「恋に恋するお嬢さん向けの映画」ナラタージュ にゃふらっくさんの映画レビュー(感想・評価)
恋に恋するお嬢さん向けの映画
基本的な主要登場人物は三人のみで、彼らのやり取りだけで延々と140分続く。
それ以外の脇役達はほぼエキストラ並の演技でこの人達はストーリーに絡まないのだろうなという事がそれだけで分かってしまうのだが、実際に三人以外の世界は存在しないかのような雑な描写。
ナラタージュというタイトルである以上、ナレーションである程度説明されてしまうのは仕方のない事なのかもしれないが、主人公が先生を好きになった背景すらも主人公の独白で突然説明されてしまうので、理由たったそんだけ?と思ってしまった
また葉山先生の背景も、唐突に自分から語り出すのも正直雑な演出としか思えなかった
登場人物が基本的に自分勝手なクズのメンヘラ人間達で、自分達の身に降りかかっている不幸に酔っているとしか思えない恋愛模様なので、
あまり現実的に見てしまうとダメ
自分は見ていてこんな苦痛に感じる映画は初めてだった
しかも長い。
恋に恋するお嬢さんなら、深く考えずに報われない恋って美しいと思えるかもしれないが…
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