせられます。
本当の妻と結婚記念日の食事するシーンで、
偶然モーラ父と出くわしますが、
妻のことを秘書だと言って誤魔化してたけど、
あのケーキでバレてそうに思る。
クライマックスの結婚式場で、
騙されたロベルト・アルケイノが逮捕された時の表情が何とも言えません。
冒頭ではボウリング場で麻薬の密売人と一緒に逮捕されていたメイザーでしたが、
結婚式場では一緒に逮捕されてないので、
これで面が割れてしまい今後のおとり捜査中に支障が出るのではと思います。
実話かぁ
実話とは驚愕…
潜入捜査官の苦悩ってきっとこんな感じ。
実話ものはオチが分かった上で観ますけど、やっぱりハラハラドキドキして面白い。
ここ数年で一番ハラハラしたのはアルゴですが、この作品もどうなるかハラハラしてました。
目の前で突然人が死ぬし、家族が狙われたらと不安になるし、何か一つでも疑われたら頭ドカン、というスリルはずっとありました。
もしかしたら密告屋のあの人…という不安もありましたが。
近づき過ぎると、相手にも家庭があり、子供がいる同じ人間なんだと、余計に身を引き裂かれる思いです。いやそもそも悪いことしてるのはあちらなんですけども。
世界が同じだったら、無二の親友やったんやろな、と思うとあの妻の叫びも悲しくなりました。
いやそもそも悪いことしてる方が悪いんですが!!!
と、二つの思いが入り混じって寂しく感じるあの事件のラストでした。
結婚式のシーンは、そういう寂しさと、長年の苦労の末の一網打尽という爽快感?達成感?を感じさせました。
面白かったです。
やはり実話は凄い
Cチェイス作戦
米政府の潜入捜査って凄すぎる
定年を控えたFBIベテラン潜入捜査官がコロンビアの麻薬王とその一派を一掃するため家族の猛反対を押し切り五年の長期に渡り危険な潜入捜査に挑んだ実話の映画化。いかにして麻薬王を騙し続ける事ができたかを描いた本作に残忍な描写や撃ち合いシーンは少なく、潜入捜査の舞台裏にスポットライトを当てた心理描写中心のサスペンスに仕上がっている。007ジェームズ・ボンドばりの発明品が登場したり、騙しの㊙テクニック満載で見どころ豊富です。悪人であるはずの麻薬王はやり手のビジネスマンで大富豪として描かれているため、映画を観てる私も麻薬王とその一派が段々と好きになってしまい、最後のシーンでは同情してしまいました。実在した主役の潜入捜査官も内心はそうだったはずです。仲間を売る奴ほど憎い存在はいない。潜入捜査官は命よりも大事なその仲間たちを裏切り売ったんですから最悪最低な奴で許されない悪党です。あれ?麻薬王が善人になってしまった。これが映画の醍醐味です!是非、映画館でお楽しみください。
俳優も脚本もいい
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