「深く考えさせられる作品でした。」ナラタージュ れなさんの映画レビュー(感想・評価)
深く考えさせられる作品でした。
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松潤と架純ちゃん目当てで原作未読で行きましたが、予想以上に重たい映画でした。
この2時間に凝縮されていて、映画が終わってからも余韻にずっと浸ってました。
決してハッピーエンドではなくて、終わったあとのモヤッと感はありますが、バッドエンドでも心に何か感じるものがありました。
この映画の宣伝で「大切な人を思い出す作品」と言われていましたが、本当に思い出しました。
泉に自分を重ねてしまったシーンもあって、映画を見終わる頃には泣きたくなりました。
また、登場人物を綺麗に描こうとしていなくて、それぞれ心にある葛藤や闇など裏側の部分も伝えたかったのかと思いました。綺麗に描かなかったことによってよりリアルにそれぞれの心情がひしひしと伝わってきました。
また雨のシーンもとても印象的で、「運命」という言葉を強く感じることができました。
この作品は見た人それぞれで考え方や思うことは違ってくるのかな、と思いました。
だから「悲しい」「泣ける」「切ない」など、一概に感想は言えないところが難しくて、そこがこの作品の魅力でもあるのかなと勝手に解釈してしまいました。
本当に大切な人を思い出せた作品でした。
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