「真剣に見入った映画でした」ナラタージュ Normanさんの映画レビュー(感想・評価)
真剣に見入った映画でした
有村架純さんの体当たりシーンですごくテレビやニュースで話題になって居たので、気になって見ました。
回想シーンが所々入り込んできて、一瞬あれ?ってなりましたが、すぐ追いつけました。
先生離婚してなかったんですね。
シャワー室でシャワーをかけて怒ってたキスしたシーンは、わー!!でした。笑
小野くんの嫉妬して怒った時の表情が怖かったです。
関係者のみの試写会の時は、付き合ってはいるものの小野くんが無理やり犯すシーンがあったそうで、話題になってましたが、DVDはカットされて居ました。
事務所の方針でカットになったそうですが、女優魂で演じたシーンなのにカットはもったいないですね。
そして変な男の人に付きまとわれて助けて欲しくて電話したのに、迎えに行ったら俺のこともっと好きになってくれる?なんて質問してくる男くそですね。
小野くんが、後半から先生への嫉妬で思考がずれ込んできてて酷い人になってました。
けどそれくらい彼女のことを好きだったんですね。
悪いと思ってるなら土下座しろや、靴脱いでってなど、酷いことまで言ってしまうけど、本当に好きなのが伝わってきました。
3年生で仲のいい子がてんこうしてしまってから、孤独になってずっといじめられて居て、自殺まで考えて居たんですね。
全てを救ってくれたのが先生だったんですね。
奥さんとやり直すために東京に戻るって言ったその日に、最後にもう一度家に行きたいという彼女。
そしてアメリカ人スタイルのように突然全裸からの濡れ場が始まって、えーーやるんかーい!でした笑
話題に上がるほど過激ではなかったのですごくカットされてしまった模様です。
純粋な愛だけど、愛として成り立ってたのでしょうか。
先生はどう思ってたんでしょう。
ポルトガル語で幸せでありますように。
寝てる間に懐中時計を直してくれたんですね。同僚さん。
そして同僚さんが最初と最後にしか出てこない贅沢な使い方でした。笑
最後、電車で帰る時、1人で帰ったのに、
駅の通りで、先生見送ってましたね。
なんかずるいです、ずっとずっと、切なすぎです。
淡々と進むのにとても感情が詰まった映画でした。
綺麗だけどとても切ない作品でした。
幸せであるように。