「ファミリー向けではあるものの」インクレディブル・ファミリー うにたん♪さんの映画レビュー(感想・評価)
ファミリー向けではあるものの
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ヒーローに守られる社会や、画面の向こうから安全に事象を見て、それを楽しむ事についてなど社会的な風刺も盛り込んでて、今回の悪役エヴリンが完全な悪役ではなく、「一理ある」と思ってしまう。
筋肉信奉、男性優位のアメリカ社会で女性ヒーローの活躍は面白いし、スーパーヒーローでも家庭の苦労は一般家庭と大差なくて、育児で不眠になるMr.インクレディブルも「妻任せ」から努力する姿は微笑ましい家族愛を見られる。
映画的に笑いを取る為にどうしても子どものハチャメチャ感は入れざるを得ないと思うが、息子ダッシュが好き勝手するシーンとか「いい加減にしろ!(笑)」と怒りたくなる。
ラストは大団円とはいかないけれど、ヒーロー活動が違法ではなくなり、如何にもな終わり方は満点とは思わないが納得の出来で、流石のディズニークオリティ。
吹き替えで観ると、イラスティガールが黒木瞳そのものに見えて仕方ないのは私だけか?
呼び集められたヒーローたちを見ていると、漫画のヒーローアカデミアとイメージがダブってしまう気がした。
エンディングのイラスティガールやインクレディブルのテーマ曲はなかなかカッコよかった(笑)
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