サバイバルファミリーのレビュー・感想・評価
全59件中、41~59件目を表示
忘れないでほしい
正直に言えば、好みではない。
しかし隠されているメッセージは辛辣でもありやさしいでもある。
電気が使えなくなった世界で故郷に自力で帰る鈴木一家の道中に移るのは、荒れた都会、変わらぬ田舎の風景であるのはそれが、経済成長で「見捨てた」ものだからだ。あの機関車もそうだ。
だから、ラストの故郷で数年を過ごした後に元の都会に戻ったのも、あのエンドロールに流れる都会の場面も自分としては分かる気がする。
それは経済成長で生きてきた人、または生きている人にこういっている。
あなた達が「見捨てた」ものを忘れないでほしい。と。
辛辣さとやさしさとはその感覚だ。
何を訴えたいの?
ただ自転車で走っているだけで、経過時間と体力・食料もつじつまが全然合わない。最後に突然蒸気機関車が出てきて助かる。そして3年後に電気が突然復旧???するも原因不明。近年にない駄作でした。
リアリティが無い
何故かわからないけど電気、ガス、水道が止まる
このトンデモ設定までは全く問題無い。下手にそれらしい原因を描こうとすると逆に転びそうだし…。
だけど、そのあとの展開にあまりにも合理性が無さすぎる。
生活への不安から怒りを募らせる人は多いだろうけど、駅やら空港やらで急に大声を出し始めるほど無秩序になる?怒鳴ったってどうにもならないだろうに!
そして飢えた人が少なすぎる。緊迫感が無かった。
全体を通して、家族がハアハア言いながら走っている→なにかイベントがある→イベントクリア→またハアハア辛そうに走る、の繰り返しで単調だった。「辛い、苦しい」の表現がつらそうに歩くことでしか表されていなかった。
笑うにはあまりにも笑いどころが少ないし、引き込まれるにはあまりにもリアリティに欠ける。つまらなくはなかったけど惜しい。
リアリティーが足りないかな?
予告編から、って言うか小日向さんが出ている時点でかなりコメディーよりなのは知っていたけど、寄りも寄りすぎじゃね?w
見終わった感想としては、まずまず面白かったけど映画館でなくても良いかな~?と思った。
まず東京で住んでいる割にはパニック感が非常に希薄、どのシーンにもあまり緊迫感がなく避難訓練しているみたいな様子は日本人特有なのか?それとも明日にも元通りになると思っているからか?
深津絵里はしっかりとしつつも天然キャラ前回なのが面白い。長男役の泉澤くんはパッとしないキャラがばっちりだがしっかりとやるときはやる。長女役の葵ちゃんは非常に小憎たらしいw色々な事に次々と文句を言いこの兄弟は色々と不服を漏らす。
それにいちいちひっかかり注意したり怒る小日向さん。本当に素晴らしい役者さんです。優しさや面白さ色々な面を出したり、入れたり。
もう少し家族のロードムービー的な形をとっても良かったと思うが、、。
それと最後まで原因がわからずってのが非常にこそばゆい所だった。
まあ現実に起こる可能性は低そうだが、もう少し社会を写してほしかったかなー。
まあ地上波で良いかなって思った。
ご飯を頬張り梅干パクー!に思わず生唾‼︎
矢口監督の作品は
劇場では初鑑賞。
特に見たい映画は無かったが
バースデー割引がある2月だったため
とりあえず見とくか、的な選択。
いわば「消化試合」的な選び方だった。
が、それがなかなかの当たり!
予告編からは
かなりコメディー寄りの作品の
雰囲気が出ていたが
それだけに終わらず
考えさせられるシーンもあり
ほろっとくるシーンもありで
最後まで飽きずに見終わることができた。
家族の成長(変化)もよかった。
小日向&深津の夫婦は言わずもがな、
特に、兄妹の成長に引き込まれた。
お兄ちゃんが意外と冷静で
ここぞという時に頼りになる。
悟り世代ナメんな!とでも言うように
バッテリー補充液を飲料水として代用。
そうなんや!初めて知った。
今時のJKを演じる葵わかな。
大きく深呼吸して
スイッチをONにしないと
教室には入れない。
そんな女の子が
弱さに潰れそうになりながも
母親譲りの「天然」パワーで
成長していく姿に見入った。
岡山の農家で久しぶりの
「御馳走」にありつくシーン。
お兄ちゃんの食事シーンは圧巻だった。
(かなりお腹を空かせての撮影だった?)
かきこむようにご飯を頬張り
梅干しを丸ごとパクー!
んー!酸っぱい!でも美味い!
の演技(素?)は生唾ものだった。
豚の燻製にかぶり付きながら
涙する妹。
「なんで泣いてんの?」
「わかんないよ」のやりとりに、
こちらも涙。
個人的には「笑い」と「シリアス」の塩梅が
非常に心地よかった。
爆笑まではいかなくとも
クスッとできるシーンが多々あり
絶妙なバランスで
ラストまで連れていってくれる。
どう収めるか気になってた
エンディングも
個人的にはしっくり来た。
あそこの写真がここに繋がるのね。
エンディングで
「ニヤリ」とできる映画は
やっぱり心地いい。
まぁ、ツッコミどころが
無いわけではない。
途中で出会うロードバイク家族。
あそこまで、
ピンチを楽しむ過剰な演出は不要だった?
加えて藤原紀香のキャスティングは如何なものか。
ナチュラリストから一番遠い女優に
道端の雑草を食べろと言われても
なんの説得力もなかった
また廃墟と化している町の「汚し」演出は
いかにもな「急ごしらえ感」が
画面を通じて出てしまっていて
もう一つリアルさに欠けていた。
CGに頼ることなく、あそこまでの
非日常を作り出せたのだから
もうあと一息頑張って欲しかった。
でも、そんなマイナスポイントを
補って余りある映画だった。
見終わって、劇場を出て
余韻に浸りながら
スマホの電源をON。
メールのチェックをしながら
我に帰って苦笑い。
監督は、まさにこう言う人間に
物申したかったんだろうな。
サービスデーでなくとも
1800円の価値は十分あると思う。
今回はダメでした
個人的には、矢口監督作品に関しては好きな作品と嫌いな作品と結構分かれる。
で、今回は結論から言うとダメな方でした。
これは、言わずもがなの事ではあるが、題材としては3.11の時の東京近郊が実際に計画停電など起こったのがきっかけだと思う。電気がある日突然無くなったらというアプローチ自体、3.11以後の我々には割と身近に考えるべき問題であるのは間違いない。
ただ、小日向文世さん演じる父親に色々な違和感を感じながら見ていた。
まず、彼の無計画で無鉄砲な行動で、家族を度々危険な目に合わせすぎということ。
そして、命の恩人とも言える人を置いて、また無事たどり着くかどうか分からない危険な旅に出るという選択。家族の絆とか言いたいのかもしれないけど、それでも彼についていく理由が弱すぎるし、命の恩人をある意味見捨てる選択に正直腹が立った。
遠くの親戚より、近くの他人って言葉はこの場合当てはまらないのかね。
そして、発煙筒の件も、全ての物を失ったのに発煙筒だけ何で都合よく持ったままなの?
それも、最初に今は使わないでポケットにしまう描写を一つ入れて置けばまだ納得できたのに。
そして最後、そうまでしてたどり着いた奥さんの実家で、二年間そのコミュニティである程度人間関係を築けているだろうに、電気が戻ったとたん結局東京に戻るんかい!
そもそも小日向文世さんの風体からしても50代半ばじゃん、定年まで後数年なのに、わざわざ戻るなんて結局コイツラは何にも成長してないじゃん。
結局は何もない田舎より、都会の方が便利でいいね、って結論にしかなってない。
って事で、わざとらしい伏線の数々、ご都合主義にも程があるお話の展開、これでは電気に依存し過ぎの現代人に対して特に何の警鐘も鳴らせていないと思う。
それとも、我々日本人は3.11の後何にも変わっていない、喉元過ぎれば熱さ忘れる民族だということが言いたいのか。
だとしたら、それはその通りとしか言いようがない。
やりすぎ、もっと簡潔に
停電で電池式のものまで使えない時点で、やりすぎというか突っ込みどころ満載。
空港の場面も空港エントランスじゃなくて何故外で騒ぐところとかも不自然だし、川に流された父との再会も、突拍子ない感じで漫画みたいでリアルじゃない。
面白いんだけど、1つ1つのエピソードが唐突な上に中途半端にだらだら長い印象を受け残念でした。
震災とか経験したことない人の発想なのかなぁと思いました。
実はシリアス
電気の消失した世界、に興味もあり観賞。
コメディかと思いきや、中々に重たいモノがテーマであった。
「家族」の本来の姿がクローズアップされていくのだけども…この本来の姿ってのに疑問を抱く人も多いのだろうと思ってしまう。
自分の世界に閉じこもりがちな兄。
存在証明にも近い感情で反発を繰り返す娘。
日々を消費する母。
仕事に依存した父親像の父。
「電気」という便利なものがなくなり、1人では何もできなくなり、寄り添う。
そんな中から、絆や関係性を見出し、取り戻す。
そんな話しであるわけだが…。
この取り戻した形がいわゆるハッピーエンドの形なわけなのだが、きっとこれすら一種のファンタジーなのだろうと思う。
「こうなるはず」ではなくて「こうなればいいなあ」っ感じがする…かな。
前半ボロカスでいいとこ無しな父親。
尊敬も尊厳もない。
そんな父親像を明確なリアリズムをもって小日向さんは演じてらした。
ああいうのやらすと上手いなあと思う。
無人の市街地や高速。
大掛かりなロケも堪能できた。
たった2キロのトンネルが暗黒の迷宮に変貌したり…。
基本的に善意ある描写ばかりであった。
争いが起こらない。
殺人もない。
死体も転がってない。
…そんなにお行儀よくいくかしら?
電気が突如消失した理由に、なんだかあるかもなと若干の不安を抱いた。
そして、成長がテーマであるなら、もっかい停電して欲しかった。
家々にほのかに灯りだすロウソクの灯り。文明に依存だけしない人類の成長も見て観たかった、かな。
そして、基本コメディ路線なんだとしとも…空腹や渇き、焦燥感はもっともっとないと、空想からは脱却できない。
藤原さんが悪い意味で浮いてた…。
ホームコメディではなくSFとして観たら
現代人が電気インフラ失い家族のきずなを取り戻す笑えて泣けるホームコメディとしてみれば 普通の☆3ですがそれでは普通です。約2年後電気障害解消後の世の中をつい考えたときブラックSFとして違う視点で見てみると・・・・インフラが断たれると一人暮らしの老人が死にます。映画では触れていませんが病院では多くの人が亡くなったでしょう。小日向さんも川に死でかけ深津さんは犬に殺されそうになり元気な若者は生き残り田舎の元気な老人も一人では心もとない。つまりインフラとは弱者を救うシステムであり約2年の間にお年寄りなど弱い人は死に夜が長くなり子作り励み新し命生まれ少子高齢社会がリセットされるのかと・・と裏読みしすぎたりするとなかなか深い話です。
人間力を大切に
航空パニックをコミカルな群像劇に仕上げた「ハッピーフライト」の矢口史靖監督の事だから、もっと笑える内容かと思っていたら、意外!
勿論、コメディがベースのエンターテイメントではあるが、何度も何度も自分だったら?…と考えさせられ、思ってた以上に面白かった!
もし明日、世界から電気が消え、何もかも使えなくなったら…?
幾ら何でもそんな事が突然起きるなんて現実的に考えてあり得ないかもしれないが、その“もしも”の描写がコメディとは思えないほどリアル。
時計が止まって時間も分からない、エレベーターも止まってマンションを階段で上り下り、電車も止まって歩いて出勤、自動ドアも止まって中にも入れない、洗濯もトイレも風呂も洗い物もダメ、夜は真っ暗、今あちこちでどうなってるのか知る手段も無い。
日本人は震災時でもマナーを守って称賛され、海外のような暴徒が起きないのは誇りだが、あの苛立ちや困惑はあり得そう。
同じマンションの老女が生活を苦に亡くなっていた…というエピソードはほんの一瞬だが、妙に生々しくて胸締め付けられた。(仮設住まいの震災被害者が何人も生活を苦に自殺したというニュースを思い出した)
冒頭、田舎から送られてきた魚を捌けず、野菜に虫が付いてたから捨て、スマホにどっぷり依存の生活描写が皮肉たっぷり。
ホント、今の生活が何と恵まれている事か。
(かく言う自分も今まさに、スマホ片手に感想を書いてる訳だが…(^^;)
一週間経っても電気が戻らない。
飲食も底を尽きた。
唯一の望みは、自然に囲まれた鹿児島の妻の実家。
飛行機も飛んでおらず、いつ着くか分からない自転車旅…。
自分だったら何を持って、どういうルートで行くか、今から準備しなくては!…とかなりシミュレーションしてしまった(笑)
高速は徒歩や自転車で大渋滞、途中途中のSAやスーパーは品切れ。皆、考える事は同じ。
進んでも進んでも、先は長い。
ボロボロ、限界、家族内の不満爆発。
ああ、もう、ダメだ~!
…そんな時、人間本来の営みが物を言い、真価や底力が発揮される。
途中出会った田舎で一人暮らしの老人の下で重労働を手伝うが、その施しの有り難み。久し振りのご飯らしいご飯が涙が溢れるほど美味い。
次第に取り戻していく家族の絆。あんなに大事だったスマホやエクステや○○○なんて今となっちゃどうでもいい。
ある時、非常事態が。こうなるまで家族がバラバラになるとどんなに辛いか分からなかった。
電気がある生活の豊かさもだけど、家族が一緒に居るありふれた幸せがいかに大事か。
人間って確かに弱っちくて脆い。
すぐ諦め、心がポキッと折れる。
でも、追い込まれた時の火事場の馬鹿力、適応力は誰もが持っている。
その“人間力”、天晴れ!
何だかシリアス作のような堅苦しいレビューになってしまったが、ユーモアとハラハラとしみじみの感動バランス良く、エンタメとして非常に楽しめる。
電気が消えた理由も謎のままなのも良かった。
悪戦苦闘サバイバルと家族の絆再びを通して、今の恵まれた生活への痛烈なメッセージと一見思うが、そうではなかった。
ラスト、電気が戻り、以前の生活を取り戻すが、以前と全く同じではない。同じに見えても、間違いなく何かがいい方向に変わった。
エンディングのライトアップされた都会の街並みの美しい事。
今の恵まれた生活に感謝を。人間力を大切に。
うーむ
矢口監督の作品と期待してみました。
テーマの切り口は流石と思って楽しみに見ました。
川を渡るシーンはハプニングを起こそうと無理やり感が伝わって来て、違和感があります。
でも、笑える考えさせる、矢口ワールド最後まで楽しめる作品です。
電気に頼る現代に警鐘を鳴らす作品です。
とてもいい映画でした! 俳優さん一人一人の演技がとてもよかった! ...
とてもいい映画でした!
俳優さん一人一人の演技がとてもよかった!
今では毎日当たり前のように使っているものが
いきなり使えなくなるなんて想像したことがなかった!
もし使えなくなったら不便なんだな!と考えさせられる映画でした^_^
今の時代街の光で星があんなに綺麗に見れることはないからたまにはいいのかな?とも思いました!
けどやっぱり辛いんだろうな(^-^;
人間生きてくにはどんなに高いものよりも必要なものは食べ物や水なんだ!!
ご飯食べてるシーンめちゃくちゃ美味そうだったし
幸せそうでした(^^)
矢口史靖監督らしいコメディ要素もありつつ
感動するところもありさすがです!!
このサバイバル生活をして家族の中が昔より仲良くなっててほっこりした(^^)
根拠もなく威張り散らし、クソの役にもたたない親父に嫌悪感。それだけならまだしも・・・、
いやあ、びっくりして口が開いたまま立てなかった。
くだらねえ、と笑い飛ばすには面白いところがないし、
じゃあ泣けるかっていうと、全然切実さは伝わってこないし、
なるほど、って唸らされるかと期待したけど、なんのヒネリもない。
何カ月もかかってる割に髪が伸びてない、をはじめとしたディテールの拙さにイライラした。
設定もそう。
大阪からも高速で行けばよかったんじゃない?
須磨の水族館、ひと月近く魚は生きていたの?
てか、なんでちょうど「その」タイミングで水族館にいるの?
発煙筒の場面、川で倒れてた親父が蒸気機関車よりも先に行ってるっておかしいよね?
で、その機関車、鹿児島まで行っちゃうの?
岡山の田中さんちに御厄介になっていればよかったんじゃない?
てか、田中さん、結構かわいそうなんだけど。
キャラを含めた設定に一貫性がないし、電気がなくなったリアリティは陳腐だし、なんなんでしょう、この映画は。
今になって怒りがこみ上げてくるよ、駄作過ぎて。
せめて藤原紀香がナントカ水を勧めてきたら笑えたのに。
バッテリー液は飲めません!
補充液は精製水だから大丈夫なんだろけど
バッテリーに入っている液は硫酸だから
触るのも危険です!
バッテリーを傾けるのもやめしょう!
(誤解する人がいるかと・・・)
親と恋人の事を考えた。
何があっても助け合い
楽しく生きる人が自分にはいるのか?
アナログな世の中になった方が
そういう人が多くできるんだろうな。
震災を思い出させた。
意識高いアウトドア家族、
そもそも自給自足に近い生活をしてる人達は
インフラ止まった時に強い。
ボッタくる奴が出てきて
その後には金の価値もなくなり
マセラッティやロレックスより
お米が大事、生に直結する物が大事。
突き詰めたらそこだし、
あの震災の時には近いとこまで
行ってる場所もあったんだろうな。
SNSに追われたり、ハゲを隠そうなんて
小さな事。くだらん。
大切な事は笑顔で一緒に過ごせる相手がいる事
。
中国地方って
なんなんでしょうこの映画のスタッフの方々は中国地方に行ったことがないんでしょうか。
地図を見ながらまっすぐ鹿児島を目指すならあんな田舎道しかないところをずっと通るはずがないんですが。未開の地とでも思っているのかな。3日移動して橋が見つからない川ってどんな秘境なんでしょう。
前半の街のあたりは良かったですが、大阪を越えて岡山の家を出たあたりから、いい加減な設定と展開になにやってんだこの人たちって感じでついていけませんでした。
日本産ディストピア
ありとあらゆる電子機器が止まり家族が右往左往するお話 日本産のディストピア映画としてとても楽しめた
若干型にハマりすぎ感のある家族のキャラ造形とか、恐ろしく不自然なリズムで進むマンションの住人たちの話し合いとか最初はすこーし乗れない要素があったけどディストピア映画の型にわりとどストレートにハマった家族の物語が進んでいくと安心して楽しめた
少しづつ家族の関係が変化していったり、道中で出会う人たちとか色々と楽しい要素がキチンとやってあって、ジャンル映画としても優秀と感じた
クライマックスの伏線もわりと効果的だった
深津絵里のお母さん感も良し
あと監督お決まりの動物シーンも良かった
満足
設定が甘い
いや、映画なんだから設定が甘いのは仕方ない・・・・んですけど、あまりにもつっこみどころが多い。
・治安がもっと悪いはず
・動かなくなった車が街中にもっと止まっているはず
・病院だとか電力が必要な場所の悲惨な光景が一切無い
・水族館の魚が電力なしでは数日も持たない
・動物園の動物はどうしたのか
・蒸気機関車になぜ無料で乗れるのか
・蒸気機関車が鹿児島までトンネルもあるし、軌道も違うのにどうしていけるのか
・蒸気機関車の制動距離が一切無視されている
などなど、あげればキリがありません。
電力がなくなる・・・のに、劇中に明らかに亡くなったと分かるのは1名だけ。
ちょっと、優しすぎるサバイバルドラマです。
かなりよかった!
完成披露試写会にて
こんな家族って本当にありそうなんだけど、サバイバルな生活をして再生する話
サバイバル生活でボロボロになって、ある家庭に世話になってから家族が変わりだした。救われたのは奇跡みたいだけど、あるかもっても思った
非現実的だけど、起こりうるかも知れない。変わった世界観だったけど、勇気がリアルに出る
最初と最後の対比はよかった
電気の大切さ
普段何気なく使っている電気。
ある日突然、電気が全て止まってしまったらどうなってしまうのでしょう。
人間がいかに電気に頼っているか、そして人間は生活力がいかに弱いかを目の当たりにしました。
会社でいかに頼りにされても、普段の生活力で頼りになるのはやっぱり母親。
娘息子が父親にどんどん幻滅してゆく姿が悲しい共に、現実的でした。
そんな頼りない父親を小日向文世さん、頼りになる母親役を深津絵里さんが演じています。
災害に弱い都心の生活に、いかに生き抜く力をつけてゆくのか…。
東日本大震災の都心を再び思い出すと共に、備蓄の大切さ、家族の団結力の重要性を考えさせられる映画でした!
最後のエンドロールに映る都心の映像が、ジーンと胸に迫ります。
全59件中、41~59件目を表示