22年目の告白 私が殺人犯ですのレビュー・感想・評価
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入江監督は日本映画界の期待の星!
入江悠監督は、デビュー作「サイタマノラッパー」で映画ファンを虜にした、インディーズ映画界からの生え抜き監督。
その監督が、日本映画の全国ロードショー公開で、しかもワーナー・ブラザース配給で映画を撮ったということで、
楽しみと不安が交差しながらの鑑賞でした。
会場は満員御礼!!
しかも、客層は20〜30代のカップルが中心とあって、いままで入江監督作品を見たことがない人がほとんどと思われます。
そんな中での鑑賞でしたが、すこぶるよく作り込まれたミステリー映画で、
劇場も「わあ!!」「ええ!?」「やっぱりー!!」といった感情が充満していた2時間でした。
ネタバレ満載の映画なので、本編に触れるのは難しいのですが、
ストーリーテリングの隙のなさが、半端ない!!
また、ワンショットごとの作り込みが凄まじい!!
カメラワークで見応えを持続させていて、考え込まれてるなあ!っと感心してしまいました。
藤原竜也さんは、大仰な演技が作品によって良し悪しなんですが、
今回は効果的に作用していて大満足!
また伊藤英明さんの、「漢」ぶりも最大限に発揮してて、これまた大満足!!
そして、仲村トオルさんや岩松了さんや夏帆さん
や早乙女太一さんや野村周平さんなどなど、どのキャスティングもドンピシャで大満足!!!
また、編集もいままでの入江悠作品にはないスピード感とテンポの良さで、メジャー映画の客層を意識した感じが出ていて、
入江悠監督がビッグバジェットの映画も撮れることを証明した転機となる作品となったかと思います。
興行収入も、3週連続1位となっているようで、これを機に入江悠監督がメジャー映画監督となり、良作を作り続けてくれることを期待しています。
おー
藤原竜也様がきれっきれにキレる天才殺人犯なのかと思いきや!
いくつか気になる点はありましたが、ドキドキ観てられました。ミュージアムほどではないけど、はらはら、ドキドキの連続でした!
面白い
オチは何となく、中盤でわかります。
でも、たぶん、それは意図されていることで。
ストーリーとしては、遺族の気持ち、やるせなさを表現することに割いているのか、と思うと、この構成は理解できました。
文句なし
とにかくテンポがいい。間延びするシーンは一つもなく、2時間ある長編映画をっと言う間に見終えることができたと感じました。
あとから考えると先が読めてしまうところもあったけれど、自分は作品に集中、登場人物に感情移入してしまっていたので、そこまで頭がまわらず気になりませんでした。これも藤原竜也、伊藤英明、わきを固める中村トオルや岩城滉一など実に素晴らしい役者陣と、その配置の妙によるものと言わざるを得ません。
ただ一ついえるのは前半はどうしようもなく胸糞悪い映画です。
その辺は覚悟して見るべきかも。。
わたしはDVDで観た方がよかったかも
ミステリー、サスペンス慣れしてないひとはどうかわかりませんが、ある程度こういったつくりの作品に触れている人は、演じている俳優さんをみて、この人があやしい…と思うものでは?
そう言う意味で仲村トオルがいい人そうな顔でてきた時点で犯人は真犯人はわたしのなかでは決定してしまっていました。
動機もわりと早い段階である程度想像がついてしまった。
物語としては過不足なく語られていて、矛盾点はなく、秀逸な作品だと思います
個人的に残虐な場面が苦手なので、家でDVDでそういう場面をとばしながら観たほうがよかったな、と思いました。
ストーリーは良い
藤原竜也のイメージを逆手にとったラストの大どんでん返し。予想してなかったので面白かったです。なかなか上手いミスリードでしたね。犯人の動機や、主人公達の策などいろいろよく練られたストーリーです。突っ込みどころ満載だけれど。映画なんで、細かいところ言っても仕方ないよね。刑事さんなんて、守秘義務違反その他諸々で絶対処分だよね・・・
途中までめちゃくちゃ面白い
ファーストデーだったので一番面白そうなこの映画を鑑賞。
途中の展開までは引き込まれてみていたけど、展開後は先が見えてしまって少し飽きてしまった。
ポップコーン片手に楽しんでみるにはとても面白い映画だった。
「心の穴を埋められるのは自分だけ」
「自分だけ生き残った時」
「罪悪感」を感じるのは人間だけだろう。
動物だったらラッキー!と思うだけかもしれない。
なぜ人間は「罪悪感」を感じるか?
自分が生き残れて「よかった」と思う気持ちが全くない訳ではない。でも「自分だけ生き残って申し訳ない」と自身を責める。
それは多分、人間として「いいひと」でありたいから。どんな人間にも「良心」が埋め込まれているから。
その「罪悪感」を1人で抱えきれずに犯人は「仲間」を作った。
単純に考えれば、
本当に自分だけ生き残って申し訳ない、と思うなら、生きていられないと思うのだが。
それでも生きていたいのが人間だ。
そう単純にはいかない。
自分が生きるために、自分と同じ苦悩を持つ「仲間」を作る。
そんな人間の矛盾を感じさせられた。
犯人はよく口にしていた。
「暗闇に光を!」
「自身の心の中にあいた底のない暗い穴」を
何かで、誰かに、埋めてもらおうとしていた。
でも、それは無理なのだ。
自分自身の心の穴は、自分自身にしか埋められない。
自分以外の誰かや、何か、には埋められない。
自分の仲間を作っても、テレビキャスターになって有名になっても、埋められない。
「自分の心の穴は、自分で埋めるしかない」
そのことに気づかせてくれた。
この映画に感謝したい。
(個人的には、「大学時代の夏休み、暇で暇でたまたま見た雑誌のオーディション受けて」「ビーバップハイスクール」でデビューした仲村トオルが、こんな役者になるとは。当時は想像もつかなかった。)
物足りなかった。
出だしはエグくて衝撃的だったけど、筋書きがなんだか…予想できてしまって、話が進めば進むほどつまらなくなっていった…。
エグいということしか記憶に残らなかった。
俳優がもったいない。
俳優の演技のおかげで1。
見応えありました
中弛み一切無し。
藤原竜也凄い。
事件の被害者の悲惨さは、当事者にしかわからないなと当たり前のことを痛感。
途中で、少年Aの絶歌を思い出した。あの本を平積みしていた、紀伊国屋書店が嫌いだった。
鑑賞記録
入江悠作品を劇場で観るのはこれが初めて。何を言ってもネタバレになってしまうようなこの作品。気を付けて感想を書きたいと思います。
まず何が良いって、オープニング。小気味良いテンポで現実世界と作品世界の映像がカットバックする演出が超カッコいい!BGMも電子音がピーガーいってる感じで不穏さを煽ります。
それと、ストーリー。宣伝で話題になるのが、稿を重ねて練りに練られた脚本は、一見素っ頓狂なストーリーに説得力を持たせます。藤原竜也つながりで、エキストラの一般市民演技が最低だったデスノートに比べ、こちらの一般市民演技は結構いい。これも作品のクオリティを上げてるような気がします。
濃ゆいダブル主演、藤原竜也と伊藤英明。伊藤英明はいつものデ・オウよろしくオトコ臭さをプンプンかましてきてますが、オーバーアクト藤原竜也が意外と抑えめの芝居で、キャラクターのミステリアスさを際立たせてます。あと、個人的には仲村トオルが良かった!カッコいいおじさまだなぁ。。
ああ、これ以上は何も言えない。何を言ってもネタバレになってしまう。ミステリーかと思いきや、あれれ?意外と少年マンガ的展開なの?とか、絶対言えない。その真実を知ると、あの時のあの表情はそういうことだったのか!と膝を打っちゃうとか、口が裂けても言えない。
あ、でもこれだけは言わせて!最初に言ったBGMの件とか、クライマックスで出てくるある場所とか、ひょっとしたら『ゴーン・ガール』オマージュなのかな?と思わせられたり。
結構お客さんの入りもいいみたい。観て損はないかと!
22年目の告白
藤原さんがでるからめちゃくちゃ期待してたらつまらなかった。(期待値が高かったため)
後半話がだらだらとする感じがあった。相変わらず藤原さんの演技は素敵でした。まさかの展開になるから驚きはあるとは思う。あまり期待しすぎない事をオススメする。
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