サバイバルファミリーのレビュー・感想・評価
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いつもより笑いは控えめも、いい映画を見た余韻には浸れる一本
矢口史靖監督の題材選びは毎度毎度素晴らしいなと思わされ続けてきましたが、今回もまたさすがと言える目の付け所でしたね。
まあ邦画に限らなければ目新しい題材ではないですが、それを矢口監督らしい視点で描くとまた全然違った味わいがあるもので。
題材が題材だけに、どちらかと言えば過去作よりも笑いよりは考えさせられる要素の方が大きかったですが、でも随所に散りばめられた笑いにはクスクスと笑わせてもらいましたし、何かと考えさせられたり、思わぬ感動もあったりで、今回もまたいい映画を見た余韻に浸れる一本ではあったかと思いました、いつも通り老若男女誰が見ても安心して楽しめる作りだったのも矢口作品らしくて良かったですね。
しかしある日突然電気が使えなくなるどころか、ガスも水道も全てのライフライン、更には何故か電池まで使えない世の中になってしまったら、一体どうなってしまうのでしょうか・・・って、まあどこかで震災を経験したことがある方なら、ここまで長期間ではないにしろ、電気ガス水道、更には物流が滞る事態は経験済みかと思いますし(私も)、逆に全く想像がつかない世の中ではなかった分、感情移入はし易かったですかね。
まあこれが洋画だったら血みどろの争いになるのでしょうが、この映画はある意味いかにも日本的な描き方だったと言えるかもしれませんね。
ただ主人公一家に纏わる部分だけリアルで、それ以外は相当突っ込みどころ満載だったでしょうか、でも全部リアルに描いたら予算も足りないし主題も違う所に行ってしまいそうですから、私的にはまあ絶妙な線だったと思いました。
それにしても、小日向親父・・・偉そうにばかりしていて何もできない様子が似合いすぎる(笑)
でも、自分も将来こんな風になりそうで怖いな、ネットに頼りすぎな子供達要素もあるし、深津絵里お母さんの魚が捌けない&虫に怯える要素もあるし、我が身を見ているようで、より物語に入っていけましたよ、これもまた今の日本人を象徴するような絶妙な線と言えましょうか、時任三郎一家のような家族はほんの一握りでしょうから・・・しかしあの家族に藤原紀香を配すところが素晴らしすぎます!(イラッとした~)
一家がサバイバルしていく様子は、少々甘いかなと思わなくもなかったですが、人の優しさってこう言う時に本当に身に染みるんですよね、大地康雄家での一コマはホント心に残る一コマでした。
オープニングとラストの家族の様子の対比具合も印象的でしたね、表情とか特に、現代の便利な社会を単に否定するだけの作品じゃなかったのも好感が持てました。
いつ何が起こるか分からない世の中、感謝の気持ちを持ちつつ、これからは自然や過去とうまく共存していくことが必要なのかもしれませんね。
まあ傑作とまでは言わずも、いい映画ではあったと思いました。
田舎に行けば電気が無くても大丈夫かな
突然電気が無くなった東京から鹿児島まで家族で避難するお話し。サバイバルには慣れていないのは都会人誰でも思い当たるふしがあるはず。共感したり笑ったり焦ったり。実際に停電したら何も出来ないんだなと、電気の有り難みを感じました。
昔の良さがまだ日本に有り
都会は電気ガス水が途絶えるとたちまち行き場を無くす。水は雨が降れば貯めればいい。食べるものは山海川に行けば有る。
火は山に材料はある。まあ今はまだ紙類はあるだろう。最近ずいぶん減ってきたように思える。
燃やすことがなくなった。
自給自足は今求められること。
畑を耕そう。すぐには食べれんし、家畜も育てんといかん。今回豚をさばくところがあったね。
いいものを見ました。有り難く頂くことが大切。字の如く有ることが難義なことである。だから有難うと感謝する。いい映画だった。
サバイバル精神忘れるべからず。
勉強になりました‼
この状況有り得る‼って感じでずっと観てました。ただの電気が使えない状態のサバイバル生活かと思いきや、家庭環境悪いというか家庭内思いやり無さすぎ(..)
家族がサバイバルの中ずっと顔合わせて嫌でも協力し合うなか心境に変化が表れる様が面白かった。
便利な世の中が幸せなのか…
電気が無くても家族がいるだけで幸せなのか…
普通の家族を応援したくなる
この世から電気が消えたらどうなるか。いきなり生きるか死ぬかのサバイバル生活に直面する普通の家族の奮闘をリアルにコミカルに描いている。消費するだけの都会の殺伐とした感じと、自給自足できる田舎の対比も考えさせられるものがある。一見バラバラで、各々が好き勝手なことをしているように見える家族が、助け合い絆を深めていく内容だと思うのだが、いまひとつ共感できる部分が弱かった。流れが淡々としていて、家族の関係が劇的に変化する転機とかエピソードが何かほしいような感じがした。電気が復旧して元の生活に戻った一家の変化も、何か印象的なシーンを演出することもありでは。
笑えるけど明日は我が身か。サバイバルを通して描く、家族の成長物語。
【賛否両論チェック】
賛:電気が消滅した世界で奮闘する一家族の成長する姿が、笑いの中にも感動を誘う。電気依存社会への警鐘も。
否:展開としては結構無理があり、ご都合主義的な印象も否めない。
ある朝突如として電気が使えなくなり、徐々に必要に駆られて田舎への自転車移動を余儀なくされる家族の姿を、クスッと笑える描写たっぷりで描いていきます。同時に、 電気と電池がダメになってしまっただけで、時間も分からなくなってしまうほどの電気依存社会への警鐘的意味合いも、多分に含まれています。現実にも決して起こり得ない話ではない辺りが、身につまされるようです。
また、事件が起こる前は皆頼りなく、会話もろくになかった一家が、一連の騒動を通してぶつかり合いながらも助け合い、次第にたくましく成長していく勇姿も、なんだか感動するものがありますね。
是非とも家族で笑いながら、防災について考えたい作品です(笑)。
うちも絶対こうなるわ〜
うちの家族も絶対こうなるわーと思って見ていました。
父親ってどこもあんな感じなのかな?
映画の感想としては、前半が特に好きでした。
電気が使えなくなるけど、まあ、明日には戻るでしょ、と気楽に構えて、LINE返さなくていいしラッキー!とか、ご飯もレトルトだし、楽でいいわーとか言ってたら、じわじわ困ることが増えてきて、いつの間にか大変な事態に…
と、徐々にみんながやばくない⁉︎と気付き始めるシーンが不気味でした。
でも作品全体としてはコミカルで面白いので笑って見られます。
リアリティがないといえばないけど、この映画はこれでいいんだろうなぁ
電気の無い、良き日本の姿
単純に、電気の無い時代へのタイムスリップ映画であった。
無農薬キャベツにつく虫を嫌がる人間と、それを自然に受け入れているおばあちゃん。
昔の良きエピソードを織り込み、現代人に、いろんな問題提議がされていて、良い映画だと思います。
肉ってなんだ!
食べて生きるってなんだ!
肉は、製品ではないよね。
そんな感じで、見てほしいです。
なんとも中途半端 予告編から、話が膨らまない、フジテレビですから…...
なんとも中途半端
予告編から、話が膨らまない、フジテレビですから…
東京から西に向かう映画を、仙台でロケ
見慣れた景色を見つける事で、脚本のマイナス面をカバー
サバイバルというか、コメディーのような映画
長男がたくましく成長していく姿をメインに物語を作ったら、もう少し良かったかも
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