インクレディブル・ファミリーのレビュー・感想・評価
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イラスティガール!
ディズニー・ピクサーの綿密な内容は変わらず秀逸だ。
●続編とはいえ焼き回しを避け、新鮮な設定を入れてくるあたりが素晴らしい。育児父の苦悩やら母親の活躍など面白い。赤ん坊の世話に苦戦するというあるある話を、スーパーベイビーにして膨らましたあたりの発想がいい。しかも一家で一番凄い能力としたところがナイスアイデアと思った。
●とにかくイラスティガールがカッコいい。全般的にアクションがクールだった。派手なだけの貧困な発想ではない、アニメーションらしいセンスあるアクション。登場するメカもデザインから何からワクワクする。このセンスは「アイアンジャイアント」のブラッドバードの面目躍如。
●計算された綿密な伏線もいい。オープニングで記憶を失う長女の彼氏のエピソードをラストまで引っ張ってるあたりが良かった。彼氏は1作目から実はデザインが変わっている。観客に好感を持てるようにと配慮が感じられる。
テンポ良い娯楽作だった。惜しむらくはファミリー層をターゲットにするには涙を誘う場面が少なかったところか。オープニングで逃したアンダーマイナーも回収してほしいところだった。
ディズニーに限らず昨今の映画はテンポアップが過ぎる気がする。腰を据えて味わえる場面も混ぜてほしいと思う。
大人でも楽しめる!
なんだかんだで今までのやつ多分全部映画館で観てます(笑)
今回の公開もすごく楽しみでした。
夏休み真っ只中で、わんさかくる子供たちを避けるために
夜の8時半から上映されるのを選んだのですが・・・
なんと、客席を見ると大量の大人たち!(笑)
夫婦、カップル、もちろん親子も(中学生以上もいました)。
5歳とか6歳とかの小さい子はいなかったですが、
ほぼ満員だったような。
主要キャストの声優は、記憶では、以前よりは良くなったような気がします。一番最初の三浦さんの声はひどかった(笑)テンション高めのシーンは特に無理してたんじゃないかなぁと思います。
物語は、というと、よくあるパターンの
【協力的で仲間だと思っていた人が実は敵だった】みたいな。
若干小学校低学年の子供にはすこーしだけわかりづらい部分もあったかもしれません。でもその分、いろんなパワーを持ったいろんなタイプの人が沢山出てくるので、一緒に楽しめるでしょう↑↑
ここ最近見た映画の中で一番「面白い!楽しい!」って素直に思えた作品でした。
待望の続編!
前作からかなり時間が経っているためアニメーションの出来はかなり良かった。
内容も主夫をやるというかなり現代の生活に近いスタイルのもので観ていて面白かった。
イラスティガールと家族がもう少し一緒にいるシーンがあったらよかったと思った。
作品自体はすごい面白かった!
あの兄妹が黒幕なのかと思ったら、妹だけだったっていうねw
あと、アンダーマイナーはどこいった?ww
まさにincredible!! Pixer映画の最高峰。
本当にインクレディブル!!な家族の映画。
アニメーション史上最高。
この夏休みに日本でも話題の映画になりそうです。
そして、大好きなピクサー。
そして、インクレディブルファミリーのビッグファンになりました。
前作から14年。本当に待ち望んでいた2作目でした。
そして、観終わって、サイコー!!と叫んでしまいそうでした。
ぜひMr.インクレディブルを観てから劇場へ。
スピード感もあり、本当におもしろく
そして、素敵すぎる話にもステキなお家にもワクワクしました。照明の使い方やデザインも素敵で勉強にもなりました。
海外の照明の使い方は本当に素敵。
朝食もミルクにシリアル、チャイニーズのデリバリーも
懐かしく なんだか ホームステイをした頃を思い出したり。
家族の絆あり、これもまた働くママに代わり、パパが育児をがんばる、そんなパパに寄り添う子供たちがまた愛おしく。
育児に奮闘するパパが愛おしすぎて、
ママはかっこよくて
ジャック・ジャックは本当に可愛すぎて
2人のおねえちゃん、おにいちゃんもすごく優しくて
チャーミングでユニークないいファミリー。
家族ってチームだよね、そんなメッセージも受け取りました。
そして、ジャックジャックは最強ベイビーで
ぱぱが寝落ちしてるときにアライグマと戦っちゃったり 陰謀から大好きなママたちを救うために 愛嬌とひらめきで動いちゃうのも 最高に可愛くて おかしくて
最高!!でした。
こんな子供ちゃんたちがいたらいいなー。。と。
そして、やっぱりディズニーは最高だし、ピクサーは最高!!夢と希望、そして愛と勇気をくれる映画でした。
この迫力は映画館でぜひ。
最後に 普段は 吹替は観ないのですが、三浦友和も黒木瞳も綾瀬はるかも 本当にぴったり!で すごく楽しめました。
もう一度英語バージョンも観にいこうと思ってます。
→英語バージョンも観にいってきました。
字幕版ももちろんいい!のですが、
この映画に限っては 吹替がいいかも!と思います。
三浦友和と黒木瞳 は本当に最高で、そして、綾瀬はるかもさすがでした!
きっと前半がキモ
Mr.インクレディブルがとても面白かった記憶があり、続編に期待を持って挑む。
タイトルにもある家族が社会の中でサバイバルしてゆく、がテーマとみるが、サバイバルする家族は古典的な家族として描かれていない。活躍するのはまさに今あるリアルな家族で、そんな家族が力を合わせて悪と戦えば、時代だねぇと思うこと多々。
だからして全体を通して感じるのは、この作品はサスペンス、犯人捜しよりも(真犯人の犯行動機も、結構、ひねりが効いているけど)ステレオタイプではない現代の家族像を描きたかったんだろうなと感じた。
多彩なキャラクターとガジェット、奇想天外なアクションとダイナミックな映像は子供も楽しめる超エンタメだが、そうした展開からして内容はすこぶる大人向けとオススメする。
前作に続き大好きな映画です!
1作目を見てから、ずっと記憶に残っていて早く次回作やらないかなと思ってワクワクしていた作品。
それがやっと叶いました。
・家族全員大活躍
・イラスティガールの見せ場が多い
・ほかにも多数ヒーロー登場
というのが魅力の映画でした。
1作目はずっと大好きな映画で何度も見たことがありました。
何と言っても好きなのが、
・実写では表せない軽快なアクション
ですね。さすがピクサー、映像技術すばらしい。
ストーリーはシンプルな構成で、ストーリーはそこまで重視せずにアクションに注目しました。
前回より子供達やジャックジャックのスーパーパワーを使うシーンが多く、満足しました。
1作目の最後に出てきたドリルを操る男との戦いから始まりますが、そいつとの戦いになるかも思いきや、逃げられてそのまま。
これは次回作がまだあるのかな?なんて思っております。あるならまちたい。
楽しかった映画でした。
最強最高のヒーローチームは、家族
ピクサー屈指の名作で、同社の作品の中でも特にお気に入り、『Mr.インクレディブル』待望の続編!
ピクサー作品でこれほど続編を期待したのは、初めて。
それにしても、前作はもう14年前とは…!
改めて歳月の流れに驚かされるが、今見てもその面白さ、クオリティーは圧倒的。前日、久々に前作を見返してそう思った。
前作があまりに面白いので、当然続編へのハードルとプレッシャーは相当なものだが、もう見事としか言いようがない。
14年のブランクを感じさせない…いや、14年待った甲斐があった、今回も超快作!
OPからクライマックスのよう!…なんて使い回された言い表しだが、本作はその言葉通り。
だって、前作のあのラスト、巨大ドリルが現れて、いざ立ち向かう!…って所で前作は終わり、今回はそこからそのまま始まるのだから。
14年も経てば、実写では不可能。アニメだからこそ出来る。
実写映画も真っ青のエキサイティングでスピーディーなアクションは変わらず。いや、前作以上。開幕からテンションアゲアゲ。
『トゥモローランド』でチョイコケしたブラッド・バードだが、完全復活!
巨大ドリルから街を救った…と思ったら、これがいけなかった。
街に甚大な被害も及ぼして、せっかくヒーローとして返り咲いたのに、世論はまたしてもアンチ・ヒーロー。
そんな時手を差し伸べたのは、ヒーローの復活を願う大富豪の兄妹。
兄妹の支援でヒーローとしての仕事が舞い込むが、スカウトされたのはMr.インクレディブルこと夫のボブではなく、イラスティガールこと妻のヘレンの方。
悩んだ末、承諾。
前作であんなにもうヒーロー活動を嫌がり、本作でも序盤では悩んでいたのに、いざ現場へ出ると、やっぱりヒーローの血が騒いじゃう!
大活躍!
女ヒーローの活躍という、つい最近になってやっと盛り上がってきたアメコミ映画の世相を反映。
一方、ボブは…
妻に変わって育児を担当。
これまで多くの強敵、ピンチをくぐり抜けてきたMr.インクレディブル。
それらに比べたら育児なんて…と思ってたら!
これまでの強敵&ピンチを遥かに凌駕…!
長女ヴァイオレットの年頃の女の子の気持ちが分からない!
次男ダッシュの宿題が難し過ぎて分からない!
そして最たるは、まだ赤子のジャック・ジャックから目を離せず、一睡も出来ない!
育児&家事がこんなに大変だったとは…。助けて~~!
Mr.インクレディブルも形無し。
イクメンブームなんて言われてるけど、慣れない家庭に入って誰でも簡単に出来る事じゃない育児や家事の悪戦苦闘する姿に、世のお父さん方は共感しまくりなのでは?
ボブはボブで大ピンチだが、妻にもピンチが!
TVを通して人々を操る謎の敵、そしてある陰謀…。
黒幕や兄妹の目的など多少予想は付いてしまうが、それでも今回も“悪役”の描かれ方は秀逸。
ヒーローに憧れ、ヒーローを信じ過ぎ、ヒーローに頼り過ぎるのは、愚かな事なのか。
だからと言ってヒーローを憎むのは、逆恨みでしかない。
悪役の言い分にも考えさせるものを持たせ、今作でもまたヒーローの存在意義を問い掛ける。
ピンチを救ったのは…、言うまでもない。
最強最高のチームは、家族。
暴走船を止めようとするクライマックスは、ハラハラドキドキのアクションと共に、家族が一致団結してピンチを乗り越え、その絆をさらに確かなものにする家族讃歌であり、他のヒーローも各々の能力を活かしてチームプレーを発揮するヒーロー讃歌でもある。
ラストのラスト、再びヒーローの活躍が世に認められるハッピーエンドとなるが、それは社会的マイノリティーたちが世への自由や権利を手に入れた姿にすら重ね合わさった。
圧倒的な映像のクオリティー。
エキサイティングなヒーロー・アクション。
温かい家族の姿。
ヒーロー/家族の在り方。
魅力的なキャラにユーモア。
最後の最後になってしまったが、実は家族で最強!?なジャック・ジャックのスーパー能力と強カワさは必見!
全てが最上!極上!
ピクサー記念すべき20作目に恥じない、“インクレディブル・エンターテイメント!”
まずまず
力自慢の父親が家事を担当して、妻がスーパーヒーロ活動をする中で、家族の様子を描くって感じでしょうか。
長女の初デートとか、長男の学校の勉強とか問題山積の中、末の赤ん坊がスーパーパワーに目覚めて大変な事になります。
一つ一つ上手くやろうとするんだけど、なかなか上手く行かない、そんな中で妻は期待通りの活躍をしている。
本当はスーパーヒーロー活動をしたいお父さんの気持ちが分かって、悲哀を感じますが、ピクサーらしくその辺は面白おかしく描かれてます。
ただ個人的にはもう少しまとまりがあると良かったかなと思います。
最初に出てくるドリルの怪人はそれっきりだし、ジャックジャックのスーパーパワーもそれ程作中に生かされてないかな、って気がしました。
これが伏線だったんだって展開を期待してたのですが、割とあっさりだったかな。
もちろんつまらなかったって訳ではありません。
CGIの綺麗さは凄いですね。これ以上は無いのではって毎回思うんですが、見るたびに凄いってなりますからね。
14年経っても完成度が高い!
「インクレディブル・ファミリー」2D吹き替え版で鑑賞。
*概要*
「Mr.インクレディブル」の続編。
*声の主演*
三浦友和
*感想*
前作は鑑賞済み。まず、びびったのが、ディズニー映画でお馴染みのシンデレラ城が赤と黒のインクレディブルカラーだったこと。そして、序盤からが物凄くテンションが上がりました!(^^)
前作のラスト、ドリル男のアンダーマイナー戦は興奮した。
これはただのお子様向けの映画ではなくて、大人でも十分楽しめます。前作もそうですが、続編は物語と構成、見せ場、キャラクターそれぞれヒーローとしての苦悩の描き方が前作以上に上手い。
なんといってもジャック・ジャックが良かった。能力はめちゃめちゃですが、後半から発揮してくれてとても面白かったw
今回は母親のイラスティガールがかなり活躍。一方、父親Mr.インクレディブルのボブは、思春期真っ盛りの長女ヴァイオレットに怒られたり、長男ダッシュに算数を教えたりジャック・ジャックの面倒見たり、家事と育児で大忙し!「家族はつらいよ3」を思い出しました。(笑)
ストーリーは、前作以上に深いし、たくさんの苦悩が描かれていて、しっかりされてるし、家族の能力もすべて活かされているし、前作以上に見せ場がパワーアップされて、とても楽しめました!14年経っても完成度が高い!
ただ、今回の敵は前作の方が賢い。発明家なんだかしらないけど、動機の気持ちは分かるけど、考え方がアホだな~って思った。(^^;
声を務めた三浦友和さん、黒木瞳さん、綾瀬はるかさんが14年経っても全然違和感なし!(^^)
続編があるのかな~あったら嬉しい!\(^^)/
やけにリアルだったCGと音
海外実写映画に負けず劣らずリアルだった。CG映画独特の角が全く感じられずまるでCG加工したヒトが演じているようだった。うまく言えないがそれほど背景や動体の光の加減の調整が素晴らしかった。最近全く観ていない訳ではないけれども改めてディズニーのCG技術には驚かされました。
内容はMr.インクレディブルに代わってMrs.インクレディブルとその家族って感じだ。それにしても白人男、白人女、黒人が三人横一線に座らされている場面があるのだがどうもヒーローは人種関係なしってイメージを取り付けようとしているようにも感じる。MARVELに似たようなものがある。
赤ん坊のジャックジャックをダッシュが追いかけるが追い付けない、という場面は続編が出る際にダッシュのイメージを薄くしやしないかとも思った。どうにでもなる要素だろうけども。
……同時上映の肉まんの短編からはディズニーらしさがあまり感じられなかった。おばさんんの喜怒哀楽の表情がはっきりしていてなんか鳥肌がたった。ファンタジーを観にきたのにホラーを観せられた客の気分にもなった。びっくりしたがまあ内容はブラックユーモア的にアリでした。
ファミリー向けアニメ映画として非の打ち所がない!
笑いあり、感動あり、アクション山盛りで大興奮!の完璧な娯楽作品です。
脚本がよく練られていて、大人の鑑賞にも耐えうる作品になっていますし、話の筋がはっきりしていて分かりやすいので、子どもは夢中になって楽しめると思います。
夏休みということもあってか、劇場にはたくさんの子どもたちが来ていましたが、時折大きな笑いも起こっていて、終始とても良い雰囲気でした。
※以下、本編の内容に言及します。具体的に何が起こってどうなるかといった物語のあらすじや敵(ヴィラン)の正体など、直接のネタバレになるようなことは書きませんが、鑑賞前に何も情報を入れたくないという方は気を付けてください。
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物語は前作ラストの直後、アンダーマイナー戦から始まり、初っ端からアクション全開です。
中盤はイラスティガール(母親のヘレン)によるド派手なアクションパートと、父親のボブによる育児奮闘記パートが交互に描かれ、物語的にも映像的にもメリハリがあって、すごく楽しいです。
イラスティガールが伸び縮みする体を駆使して街中を飛びまわるアクションは、『スパイダーマン』や往年のスパイ映画を思わせ、本作の大きな見所の一つとなっています。
また、ヒーローとして活躍する妻を尻目に、家事と子どもの世話に追われ、しだいに憔悴していくボブの姿は、ある意味アクションシーン以上にハラハラして目が離せなくなります。ジャック・ジャック(赤ちゃん)の未知の能力に翻弄され、慌てふためくボブの姿は、本作最大の笑い所でしょう。
そしてもちろん終盤もアクションシーンが満載です。本作は前作と比べてアクションシーンの量が格段に増していて、その質もピクサーアニメ史上最高レベルだと思います。
本作では、家族の物語と並行して、ヒーローをめぐる物語が展開していきます。
「ヒーローの存在を認めるべきか否か」という問題については、これまでも数多くのアメコミ映画で議論がなされてきましたが、本作のヴィラン側が主張する「ヒーローの存在が人を弱くする」という考えには、一定の説得力があるように思います。
これに対するヒーロー側の主張が、作中ではっきりとセリフ等で示されることはありませんが、
物語の終盤、“これまで守られる立場であった子どもたちが大人たちの危機に駆けつけ、大人たちと同等に戦おうとするのではなく、自分たちにできること、自分たちが今すべきことを考えて行動する”──この姿こそが、ヴィラン側の主張へのアンサーになっているのではないかと思いました。
ここまで並行して語られてきた、家族の物語とヒーローの物語とが重なり合う、見事なクライマックスだと思います。
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