くも漫。
劇場公開日:2017年2月4日
解説
風俗店で絶頂を迎えた瞬間にくも膜下出血を発症した男性を描いた実録コミック「くも漫。」を実写映画化。長年にわたってニート生活を続けてきた29歳の中川学は、父親の紹介で教育現場での職を得る。ある日、札幌ススキノの風俗店を訪れた彼は、店のナンバーワン風俗嬢ゆのあから最高のサービスを受けている最中に、くも膜下出血を発症してしまう。奇跡的に一命を取りとめた学は、風俗店で倒れたことが周囲にバレないよう悪戦苦闘するが……。ピン芸人の脳みそ夫が主演を務め、ヒロインの風俗嬢ゆのあ役を「ローリング」の柳英里紗、主人公の妹役をシンガーソングライターの沖ちづるがそれぞれ演じる。
2017年製作/90分/R15+/日本
配給:トリプルアップ
スタッフ・キャスト
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2022年2月19日
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内容は中川学による風俗店にて、くも膜下出血を発症とその後の闘病生活記録。やっぱ風俗店に行く事が絶対悪の様に思われる家族とのやり取りや問題の転換が真剣でいて笑える。時折緩急つけたりドラマ出身の監督だけあり終始小さな山があり飽きさせない構成になっている。凄い映画では無いが面白い映画だと思う。人生色々あるよなーって感じがよく伝わった。
2022年2月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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普通のエロっちぃ映画かと思っていたら、まさかのハートフルな家族物語、くも膜下出血闘病記。男なら恥ずかしいことだって経験しなきゃ・・・
くも膜下出血に罹ると死亡率40%、後遺症30%、社会復帰30%。風俗店「オフィスっ娘クラブ」のゆのあちゃんも看護師資格の勉強中だったことで対応が早く、救急隊員だってどこで倒れていたのかを家族には秘密にしてくれた。だけど、母親が「下ろしたての靴」が見当たらないことで、騒ぎ立ててしまい、親戚中で議論が始まってしまう。
術後のイメージがかなり恐ろしかったりするけど、尿管カテーテルは痛いはずなのに優しく描かれている。死ぬことより、風俗店で倒れたことの方が恥ずかしい・・・そう思った中川学は隠すことに必死。あ~、でも妹のあっちゃんには真っ先にバレてしまったね。
中高年に多い病気ではあるけど、若者だって罹る病気。飲酒・喫煙は要注意だ。そういや、麻雀やってるときに急死した20代の親戚もいたなぁ~と思い出してしまった。後遺症もなく完治したのは若いからだろうか・・・それとも性欲をコントロールできたためか。ともかく、非常に参考になる映画だったことには間違いない。低予算ながら頑張ってる!
2021年5月23日
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鑑賞方法:VOD
急死に一生を得たのに倒れた場所にこだわるところ、身につまされるなあ。友達には自虐ネタで披露できても、家族、特に嫁さんにはひた隠しにしたいであろう。ここまでの状況でなくとも、男ならだれしも、もし自分が突然死したらアレとかアレが家族に見つかっちまうの気まずいなあ、と思ったことがあるはず。定期的な断捨離は男にこそ必要です。そんな中、息子の名誉を守ろうとする父親や妹、全てを知って呆れながらもフォローを忘れない母親と、家族の愛の深さに感動した。お父さんの「男なんだから…みんな恥かいて生きていくんだ」は名言!
まあこんなに優しい家族だからいつまでもニートから抜け切れないとも言えるが。
2021年2月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
こんちはーすっ。でおなじみ、脳みそ夫がいい味を出した演技で好演。男なら一度はお世話になる性風俗が引き起こした不幸な出来事を面白可笑しくしたストーリー展開。序盤は楽しめたが、途中から中弛み。ところで、あんたどこで倒れて運ばれたの?のやりとりは、本人ではないけれど、恥ずかしいからやめて〜って叫びたくなった。もう少し脚本をいじったら、もっと面白くなるのにー、て残念だったので星三つ。