ニワトリ★スターのレビュー・感想・評価
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この脚本は凄い
これは、凄い。
予測を越える展開でまったく泣く予定じゃないのに、最後は泣かずにいられない。
しかもエンドロールのあとに、さらにオチがある。
この脚本には本当に驚かされる。
間違ってもエンドロール途中で席を立ってはならない。
さて、ストーリーは大麻の売人をしながらその日暮らしの堕落を絵に描いたような二人のチャラい生活から物語は始まる。
そのうち、こんないい加減な生活がいつまでも続くはずもなく物語はどんどん裏社会の色が濃くなってゆく。
そのあたりからチャラさから恐怖がスクリーンを席巻してゆく。
このチャラさから恐怖への展開が見事で別の作品を観ているようである。
そしてある事をきっかけに今度は感動に包まれハンカチなしでは観られない作品に変化してゆく。
なんと素晴らしい脚本なのか。
今年に入ってまだ上半期も経過していないのに秀作が目白押しの邦画の中にあっても十分賞レースに残れるこの作品。
公開している劇場は少ないが必ず観ておきた
センスが20年前
90年代によく観た感じのオープニングから始まり、定型文のようなセリフ
正直ダサいなあという感じでしたが、後半のある超展開から少し盛り返して
最後はなんとなくしんみりしました
折角いい俳優さん使ってるんだから、2人の会話のやり取りやエピソードに引き込ませるようなテンポやセンスがあれば
後半の展開ももっとグッときたんじゃないかと思うのですが、、
多分星4はドーピングだと思います
単純に観ても、これだけ褒められる理由がわからないと思います。まず、演出面ですがかなり幼稚さが前面に推し出てしまっています。例えばバイオレンス描写に関してですが、このくらいは学生さんでも考えられる程度の描写しかなされていない、ヤクザの人にちゃんと取材したのか?面白半分で撮っていないですか?ノリで撮ってませんか?怖くないですし、カッコよくもないですよ!あと、ずっとバイオレンスで押し通すのかと思えば、チャチャを入れるようにおセンチな感動描写を盛り込んでくる。そこで登場人物たちの設定がいきなりチープに見えてくる。説明の仕方がもはやナレーション入れる以上にウザい。タランティーノだとかは、本当にちゃんと撮ってると思うんです。でもコレは浅はかな演出で、日本人が上手くないラップ(リリック)を唱えるのと同じくらいダメです👎先ずはちゃんと脚本から作りましょう。それから見せる面でのトリッキーさを存分に発揮してください。本当に、完全に安い演出でした。あと、役者さんたちに関してですが、ダメ脚本ダメ演出なのに、凄く頑張ってレベルを押し上げてました…それすらも虚しく感じさせるほどのダメ演出なので星1、5です。監督はもう辞めてください。あとドーピング投稿やめてください。
バイオレンスだけどあったかい
過激な描写が多くて15禁は大いに頷ける。笑
でもすごく人間らしさがでていてあったかくて。
人間ってどうしようもない生き物だけど、でも良いよなぁって思いました。語彙力ないのはご容赦ください。
個人的には井浦新さんが大好きで、やっぱり最高の役者さんだと再認識できた映画です。ファンの方はクズだけどかっこいい新さんとハチマキ巻いたイケオジ新さんがどっちも観られるのでオススメです!!
あとこれはこの映画の趣旨とは違うかもしれないけれど、人生なんて所詮こんなもんだから楽しめよって、絶望してる暇なんてねえぞって言われているような気がしました。
ちょっと疲れた時に適度に笑えて適度に泣けて、でも大切なものに少しだけ気づける、そんな映画です。
......でも最後の最後だけ好きじゃない!!!そこまではまあ普通に現実味があったのですが、最後だけそれはないだろ的展開。ここは小説と違うんですけど、小説の方が好きです(小説も監督がご自分で書いてます)
憂鬱な演出
映画はこうでなければならないとか頭の固いことを言うつもりはないが、単純に好みではなかった。
久しぶりに途中退場も考えた程。
鑑賞時にはレビューも20件ほどで4点台を付いていたのでこれいかに?と気になって鑑賞。
まず見所は
LiLiCoの大胆な絡み(脱ぎっぷりがお見事!)でいいんだよね?
久々に見た狂気の鳥肌実(笑)
津田寛治、阿部亮平の掛け合い。
気が滅入った所
冒頭、野爆のくっきーのような世界観がしばらく続いたので、これが2時間続くのか?という恐怖(笑)
ストーリーの方向性がいつまでも見出せないという不安。
井浦新の関西弁(ゴメンナサイ…関東人の自分が聞いてても終始気持ち悪い…しかもナレーション多めなので特に目立つ)
成田凌、この役相当ハードル高いのは分かるけど、タトゥーとトサカに芝居が負けてる。
でもって大人しめの邦画界に一石を投じる作品の姿勢には共感するのでこの評価。
因みにここ最近見て面白かった作品は「ロープ戦場の生命線」っていう感性の持ち主の感想なので、参考までに
バイオレンス・ファンタジーのあとにやってくるラブにご注意下さい(笑)
ニワトリ★スター観てきました!
まだ、2館しか上映してなかったので渋谷にて。
かみさんは絶対観ないだろうなぁと思い、何時もの夫婦割りではなく単独で。
キャッチコピー?バイオレンス・ラブ・ファンタジーってナニ?って思いましたが見終わって意味が分かりました。
今までの概念では当てはまらないジャンルの映画ですね…
エグいシーンや、世の中の恐ろしそうな部分がむき出しになってるので途中好き嫌いや受け入れられない等有るかも知れません。
そんな方も、是非最後まで席を立たずに観て欲しいと思いました。
また、観たい…
率直な気持ちですね。
今は2館だけですが、全国順次ロードショーって事らしいので、お近くにやってきたらば是非。
近くでやってなくても一見の価値ありです。
私は魂を揺さぶられ、軽く脳震とう状態?(笑)
余韻に浸り映画館のロビーでレビューを書いてます。
SNS投稿するとステッカー貰えるってのもありますが…
ネタバレになるのでストーリーは語りませんが、最後に来る「ラブ」にご注意下さい。
あ、ハンカチ忘れないでくださいね…(^_^)ノ
エセ
バーで仕事をしている体ではあるものの、大してまともに働かずハッパの売人紛いのことをしている男と、同居し同じ様な生活をしている友人の話。
設定の説明として台詞でフォローしていたけれど、いくらなんでも関西弁が酷過ぎるし、序盤の流れもメインストーリーへの布石にはなっているけれど、面白可笑しく出来ていなくて、ただただやかましくて雰囲気だけという感じ。
メインストーリーはキャラクターも活きているし、軽さもありながらのシリアスな展開がかなり良かった。
しかしながら終盤の隣人の件で台無しに。更にもう一声の唐突な展開でがっかり。
もう一声の方はそのままゴリ押しで話しを続けて良い流れになったけど、それなら隣人の件はまるまるなしで全部余所にやられちゃった方がしっくりいったのに。
非常に面白かっただけに残念でならない。
まさにバイオレンスラブファンタジー
試写会で鑑賞しました。原作を読んで行きましたが、覚悟していたよりも映像になると衝撃的でした。
タイトル通り、バイオレンスもファンタジーもラブ(というかすべての愛)も、全部ごちゃまぜになって、終始心を揺さぶられ続けます。
バイオレンスシーンは目を覆いたくなります。でもそれだけじゃないんです。
すべての出演者の、演技なんだけれど演技ではなく、役そのものに見えるゾクゾクする感じを、映画館の大きなスクリーンで観てほしいです。
見終わった後、自分の大切な人に会いたくなります。
大切な人と観たくなる作品
この作品を観たいと思ったきっかけは成田凌さんでした。予告を観た時点で衝撃を受け、本当にファンタジーなの?と思い最後まで観れる自信も無くなりました。前半はハラハラドキドキでずっと体に力が入った状態で観ていました。途中からは、すっーと力も抜け、自然と涙が溢れてきました。今ある普通の事が本当は凄く幸せなんだなと思える作品です。怖いかもと心配されてる方もいらっしゃるかと思いますがアニメを使って工夫されているので大丈夫だと思います!
五感で観る作品
「人間」という生き物の愚かさ、汚さ、醜さ、現代社会が抱えるすぐそこにある闇、恐怖の描写が生々しくて苦しくなる…だけど、だからこそ感じれる「愛」という形のない素晴らしい感情。
それもギザギザの愛。
色んな愛が溢れてて
まさに「バイオレンス ラブ ファンタジー」
最高です。
衝撃と感動のジェットコースターでした!!
このニワトリ★スターという作品は、本当にジェットコースターのようでした。
私は小説を読んでから、完成披露試写会という形でこの作品を観させていただきました。
小説を読んだ際に文字だけで様々な感情が溢れ出てきて衝撃を受けたけれど、映像ではそれを上回る物凄い衝撃がありました。
冒頭からは考えられない結末でした。
そして終始、自分の生き方や考え方、世の中について考えさせられました。
最も考えたのは自分の大切な人のことです。楽人や草太、月海の繋がりはとても素敵なものだなと思ったし
自分の大切な家族や友人にも観て欲しい、一緒に観たいと思いました。
この作品を出来るだけ多くの人が観て、心に響いたら良いなと思うものでした。
「また観たい!」と思わせる映画
大阪試写会で鑑賞しました。
衝撃のあるストーリーの展開と、素晴らしき俳優さんたちの演技でまず感心しました。
主役の井浦新さん・成田凌さんはもちろん、初演技の紗羅マリーさんもそれとは思えないくらいの上手さだったので、本当にひたすら2時間弱映画の中に浸っていました。
小説原作を拝読してからの鑑賞ですが、映画は原作よりもテンポ感があり、そして若干原作と違うシーンもありながらストーリーの完成度はとても高いと思いました。また公開されてから2回目を鑑賞したいと思います。
アートな衝撃作品
映像、アニメーション、音楽、とてもアートな作品だと思う。だし昆布のように観るたびに味が出る、そんな何度も観たいと思わせる映画です。
キャストもとても豪華で赤髪の成田凌さんはとてもはまり役だと思います。関西弁の井浦新さんにも注目ですね。完全にニワトリスターの世界に入り込んでしまいます。原作も読んで観ることをおすすめします!
日本の映画常識を壊す映画
日本の映画界では多くの作品がコンプライアンスに縛られてているものが多いが、ニワトリ★スターは監督がコメントしていた通りコンプライアンスを辞書から無くし、"やったらあかんことを全てやってしまった" 作品です。
コンプライアンスに縛られてないことで、身近にあるような醜い事件、目をつむりたいことが多い世の中を描写することで現代社会を生きる人間の混沌な内情を描かれています。
それに加えて、キャストの多様で異様なキャラクター設定、役者さんの役に対する入り込み方、カメラワーク、本当に寝ていて夢に出てくるようなアニメーション演出、劇中音楽のセンス、アブストラクトな編集、予想不能なストーリー展開などなど言い出したらキリはないですが、この作品こそ日本の映画界の常識をぶち壊す作品だと思います。
しかし、ただただ衝撃的な映画ではなく、人間の愛や、友情、繋がりなどの人間らしさも繊細に描かれていて最後はいろんな大切なものを教えてくれる映画です。
是非テレビではなく劇場で観ることをオススメします!
久々に“映画でなければ描けない映画”を観た気がします。
映画に何を求めるかは人によって違うと思いますし、現実社会は憂鬱なんだから、エンターテイメントくらいは楽しくないと嫌だ、と言う人の気持ちもわかります。そう言う意味でニワトリスターは“楽しい”だけの映画ではありません。前半は人が持つ負の感情を描いたシーンが続きます。だからこそ中盤から徐々に見えてくる“人が生きる上で本当に大切なもの”に魂を鷲掴みにされました。役者さんも皆素晴らしく、特に成田凌さんは劇中でどんどん成長していくような感じで、本当に実在しているかのような錯覚に落ちました。沢山の人に観て欲しいです。
何度も観たくなる映画🎬
原作の小説を読んでからの映画でした。
原作と比較すると、とてもカラフルな人間模様で、スピード感のある作品。
主演の楽人、草太はもちろん、どのキャラクターも鋭く濃く描かれていて、笑いも暴力も絶望感も、強い愛情や絆も、人間の不甲斐ない様も、涙も全部が最終的には、ひとつのただ一点に集約されていくような不思議な感覚を覚えました。
その一点が生きている限りはせめて「希望」であった方がいいじゃないか、だってまだ生きていくんだから。
というような、ストレートな問い掛けを感じたように思います。
覚悟はしていましたが、やっぱり泣いてしまう映画でした。
もう一度、二度、鑑賞したいと思います👏
これは"希望"の物語です
一言で言うレールの無いジェットコースタームービーです!
笑いあり興奮あり葛藤あり最後にはキッチリ感動させてくれる"新感覚"
電子書籍で原作を読ませて頂いたのですが良い意味で「思った通り」期待を裏切らない作品でした。
会場出た後の夜風が心地よく1人ほくそ笑むそんな「優しさに包まれた」作品です!!!
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